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公開番号
2025176982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083425
出願日
2024-05-22
発明の名称
遊星歯車装置
出願人
株式会社豊田中央研究所
,
日野自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
F16H
1/36 20060101AFI20251128BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】遊星歯車装置においてプラネタリピニオンの歯面の面圧を低減すると共に、装置の大形化を抑制する。
【解決手段】遊星歯車装置10は、共通の軸線Aの周りに回転可能な第1サンギヤ12、第2サンギヤ14およびキャリヤ16を備える。キャリヤ16は、第1サンギヤ12とかみ合う第1ピニオン24と、第2サンギヤ14とかみ合う第2ピニオン26とを回転可能に支持している。第1ピニオン24と第2ピニオン26は、周方向に交互に配列され、第1ピニオン24は隣接する2つの第2ピニオン26とかみ合い、第2ピニオン26は隣接する2つの第1ピニオン24とかみ合っている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
共通軸線周りに回転可能な、第1ギヤと、第2ギヤと、プラネタリピニオンを回転可能に支持するプラネタリキャリヤとを備えた遊星歯車装置であって、
前記プラネタリピニオンは、前記共通軸線を中心軸線とする第1公転軌道上に配列されて前記第1ギヤとかみ合う第1ピニオンと、前記共通軸線を中心軸線とする第2公転軌道上に配列され前記第2ギヤとかみ合う第2ピニオンと、を含み、
前記第1ピニオンと前記第2ピニオンが周方向において交互に配列され、前記第1ピニオンのそれぞれが隣接する2つの前記第2ピニオンとかみ合い、前記第2ピニオンのそれぞれが隣接する2つの前記第1ピニオンとかみ合う、
遊星歯車装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の遊星歯車装置であって、前記第1ギヤが第1サンギヤであり、前記第2ギヤが第2サンギヤである、遊星歯車装置。
【請求項3】
請求項2に記載の遊星歯車装置であって、前記共通軸線周りに回動可能であって、前記第1ピニオンと第2ピニオンのいずれか一方とかみ合うリングギヤをさらに備える、遊星歯車装置。
【請求項4】
請求項1に記載の遊星歯車装置であって、前記第1ギヤがサンギヤであり、前記第2ギヤがリングギヤである、遊星歯車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊星歯車装置、特にその構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
サンギヤと、サンギヤと同軸配置された内歯のリングギヤと、サンギヤおよびリングギヤとかみ合うプラネタリピニオンを回転可能に支持し、サンギヤと同軸配置されたプラネタリキャリヤを備える遊星歯車装置が知られている。以下において、プラネタリピニオンをピニオンと記し、プラネタリキャリヤをキャリヤと記す。典型的には、1つのピニオンがサンギヤとリングギヤの両者とかみ合うが、互いにかみ合う2個のピニオンを備え、一方のピニオンがサンギヤに、他方のピニオンがリングギヤにかみ合うダブルピニオン形式の遊星歯車装置も知られている。ダブルピニオン形式の遊星歯車装置においては、リングギヤをサンギヤに替えた、つまり2つのサンギヤを備えた遊星歯車装置も知られている。
【0003】
下記特許文献1の図9には、サンギヤ(12)にかみ合う第1ピニオン(62)と、リングギヤ(16)にかみ合う第2ピニオン(64)を備え、第1ピニオン(62)が2つの第2ピニオン(64)とかみ合っている遊星歯車装置(60)が示されている。なお、上記の括弧内の符号は、下記特許文献1において用いられている符号であり、本願の実施形態の説明で用いられる符号とは関連しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-76156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の遊星歯車装置は、1個の第1ピニオンに対して2個の第2ピニオンがかみ合っているため、かみ合い箇所が増加し、ピニオン間のギヤ歯面の面圧を低減させることができる。一方、第2ピニオンの数が第1ピニオンの2倍と多くなり、装置が大きくなる傾向がある。
【0006】
本発明は、ギヤ歯面の面圧を低減させつつ、遊星歯車装置を小形とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る遊星歯車装置は、共通軸線周りに回転可能な、第1ギヤと、第2ギヤと、プラネタリピニオンを回転可能に支持するプラネタリキャリヤとを備える。プラネタリピニオンは、共通軸線を中心軸線とする第1公転軌道上に配列されて第1ギヤとかみ合う第1ピニオンと、共通軸線を中心軸線とする第2公転軌道上に配列され第2ギヤとかみ合う第2ピニオンとを含む。第1ピニオンと第2ピニオンが周方向において交互に配列され、第1ピニオンのそれぞれが隣接する2つの第2ピニオンとかみ合い、第2ピニオンのそれぞれが隣接する2つの第1ピニオンとかみ合う。
【0008】
第1および第2ピニオンのそれぞれが、隣接する2つの第1ピニオンまたは第2ピニオンにかみ合うことで、各ピニオンの歯面に加わる面圧を低減することができる。また、第1ピニオンと第2ピニオンを同数とすることができ、装置の大形化が抑制される。
【0009】
第1ギヤが公転軌道上に配列された第1ピニオンの内側に位置する第1サンギヤであってよく、第2ギヤを公転軌道上に配列された第2ピニオンの内側に位置する第2サンギヤであってよい。さらに、これら2つのサンギヤに加え、共通軸線周りに回動可能であって、第1ピニオンと第2ピニオンのいずれか一方とかみ合うリングギヤを備えてよい。
【0010】
また、第1ギヤが公転軌道上に配列された第1ピニオンの内側に位置するサンギヤであってよく、第2ギヤを公転軌道上に配列された第2ピニオンの外側に位置するリングギヤであってよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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