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公開番号
2025168108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024073246
出願日
2024-04-26
発明の名称
撥水剤組成物、撥水性繊維製品の製造方法、及び撥水性繊維製品
出願人
日華化学株式会社
,
ダウ・東レ株式会社
代理人
弁理士法人センダ国際特許事務所
主分類
D06M
15/643 20060101AFI20251030BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】撥水性、耐久撥水性、耐水圧、耐久耐水圧、耐摩耗性、耐久耐摩耗性及び風合いに優れた撥水性繊維製品を得ることができる撥水剤組成物、それを用いた撥水性繊維製品の製造方法、及びそれを用いた撥水性繊維製品を提供する。
【解決手段】アミノ変性シリコーンと、シリコーンレジンと、アルキルポリシロキサンとを含有し、前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーンの配合量100質量部に対して1,000~5,000質量部であり、かつ前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーンの及び前記アルキルポリシロキサンの合計配合量100質量部に対して60~130質量部である、撥水剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アミノ変性シリコーンと、シリコーンレジンと、アルキルポリシロキサンとを含有し、前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーンの配合量100質量部に対して1,000~5,000質量部であり、かつ前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーン及び前記アルキルポリシロキサンの合計配合量100質量部に対して60~130質量部の範囲である、撥水剤組成物。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記アミノ変性シリコーンの官能基当量が、100~20,000g/molである、請求項1に記載の撥水剤組成物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の撥水剤組成物を含む処理液で繊維を処理する工程を備える、撥水性繊維製品の製造方法。
【請求項4】
繊維と、前記繊維に付着した、請求項1又は2に記載の撥水剤組成物とを有する、撥水性繊維製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撥水剤組成物、撥水性繊維製品の製造方法、及び撥水性繊維製品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、フッ素基を有するフッ素系撥水剤が知られており、かかるフッ素系撥水剤で繊維製品等を処理することにより、その表面に撥水性が付与された繊維製品が知られている。このようなフッ素系撥水剤は、一般に、フルオロアルキル基を有する単量体(モノマー)を重合、若しくは共重合させることにより製造される。フッ素系撥水剤で処理された繊維製品は優れた撥水性を発揮するものの、フルオロアルキル基を有する単量体は難分解性であるため、環境面において問題がある。
【0003】
そこで、近年、下記特許文献1及び2に提案されているような、フッ素を含まない(すなわち非フッ素系である)シリコーン系撥水剤について研究が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-226946号公報
国際公開第2019/131456号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、撥水性繊維製品は、アウトドア用途で使用されることが多くなり、当該撥水性繊維製品には、従来より高い耐水圧及び耐摩耗性が求められるようになってきている。しかし、上記特許文献1及び2記載の撥水剤においては、特に、耐水圧及び耐摩耗性並びにこれらの耐久性において改良の余地があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撥水性、耐久撥水性、耐水圧、耐久耐水圧、耐摩耗性、耐久耐摩耗性及び風合いに優れた撥水性繊維製品を得ることができる撥水剤組成物、それを用いた撥水性繊維製品の製造方法、及びそれを用いた撥水性繊維製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、特定のシリコーン化合物とシリコーンレジンとアルキルポリシロキサンとを組み合わせ、シリコーンレジンの量と特定のシリコーン化合物の量との質量比、並びに、シリコーンレジンの量と、特定のシリコーン化合物及びアルキルポリシロキサンの合計量との質量比を調整することにより、撥水性及び耐久撥水性、耐水圧及び耐久耐水圧、並びに耐摩耗性及び耐久耐摩耗性が高く、かつ柔らかな風合いを有する繊維製品が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させるに至った。
【0008】
本発明の一態様は、アミノ変性シリコーンと、シリコーンレジンと、アルキルポリシロキサンとを含有し、前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーンの配合量100質量部に対して1,000~5,000質量部であり、かつ前記シリコーンレジンの配合量が、前記アミノ変性シリコーン及び前記アルキルポリシロキサンの合計配合量100質量部に対して60~130質量部である、撥水剤組成物を提供する。
【0009】
本発明の一態様に係る撥水剤組成物によれば、撥水性、耐久撥水性、耐水圧、耐久耐水圧、耐摩耗性、耐久耐摩耗性及び風合いに優れた撥水性繊維製品を得ることができる。
【0010】
撥水性、耐久撥水性、風合い及び縫目滑脱性の観点から、上記アミノ変性シリコーンの官能基当量は、100~20,000g/molであってよい。ここで、アミノ変性シリコーンの官能基当量とは、窒素原子1molあたりのアミノ変性シリコーンの分子量を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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