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公開番号2024007611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022108786
出願日2022-07-06
発明の名称支持装置
出願人エヌパット株式会社
代理人個人
主分類E04B 9/00 20060101AFI20240112BHJP(建築物)
要約【課題】第2ビーム材をスライド移動させる際に第1ビーム材を撓ませることがなく、スムーズな移動を可能にし、地震発生時には空気調和機の振動を抑制できるようにする。
【解決手段】空気調和機100を天井空間に吊り下げた状態で支持する支持装置1は、空気調和機100の上面を横断するように配置され、両端部が空気調和機100の側面から外側に突出する第1ビーム材10と、第1ビーム材10に直交するように配置され、天井構造に接続される吊りボルト30の下端部を接続する接続部5を有する第2ビーム材20と、第1ビーム材10と第2ビーム材20とを相互に連結する連結部4と、を備える。第1ビーム材10は、両端部に空気調和機100を支持する支持ボルト7が接続され、支持ボルト7が締め付けられることにより空気調和機100の上面に密着固定される。連結部4は、第1ビーム材10の長手方向に沿って移動可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気調和機を天井空間に吊り下げた状態で支持する支持装置であって、
前記空気調和機の上面を横断するように配置され、両端部が前記空気調和機の側面から外側に突出する第1ビーム材と、
前記第1ビーム材に直交するように配置され、天井構造に接続される吊りボルトの下端部を接続する接続部を有する第2ビーム材と、
前記第1ビーム材と前記第2ビーム材とを相互に連結する連結部と、
を備え、
前記第1ビーム材は、前記両端部に前記空気調和機を支持する支持ボルトが接続され、前記支持ボルトが締め付けられることにより前記空気調和機の上面に密着固定され、
前記連結部は、前記第1ビーム材の長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする支持装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記接続部は、前記第2ビーム材の長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記接続部は、前記連結部による連結位置を超えて前記第2ビーム材の長手方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
【請求項4】
前記接続部は、前記吊りボルトを立設させた第1姿勢と、前記吊りボルトを傾倒させた第2姿勢とに姿勢変化可能であることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
【請求項5】
前記接続部は、前記吊りボルトを立設させた第1姿勢と、前記吊りボルトを傾倒させた第2姿勢とに姿勢変化可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載の支持装置。
【請求項6】
前記空気調和機は、前記第2ビーム材の長手方向に沿って空気調和機本体とチャンバとが相互に一体接続された構成であり、
前記第1ビーム材は、前記空気調和機本体の上面に密着固定され、
前記第2ビーム材は、一端が前記チャンバの端面よりも外側に延びたチャンバ支持部として構成され、
前記チャンバ支持部には、前記チャンバの端面を支持するチャンバ支持具が取り付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の支持装置。
【請求項7】
前記チャンバ支持部は、前記チャンバ支持具の取り付け高さ位置を調整可能であることを特徴とする請求項6に記載の支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機を天井空間に吊り下げた状態で支持する支持装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、天井空間において空気調和機を吊り下げた状態で支持する支持装置として、空気調和機の左右方向に沿って互いに平行に設置される一対の第1フレーム部材と、第1フレーム部材に対して直交する状態に配置される一対の第2フレーム部材とを井桁状に組み付けてフレーム枠体を形成し、そのフレーム枠体に支持ボルトを取り付け、フレーム枠体から垂下する支持ボルトによって空気調和機を支持する装置が知られている(特許文献1、2)。
【0003】
例えば、特許文献1の支持装置は、第1フレーム部材と第2フレーム部材との交点がボルトとナットによって固定されている。そのため、設置現場において、吊りボルトの設置間隔に合わせて一対の第2フレーム部材の間隔を調整しようとすると、ボルトとナットを取り外し、新たな交点となる位置にボルトを挿通するための孔を形成する必要があり、作業効率が著しく悪い。
【0004】
それに対し、特許文献2の支持装置は、吊りボルトの下端が接続される第2フレーム部材が第1フレーム部材の長手方向にスライド移動可能な構成となっている。そのため、特許文献2の支持装置によれば、特許文献1のようにボルトとナットを取り外す必要がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-165594号公報
特開2020-133363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2の支持装置は、第1フレーム部材が空気調和機の上面から浮いた状態で空気調和機に取り付けられているため、第2フレーム部材を第1フレーム部材の長手方向に沿ってスライド移動させようとすると、摩擦力によって第1フレーム部材が撓んでしまう。第1フレーム部材が撓むと摩擦力が更に大きくなってしまうため、第2フレーム部材をスムーズにスライド移動させることができない。そのため、第1フレーム部材に対して第2フレーム部材が交差する位置を調整しようとすると、依然として作業効率が悪いという問題がある。
【0007】
また、特許文献1,2の支持装置のように、フレーム枠体が空気調和機の上面から浮いていると、地震発生時には支持ボルトが振動してしまうため、フレーム枠体の振動幅よりも空気調和機の振動幅が大きくなり、空気調和機の内部機構や各種配管を破損させてしまうという問題もある。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、第2ビーム材を第1ビーム材に対してスライド移動させる際に第1ビーム材を撓ませることなく、スムーズな移動を可能にすると共に、地震発生時には空気調和機の振動を従来よりも抑制できるようにした支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、第1の解決手段は、空気調和機を天井空間に吊り下げた状態で支持する支持装置であって、前記空気調和機の上面を横断するように配置され、両端部が前記空気調和機の側面から外側に突出する第1ビーム材と、前記第1ビーム材に直交するように配置され、天井構造に接続される吊りボルトの下端部を接続する接続部を有する第2ビーム材と、前記第1ビーム材と前記第2ビーム材とを相互に連結する連結部と、を備え、前記第1ビーム材は、前記両端部に前記空気調和機を支持する支持ボルトが接続され、前記支持ボルトが締め付けられることにより前記空気調和機の上面に密着固定され、前記連結部は、前記第1ビーム材の長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする構成である。
【0010】
第2の解決手段は、第1の解決手段において、前記接続部は、前記第2ビーム材の長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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