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公開番号2025178335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025153974,2021138408
出願日2025-09-17,2021-08-26
発明の名称システム及び接続機器
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H04N 23/65 20230101AFI20251128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電子機器の利便性を向上させることのできるシステム及び接続機器を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ1は、バッテリBaと、電源回路14と、電源管理部15と、を備え、バッテリBb、Bc及び通信部24を有するアクセサリ2が接続可能に構成されている。電源管理部15は、アクセサリ2が接続されている状態では、バッテリBaから通信部24に電力を供給し、且つ、バッテリBb又はバッテリBcから電源回路14に電力を供給する制御を行い、アクセサリ2が非接続の状態では、バッテリBaから電源回路14に電力を供給する制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一電池及び電源回路を有する電子機器と、第二電池及び第1回路を有する接続機器と、を備えるシステムであって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器との接続状況に応じて、前記第一電池と前記第二電池のうちの一方のみから前記第1回路に電力を供給する制御を行う、システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続されている場合は、前記第一電池のみから前記第1回路に電力を供給する制御を行う、システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のシステムであって、
前記第1回路は、外部機器と通信を行うための回路である、システム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記第二電池の電力供給能力が第一閾値以下になった状態においては、前記第一電池から前記電源回路に電力を供給する制御を行う、システム。
【請求項5】
請求項4に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記第二電池の電力供給能力が前記第一閾値以下になった状態においては、前記第一電池から前記第1回路への電力供給を停止し、且つ、前記第一電池から前記電源回路に電力を供給する制御を行う、システム。
【請求項6】
請求項4又は5に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記第二電池の電力供給能力が前記第一閾値以下になった状態においては、前記第一電池からの電力を前記接続機器内部の電力供給経路を介して前記電源回路に供給する制御を行う、システム。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記電子機器は、外部給電機器から電力を受けることが可能な受電部を更に備え、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記受電部が前記外部給電機器から電力の供給を受けている状態においては、前記外部給電機器から前記第1回路に電力を供給する制御を行う、システム。
【請求項8】
請求項7に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記受電部が前記外部給電機器から電力の供給を受けている状態においては、前記第一電池から前記第1回路への電力供給を停止し、且つ、前記外部給電機器から前記第1回路に電力を供給する制御を行う、システム。
【請求項9】
請求項8に記載のシステムであって、
前記プロセッサは、前記外部給電機器の電力供給能力が第二閾値以上である場合には、前記外部給電機器からの電力を、前記第1回路及び前記電源回路に分配して供給する制御を行う、システム。
【請求項10】
請求項1から6のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記電子機器は、外部給電機器から電力を受けることが可能な受電部を更に備え、
前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器が接続され、且つ、前記受電部が前記外部給電機器から電力の供給を受けている状態においては、前記外部給電機器から前記電源回路に電力を供給する制御を行う、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム及び接続機器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の動作モードのうちいずれかの動作モードを選択するためのモード選択スイッチと撮像装置側電池と電源スイッチを備える撮像装置に着脱自在な無線通信装置が記載されている。この無線通信装置は、外部機器に対して画像データの送受信処理を行う無線通信処理部と、電力を供給する無線装置側電池と、上記モード選択スイッチによりいずれの動作モードが選択されているかを判別する動作モード判定手段と、上記動作モード検出手段で判別した動作モードに応じて、上記無線通信装置側電池から上記無線通信処理部への電力の供給を停止する第一の電源制御手段とを備えている。
【0003】
特許文献2には、撮像機能を有する撮像装置本体と、上記撮像装置本体に着脱可能なストロボユニットと、を有してなる撮像装置が記載されている。上記撮像装置本体は、上記撮像装置本体と上記ストロボユニットとに電力を供給する撮像装置本体電源、を備える。上記ストロボユニットは、ストロボ発光を行うストロボ装置と、上記ストロボ装置の動作を制御する制御部と、上記ストロボ装置と上記制御部に電力を供給するストロボユニット電源部と、上記撮像装置本体への装着状態を判定する装着判定部と、を備える。上記装着判定部は、上記ストロボユニットが上記撮像装置本体に非装着状態であると判定した場合には、上記ストロボ装置と上記制御部とを上記ストロボユニット電源部の電力により動作させ、上記ストロボユニットが上記撮像装置本体に装着状態であると判定した場合には、上記ストロボ装置と上記制御部とを上記撮像装置本体電源の電力により動作させる。
【0004】
特許文献3には、接続機器を接続自在な電子機器が記載されている。この電子機器は、電子機器内の第1電池からの内部電力または外部電力を受け付け可能であり、上記内部電力よりも上記外部電力を優先して出力する第1給電部と、上記第1給電部への上記外部電力の給電経路と、上記接続機器に設けられ上記接続機器から上記電子機器に給電する第2給電部への上記外部電力の給電経路と、を接続する外部電力給電接続部と、上記第1給電部及び上記第2給電部のうち一方を上記電子機器の使用電力の供給元として選択する選択部と、を備える電子機器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-259383号公報
特開2014-016573号公報
特開2021-093911号公報
【発明の概要】
【0006】
本開示の技術に係る一つの実施形態のシステムは、第一電池及び電源回路を有する電子機器と、第二電池及び第1回路を有する接続機器と、を備えるシステムであって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、前記電子機器と前記接続機器との接続状況に応じて、前記第一電池と前記第二電池のうちの一方のみから前記第1回路に電力を供給する制御を行う、ものである。
【0007】
本開示の技術に係る一つの実施形態の接続機器は、第一電池及び電源回路を有する電子機器に接続可能に構成された接続機器であって、第二電池及び第1回路を備え、上記電子機器に接続されている状態では、上記第一電池から上記第1回路へ電力が供給され、且つ、上記第二電池から上記電源回路へ電力が供給される、ものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の電子機器及び接続機器の各々の一実施形態を含むカメラシステム100の概略構成を示す模式図である。
図1に示すデジタルカメラ1にアクセサリ2が接続された状態を示す図である。
図2の状態において、バッテリBbとバッテリBcのそれぞれの電力供給能力が閾値以下となった場合のカメラシステム100の動作を説明するための図である。
図3の状態において、USBコネクタ11に外部給電機器200が接続された場合のカメラシステム100の動作を説明するための図である。
図2の状態にてUSBコネクタ11に外部給電機器200が接続された場合のカメラシステム100の動作を説明するための図である。
図2の状態にてUSBコネクタ11に外部給電機器200が接続された場合のカメラシステム100の動作を説明するための図である。
図1に示すカメラシステム100の外観の一例を示す図である。
図7に示すカメラシステム100のアクセサリ2を正面側からみた斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明のシステムの一実施形態であるカメラシステム100の概略構成を示す模式図である。カメラシステム100は、電子機器を構成するデジタルカメラ1と、デジタルカメラ1に接続可能に構成された接続機器としてのアクセサリ2と、を備える。図2は、図1に示すデジタルカメラ1にアクセサリ2が接続された状態を示す図である。
【0010】
デジタルカメラ1は、図示省略の撮像素子と、この撮像素子の出力信号を処理して画像データを生成する画像処理回路等を含む撮像装置である。アクセサリ2は、リチウムイオン電池等の充電可能な二次電池により構成されるバッテリBb及びバッテリBcを有する、いわゆる外付けグリップである。
(【0011】以降は省略されています)

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