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公開番号
2025177467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084325
出願日
2024-05-23
発明の名称
情報提示装置及び方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
メタバース空間上のユーザに必要な情報(コンテンツ)を選択的にそのユーザに提示し得る情報提示装置及び方法を提案する。
【解決手段】
ユーザ及び他の関係者間で行われたコミュニケーションの履歴情報に基づいて、仮想空間内でユーザが過去に操作を行った地点又は範囲におけるユーザと各他の関係者との間の関係強度を他の関係者ごとにそれぞれ算出し、算出した関係強度に基づいて、仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録されたコンテンツとユーザとの関連度をコンテンツごとにそれぞれ算出し、算出したコンテンツごとの関連度に基づいて、関連度が大きい上位所定個又は上位所定割合のコンテンツを取得し、取得したコンテンツを選択的に仮想空間上でユーザに提示するようにした。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間にログインしたユーザに対して、当該仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録されたコンテンツを提示する情報提示装置において、
前記ユーザ及び他の関係者間で行われたコミュニケーションの履歴情報に基づいて、前記仮想空間内で前記ユーザが過去に操作を行った地点又は範囲における前記ユーザと各前記他の関係者との間の関係強度を前記他の関係者ごとにそれぞれ算出する関係強度算出部と、
算出された前記関係強度に基づいて、前記仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録された前記コンテンツと前記ユーザとの関連度を前記コンテンツごとにそれぞれ算出する関連度算出部と、
算出された前記コンテンツごとの前記関連度に基づいて、前記関連度が大きい上位所定個又は上位所定割合の前記コンテンツを取得し、取得した前記コンテンツを選択的に前記仮想空間上で前記ユーザに提示するコンテンツ取得部と
を備えることを特徴とする情報提示装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記関係強度算出部は、
前記ユーザの前記仮想空間上の移動履歴を表す移動履歴情報に基づいて前記コミュニケーションの履歴情報の抽出範囲を決定し、決定した前記抽出範囲内の前記コミュニケーションの履歴情報に基づいて前記関係強度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項3】
前記関連度算出部は、
前記コンテンツの前記関連度を、当該コンテンツを登録した前記他の関係者の前記関係強度、又は、前記他の関係者のうちの当該コンテンツの代表的な使用者の前記関係強度に基づいて算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
【請求項4】
前記関連度算出部は、
前記ユーザにより入力された前記コンテンツの抽出条件と、各前記コンテンツの概要を含むメタデータとに基づいて、前記コンテンツを登録した前記他の関係者の前記関係強度、又は、前記コンテンツの代表的な使用者である前記関係者の前記関係強度を補正するようにして、各前記コンテンツの前記関連度を算出する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報提示装置。
【請求項5】
前記関係強度算出部は、
前記コミュニケーションの履歴情報に含まれる当該コミュニケーションに関連する前記仮想空間上の地点を特定するための特徴を抽出し、
抽出した前記特徴に基づいて当該コミュニケーションに関連する前記仮想空間上の位置を特定し、
特定した位置の位置情報を当該コミュニケーションの履歴情報に追加する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項6】
前記関係強度算出部は、
前記ユーザを含む関係者全体の前記コミュニケーションの履歴情報に基づいて、ネットワーク分析により各前記関係者同士間の前記関係強度をそれぞれ算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項7】
前記関係強度算出部は、
前記仮想空間にログインしている前記ユーザからの質問に対して、登録された各前記コンテンツの内容に基づいて回答を生成し、当該ユーザに提示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項8】
仮想空間にログインしたユーザに対して、当該仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録されたコンテンツを提示する情報提示装置により実行される情報提示方法であって、
前記ユーザ及び他の関係者間で行われたコミュニケーションの履歴情報に基づいて、前記仮想空間内で前記ユーザが過去に操作を行った地点又は範囲における前記ユーザと各前記他の関係者との間の関係強度を前記他の関係者ごとにそれぞれ算出する第1のステップと、
算出した前記関係強度に基づいて、前記仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録された前記コンテンツと前記ユーザとの関連度を前記コンテンツごとにそれぞれ算出する第2のステップと、
算出した前記コンテンツごとの前記関連度に基づいて、前記関連度が大きい上位所定個又は上位所定割合の前記コンテンツを取得し、取得した前記コンテンツを選択的に前記仮想空間上で前記ユーザに提示する第3のステップと
