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公開番号2024018729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022122251
出願日2022-07-29
発明の名称携帯情報機器用スタンド
出願人第一工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20240201BHJP(計算;計数)
要約【課題】折り畳むことができるとともに、携帯情報機器の重みで変形することを防止できる、携帯情報機器用スタンドを提供する。
【解決手段】携帯情報機器用スタンド10は、携帯情報機器14を支持する支持体30と、脚体32と、ストッパー部40とを備える。支持体30は、下側支持体34と上側支持体36とを有する。脚体32、下側支持体34および上側支持体36は、回動接続部38a,38bで回動可能に接続される。ストッパー部40は、脚体32、下側支持体34および上側支持体36のそれぞれの回動を制限する。下側支持体34と脚体32とがなす「脚体接続角度」は、第1支持体当り部88と、第1脚体当り部94または第2脚体当り部96とによって、第1角度または第2角度に保持される。下側支持体34と上側支持体36とがなす「支持体接続角度」は、第2支持体当り部90と第3支持体当り部92とによって、180度に保持される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上方を向いた載置面に載置され、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の下側支持体と、
前記下側支持体の上方に前記下側支持体とつながって設けられ、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の上側支持体と、
前記載置面において前記下側支持体および前記上側支持体を後方から支持するワイヤーからなる線状の脚体と、
左右方向へ延びる回動軸部を有し、前記下側支持体の上端部と前記上側支持体の下端部とを前記回動軸部の周りで回動可能に接続する回動接続部と、
前記上側支持体および前記下側支持体の回動を制限するストッパー部とを備え、
前記ストッパー部は、前記回動軸部が挿通される貫通孔を有する板状の本体部と、前記本体部に設けられ、前記下側支持体と前記上側支持体とがなす支持体接続角度が180度のときに前記下側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第1支持体当り部と、前記本体部に設けられ、前記支持体接続角度が180度のときに前記上側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第2支持体当り部とを有する、携帯情報機器用スタンド。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
上方を向いた載置面に載置され、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の支持体と、
前記載置面において前記支持体を後方から支持するワイヤーからなる線状の脚体と、
左右方向へ延びる第1回動軸部を有し、前記支持体の一部と前記脚体の上端部とを前記第1回動軸部の周りで回動可能に接続する第1回動接続部と、
前記支持体および前記脚体の回動を制限する第1ストッパー部とを備え、
前記第1ストッパー部は、前記第1回動軸部が挿通される第1貫通孔を有する板状の第1本体部と、前記第1本体部に設けられ、前記支持体と前記脚体とがなす脚体接続角度が第1角度のときに前記支持体が当たることによって前記脚体接続角度が大きくなることを抑制する第1支持体当り部と、前記第1本体部に設けられ、前記脚体接続角度が前記第1角度のときに前記脚体が当たることによって前記脚体接続角度が大きくなることを抑制する第1脚体当り部とを有する、携帯情報機器用スタンド。
【請求項3】
上方を向いた載置面に載置され、前記支持体の下部を構成する下側支持体と、
前記下側支持体の上方に前記下側支持体とつながって設けられ、前記支持体の上部を構成する上側支持体と、
左右方向へ延びる第2回動軸部を有し、前記下側支持体の上端部と前記上側支持体の下端部とを前記第2回動軸部の周りで回動可能に接続する第2回動接続部と、
前記下側支持体および前記上側支持体の回動を制限する第2ストッパー部とを備え、
前記第2ストッパー部は、前記第2回動軸部が挿通される第2貫通孔を有する板状の第2本体部と、前記下側支持体と前記上側支持体とがなす支持体接続角度が180度のときに前記下側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第2支持体当り部と、前記支持体接続角度が180度のときに前記上側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第3支持体当り部とを有する、請求項2に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項4】
前記第1回動接続部および前記第2回動接続部は、前記下側支持体の上端部と前記上側支持体の下端部と前記脚体の上端部とを回動可能に接続する共通接続部として一体的に構成され、
前記第1ストッパー部および前記第2ストッパー部は、前記脚体接続角度および前記支持体接続角度を保持する共通ストッパー部として一体的に構成される、請求項3に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項5】
前記下側支持体、前記上側支持体および前記脚体のそれぞれの左右方向の両側に前記共通接続部が設けられるとともに、左右方向の一方側に前記共通ストッパー部が設けられる、請求項4に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項6】
前記第1回動接続部は、前記脚体接続角度を調整するための角度調整機構を有し、
前記第1ストッパー部は、前記脚体接続角度が前記第1角度よりも小さい第2角度のときに前記脚体が当たることによって前記脚体接続角度が大きくなることを抑制する第2脚体当り部を有する、請求項3または4に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項7】
前記脚体の長さは、前記下側支持体の長さよりも長く定められる、請求項6に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項8】
前記第1本体部には、前記第1回動軸部に対して平行方向から前記脚体を受け入れる第2凹部が設けられ、
