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公開番号2023069840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021182008
出願日2021-11-08
発明の名称虚像表示装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20230511BHJP(光学)
要約【課題】二重像の発生、および輝度ムラの発生を抑制することができる虚像表示装置を提供する。
【解決手段】HUD装置100は、PGU10が二重像の発生が軽減される位置に位置決めされる。これによって二重像の発生を抑制することができる。さらに光源部21が輝度ムラの少ない位置に位置決めされる。これによって輝度ムラの発生を抑制することができる。PGU10の位置決めおよび光源部21の位置決めによって、二重像の発生、および輝度ムラの発生を抑制することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
投影部材(202)へ画像を投影することにより、視認者によって視認可能に前記画像を虚像表示する虚像表示装置(100)であって、
入射した光を前記投影部材に導く凹面鏡(12)と、
前記凹面鏡に対して前記画像の表示光を出射する出射部(10)と、
前記出射部を前記凹面鏡に対して変位させて、前記出射部を位置決めする第1駆動部(11)と、
前記第1駆動部による位置決めを制御する第1位置制御部(14)と、
前記出射部は、
光を出射する光源部(21)と、
前記光源部から出射された光を集光する集光部(22)と、
前記集光部が集光した光が入射し、入射した光を、前記画像を表示するための表示光に変換する表示部(23)と、
前記光源部を、前記集光部に対して変位させて、前記光源部を位置決めする第2駆動部(24)と、
前記第2駆動部による位置決めを制御する第2位置制御部(14)と、を含む虚像表示装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記凹面鏡を角変位させて前記投影部材における前記画像の投影位置を位置決めする第3駆動部(13)をさらに含み、
前記第1位置制御部は、前記第3駆動部による前記投影位置の位置決め後に、前記第1駆動部の位置決め制御を実施する請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項3】
前記集光部は、最も前記光源部側に設けられるコンデンサレンズ(31)を含み、
前記第2駆動部は、前記コンデンサレンズの入射面と前記光源部の出射面との距離を光軸に沿って変位させて、前記光源部を位置決めする請求項1または2に記載の虚像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、虚像を表示する虚像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両用表示装置としてヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置ということがある)が用いられることがある。HUD装置は、画像表示光を車両のウインドシールドに投射し、画像表示光に基づく虚像を車外の風景に重畳して表示する。ウインドシールドには車内側と車外側の二つの界面があるため、それぞれの界面にて反射して視認される画像表示光がずれて重畳され、二重像に見えてしまうことがある。
【0003】
このような二重像の発生を抑制するため、特許文献1に記載の虚像表示装置では、表示部と凹面鏡の間に凸レンズを挿入している。凸レンズを挿入することによって、メリディオナル(meridional)面内焦点に表示部を配置して、運転者に向かう2つの光路を一致させて、二重像の発生を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-15939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述の特許文献1に記載の虚像表示装置では、縦方向と横方向の光学倍率が大きく異なるので、表示部から凹面鏡が光を取り込む際の入射瞳が方向によって異なる。入射瞳が異なるので、輝度ムラが発生するおそれがある。
【0006】
そこで、開示される目的は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、二重像の発生、および輝度ムラの発生を抑制することができる虚像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
【0008】
ここに開示された虚像表示装置は、投影部材(202)へ画像を投影することにより、視認者によって視認可能に画像を虚像表示する虚像表示装置(100)であって、入射した光を投影部材に導く凹面鏡(12)と、凹面鏡に対して画像の表示光を出射する出射部(10)と、出射部を凹面鏡に対して変位させて、出射部を位置決めする第1駆動部(11)と、第1駆動部による位置決めを制御する第1位置制御部(14)と、出射部は、光を出射する光源部(21)と、光源部から出射された光を集光する集光部(22)と、集光部が集光した光が入射し、入射した光を、画像を表示するための表示光に変換する表示部(23)と、光源部を、集光部に対して変位させて、光源部を位置決めする第2駆動部(24)と、第2駆動部による位置決めを制御する第2位置制御部(14)と、を含む虚像表示装置である。
【0009】
このような虚像表示装置に従えば、出射部を二重像の発生が軽減される位置に位置決めすることができる。これによって二重像の発生を抑制することができる。さらに光源部を輝度ムラの少ない位置に位置決めすることができる。これによって輝度ムラの発生を抑制することができる。出射部の位置決めおよび光源部の位置決めによって、二重像の発生、および輝度ムラの発生を抑制することができる。
【0010】
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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