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公開番号
2025170493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075099
出願日
2024-05-07
発明の名称
粉末化粧料
出願人
株式会社日本色材工業研究所
代理人
主分類
A61K
8/29 20060101AFI20251112BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】マットな仕上がりと、良好な感触を有する粉末化粧料。
【解決手段】(a)イライトを5~70質量%と、及び
(b)酸化チタン
を含み、タルクを実質的に含まない粉末化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)イライトを5~70質量%と、及び(b)酸化チタンを含み、タルクを実質的に含まない粉末化粧料。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記(b)酸化チタンを1~25質量%の範囲内で含む、請求項1に記載の粉末化粧料。
【請求項3】
さらに、(c)球状粉体を0.5~15質量%の範囲内で含む、請求項2に記載の粉末化粧料。
【請求項4】
さらに、(d)金属石鹸粉体を2~20質量%の範囲内で含む、請求項2に記載の粉末化粧料。
【請求項5】
乾式成形された、請求項1に記載の固形粉末化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タルクを含有しない粉末化粧料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、凹凸形状に富んだタルクは安価であるといった利点と、固形粉末化粧料の場合は成型性や耐衝撃性を向上させることから、好んで固形粉末化粧料の基材として用いられてきた。近年ではアスベスト混入の懸念などからタルクを配合しない「タルクフリー」の粉末化粧料が求められている。しかし、タルクに類似する板状粉体としてはマイカ、セリサイト、合成金雲母等が一般的に知られているが、これらはいずれも不自然なツヤが生じやすく、更には固形粉末化粧料の場合は成型性、耐衝撃性の低下といった課題があり、タルクの代替成分として十分ではなかった。
【0003】
これらの問題を解決するために、特許文献1には、次の成分(a)少なくとも1つのバター処理粉末、(b)少なくとも1つの球状粉末、(c)少なくとも1つのバターを含有することを特徴とするプレストパウダー化粧料が、開示されている。また、特許文献2には、(a)窒化ホウ素を5~55重量%、(b)光輝性顔料を40~90質量%、(c)油剤を5~40質量%含有することを特徴とする粉末固型化粧料が、開示されている。
【0004】
一方、特許文献3には、次の成分、平均粒子径が15μm以下の雲母(A)及び平均粒子径10μm以上の雲母(B)を含有し、タルクを含まない粉末固形粉末化粧料が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2022-532440号公報
特開2000-186012号公報
国際公開第2022/085589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載されている技術は、バター処理粉末及びバターを配合しているため、バターの独特なしっとりとした重めの感触が強くなるため、パウダリー感が消失してしまうという懸念があった。また、特許文献2に記載されている技術は、光沢感の強い窒化ホウ素を多く配合しているため、不自然な仕上がりとなる懸念があった。さらに、特許文献3に記載されている技術についても、耐衝撃性や感触の柔らかさ、自然な仕上がりついては検討されているものの、雲母特有のツヤ感が生じ、マットな仕上がりを望む消費者のニーズを満たすものではなかった。そこで、タルクを含まずとも、マットで自然な仕上がりで、固形状に成型する場合は耐衝撃性が損なわれず、感触も柔らかいままである粉末化粧料が望まれていた。
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載されている技術は、バター処理粉末及びバターを配合しているため、バターの独特なしっとりとした重めの感触が強くなるため、パウダリー感が消失してしまうという懸念があった。また、特許文献2に記載されている技術は、光沢感の強い窒化ホウ素を多く配合しているため、不自然な仕上がりとなる懸念があった。さらに、特許文献3に記載されている技術についても、耐衝撃性や感触の柔らかさ、自然な仕上がりついては検討されているものの、雲母特有のツヤ感が生じ、マットな仕上がりを望む消費者のニーズを満たすものではなかった。そこで、タルクを含まずとも、マットで自然な仕上がりで、固形状に成型する場合は耐衝撃性が損なわれず、感触も柔らかいままである粉末化粧料が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明者は鋭意検討を行った結果、イライトと酸化チタンを組合せることによって、タルクを含まずとも、マットで自然な仕上がりで、固形状に成型する場合は耐衝撃性を維持しつつも、柔らかい使用感である粉末化粧料を得ることができる事を見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明は、一実施形態によれば、(a)イライトを5~70質量%と、及び(b)酸化チタンを含み、タルクを実質的に含まない粉末化粧料に関する。
【0010】
前記粉末化粧料において、前記成分(b)酸化チタンを1~25質量%の範囲内で含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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