前記第2脚体当り部は、前記第2凹部の内面で構成される、請求項6に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項9】
前記第1本体部には、前記第1回動軸部に対して平行方向から前記脚体を受け入れる第1凹部が前記第2凹部に並んで設けられ、
前記第1脚体当り部は、前記第1凹部の内面で構成される、請求項8に記載の携帯情報機器用スタンド。
【請求項10】
前記第1回動接続部は、前記第1回動軸部の一方端部に設けられた頭部と、前記第1回動軸部の外周面に設けられた雄ネジと、前記雄ネジに螺合される雌ネジを有する雌ネジ部材とを有し、
前記頭部および前記雌ネジ部材の一方には、使用者の手で掴まれる掴み部が形成され、
前記雄ネジと前記雌ネジとを螺合して前記支持体と前記脚体と前記第1ストッパー部とを締結したときの螺合部分の長さは、前記第2凹部の深さよりも長く定められる、請求項8または9に記載の携帯情報機器用スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タブレット端末や携帯電話などの携帯情報機器を机の上面に立てた状態で支持する、携帯情報機器用スタンドに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の携帯情報機器用スタンドの例が、特許文献1および非特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたタブレットスタンドは、1本の針金を曲げることによって形成されており、針金の両端部はU字状に曲げられている。タブレット端末を机の上面に立てて使用する際には、机の上面に載置されたタブレットスタンドにタブレット端末が前方から立て掛けられる。
【0003】
非特許文献1に開示されたマルチアングルスタンドは、下側支持体、上側支持体および脚体を、左右両側の接続部で互いに締結することによって構成されている。タブレット端末を机の上面に立てて使用する際には、机の上面に載置されたマルチアングルスタンドの下側支持体および上側支持体にタブレット端末が前方から立て掛けられる。このとき、下側支持体と上側支持体との接続角度は180度に定められ、上側支持体の上端部でタブレット端末が後方から受けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-049577号公報(図2)
【非特許文献】
【0005】
株式会社ホワイトナッツ,”マルチアングルスタンド”,[online],株式会社リクルート,ポンパレモール,[令和4年6月25日検索],インターネット <URL:https://store.ponparemall.com/whitenuts/goods/multi-angle-stand/>
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されたタブレットスタンドでは、1本の針金で形成されているため、折り畳むことができなかった。一方、非特許文献1に開示されたマルチアングルスタンドでは、各構成部材の接続角度を保持することが困難であり、タブレット端末の重みで接続角度が変わるおそれがあった。そして、最悪の場合には、マルチアングルスタンドが倒れて、タブレット端末が落下するおそれがあった。
【発明の概要】
【0007】
本発明は上記問題に対処するためになされたものであり、その目的は、折り畳むことができるとともに、携帯情報機器の重みで変形することを防止できる、携帯情報機器用スタンドを提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯情報機器用スタンドの特徴は、上方を向いた載置面に載置され、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の下側支持体と、前記下側支持体の上方に前記下側支持体とつながって設けられ、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の上側支持体と、前記載置面において前記下側支持体および前記上側支持体を後方から支持するワイヤーからなる線状の脚体と、左右方向へ延びる回動軸部を有し、前記下側支持体の上端部と前記上側支持体の下端部とを前記回動軸部の周りで回動可能に接続する回動接続部と、前記上側支持体および前記下側支持体の回動を制限するストッパー部とを備え、前記ストッパー部は、前記回動軸部が挿通される貫通孔を有する板状の本体部と、前記本体部に設けられ、前記下側支持体と前記上側支持体とがなす支持体接続角度が180度のときに前記下側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第1支持体当り部と、前記本体部に設けられ、前記支持体接続角度が180度のときに前記上側支持体が当たることによって前記支持体接続角度が大きくなることを抑制する第2支持体当り部とを有することにある。
【0009】
この構成では、下側支持体と上側支持体とが、回動接続部を介して回動可能に接続されるので、使用者は、下側支持体と上側支持体とを互いに重ね合わせるようにして折り畳むことができる。また、ストッパー部の第1支持体当り部および第2支持体当り部によって、支持体接続角度を180度で保持することが可能であり、携帯情報機器の重みで支持体接続角度が変わることを防止できる。つまり、携帯情報機器の重みで携帯情報機器用スタンドが変形することを防止できる。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯情報機器用スタンドの特徴は、上方を向いた載置面に載置され、携帯情報機器を傾斜した状態で後方から支持するワイヤーからなる線状の支持体と、前記載置面において前記支持体を後方から支持するワイヤーからなる線状の脚体と、左右方向へ延びる第1回動軸部を有し、前記支持体の一部と前記脚体の上端部とを前記第1回動軸部の周りで回動可能に接続する第1回動接続部と、前記支持体および前記脚体の回動を制限する第1ストッパー部とを備え、前記第1ストッパー部は、前記第1回動軸部が挿通される第1貫通孔を有する板状の第1本体部と、前記第1本体部に設けられ、前記支持体と前記脚体とがなす脚体接続角度が第1角度のときに前記支持体が当たることによって前記脚体接続角度が大きくなることを抑制する第1支持体当り部と、前記第1本体部に設けられ、前記脚体接続角度が前記第1角度のときに前記脚体が当たることによって前記脚体接続角度が大きくなることを抑制する第1脚体当り部とを有することにある。
(【0011】以降は省略されています)

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