を備えることを特徴とする情報提示方法。
【請求項9】
前記第1のステップにおいて、前記情報提示装置は、
前記ユーザの前記仮想空間上の移動履歴を表す移動履歴情報に基づいて前記コミュニケーションの履歴情報の抽出範囲を決定し、決定した前記抽出範囲内の前記コミュニケーションの履歴情報に基づいて前記関係強度を算出する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報提示方法。
【請求項10】
前記第2のステップにおいて、前記情報提示装置は、
前記コンテンツの前記関連度を、当該コンテンツを登録した前記他の関係者の前記関係強度、又は、前記他の関係者のうちの当該コンテンツの代表的な使用者の前記関係強度に基づいて算出する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報提示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は情報提示装置及び方法に関し、例えば、仮想空間上でユーザに情報を提示する情報抽出装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、仮想現実(VR:Virtual Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)及び混合現実(MR:Mixed Reality)などの様々な形態によって実現されるメタバース空間がゲームやエンターテインメント及び企業活動の中で使われるようになってきた。
【0003】
なお、ここでの「メタバース空間」とは、2次元又は3次元空間を移動できる空間情報を指す。以下においても同様である。このようなメタバース空間では、ユーザは他のユーザとコミュニケーションをとることや、メタバース空間内の各地点にそれぞれ紐付けられたコンテンツを取得することができる。
【0004】
なお、特許文献1には、ユーザが仮想空間内を探索して訪れた主コンテンツの特徴量をもとにユーザが注目する注目コンテンツの特徴量を特定し、その特徴量を選択基準に用いて、主コンテンツとは種類の異なる副コンテンツを関連コンテンツとして選択する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-52665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、現実空間の情報を反映したメタバース空間には、同一空間を使用する複数ユーザによってメタバース空間内の各地点にそれぞれ紐付けられた数多くの情報が存在し、メタバース空間内の地点ごとに関係者が変わる。
【0007】
このためユーザに対してメタバース空間内の各地点にそれぞれ紐付けられた情報をすべて提示した場合、そのユーザには関係のない不要な情報までもが提示されることとなる。このような場合、ユーザは提示された情報を取捨選択して必要な情報を抽出しなければならないが、このような作業は煩雑であり、また重要な情報を見落とすことにもつながるという問題があった。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、メタバース空間上のユーザに必要な情報(コンテンツ)を選択的にそのユーザに提示し得る情報提示装置及び方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決するため本発明においては、仮想空間にログインしたユーザに対して、当該仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録されたコンテンツを提示する情報提示装置において、前記ユーザ及び他の関係者間で行われたコミュニケーションの履歴情報に基づいて、前記仮想空間内で前記ユーザが過去に操作を行った地点又は範囲における前記ユーザと各前記他の関係者との間の関係強度を前記他の関係者ごとにそれぞれ算出する関係強度算出部と、算出された前記関係強度に基づいて、前記仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録された前記コンテンツと前記ユーザとの関連度を前記コンテンツごとにそれぞれ算出する関連度算出部と、算出された前記コンテンツごとの前記関連度に基づいて、前記関連度が大きい上位所定個又は上位所定割合の前記コンテンツを取得し、取得した前記コンテンツを選択的に前記仮想空間上で前記ユーザに提示するコンテンツ取得部とを設けるようにした。
【0010】
また本発明においては、仮想空間にログインしたユーザに対して、当該仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録されたコンテンツを提示する情報提示装置により実行される情報提示方法であって、前記ユーザ及び他の関係者間で行われたコミュニケーションの履歴情報に基づいて、前記仮想空間内で前記ユーザが過去に操作を行った地点又は範囲における前記ユーザと各前記他の関係者との間の関係強度を前記他の関係者ごとにそれぞれ算出する第1のステップと、算出した前記関係強度に基づいて、前記仮想空間上の各地点にそれぞれ紐付けられて登録された前記コンテンツと前記ユーザとの関連度を前記コンテンツごとにそれぞれ算出する第2のステップと、算出した前記コンテンツごとの前記関連度に基づいて、前記関連度が大きい上位所定個又は上位所定割合の前記コンテンツを取得し、取得した前記コンテンツを選択的に前記仮想空間上で前記ユーザに提示する第3のステップとを設けるようにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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