TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025166340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070281
出願日2024-04-24
発明の名称ユニバーサルジョイント
出願人合同会社ICグロー
代理人
主分類F16D 3/26 20060101AFI20251029BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】不等速運動の発生を抑制するユニバーサルジョイントを提供する。
【解決手段】本発明は、入力軸と出力軸の動力伝達軸の間に入って回転動力を伝達する仲介役をカルダンジョイントの十字軸ではなく、いずれ側の動力伝達軸側にも固定されていないフリー状態の振り子部を仲介役にしたことで、動力伝達軸からの動力の伝達の内で本来の回転動力だけを伝達できる様にしたものである。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
動力伝達軸である入力軸 と 出力軸の対向する両方の先端の其々に振り子部受留部を設けて、
其々の該振り子部受留部にスライド壁面から成るスライドスペースを設けて、
入力軸 と 出力軸の両側の前記振り子部受留部の前記スライドスペース内のスライド壁面に接しながら揺動する振り子部をスライド自在のフリー状態で設けて、
振り子の様に揺動する該振り子部は、
前記入力軸 と出力軸の中心線上が交わる位置を中心点にして揺動することになるが、
前記振り子部の揺動の中心となる前記中心点にかかる部分を該振り子部の振り子部基部の部分になる振り子部中間部にして、
該振り子部中間部から両側に振り子部分を伸ばして設けて、
両側の該振り子部分の其々の両面を動力伝達の為の接触面のスライド接触面として設けて、
該スライド接触面を前記入力軸向き側と前記出力軸向き側とで異なる側の両面にして、
即ち周囲を四角柱様の四面構成からなる前記振り子部中間部から両側方向に前記振り子部分として伸ばした前記スライド接触面を構成する裏表の両面を
前記四面の内の二面の向かい合う前記両面を前記入力軸側と出力軸側とで異なる側の両面とするとともに、
前記入力軸 と 出力軸の両方の前記動力伝達軸に設けた前記振り子部受留具同士も前記スライド移動スペースを構成する前記スライド壁面部の向きを90度の異なる向きで相対して自己側向きの前記振り子部分を其々前記スライド移動スペース内にスライド自在に収納して受け留られる様にして前記動力伝達軸の回転力を前記スライド壁面部と前記振り子部分の接触面で接しながら動力伝達する様にした
ことを特徴としたユニバーサルジョイント
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記振り子部の前記振り子部中間部分から両側に伸ばして設けた前記振り子部分に振り子部分スライド壁面から成る振り子部スライドスペースを設けて、
動力伝達軸である前記入力軸 と 出力軸の対向する両方の先端の其々に設けた前記振り子部受留部の動力伝達軸取付け筒部から先の先端側部を棒状の棒状振り子部受留部分にして、
該棒状振り子部受留部分の両面側を動力伝達の為の接触面である振り子部受留部スライド接触面として設けて、
該棒状振り子部受留部分を前記振り子部スライドスペース内に挿入して前記振り子部分スライド壁面に前記振り子部受留部スライド接触面が接しながら回転して回転動力伝達を行う様にした
ことを特徴としたユニバーサルジョイント
【請求項3】
請求項1及び請求項2において、
前記入力軸 と 出力軸を屈折自在で更に回転自在に連結させる内側が空洞で球体形のワイングラス様の大小の二個の球体カップを向い合せて嵌め込んで球体形にして回転自在に合体させた球カップ合体型自在継手の内側の球カップ空間内に
請求項1又は請求項2の前記ユニバーサルジョイントを前記球カップ空間内の前記入力軸 と 出力軸の軸棒に連結固定して、
前記入力軸 と 出力軸との先端同士の距離及び中心線上が交わる位置を常に前記カップ内で保ちながら前記ユニバーサルジョイントによる回転動力の伝達が出来る様にした
ことを特徴としたユニバーサルジョイント

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニバーサルジョイントに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
入力軸 と 出力軸の動力伝達軸を屈折させてジョイントするユニバーサルジヨイントでは、
一個の十字軸と二個のジョイントヨークとの構成からなるカルダンジョイントがある。
該カルダンジョイントでは不等速運動と言う問題があるが、該カルダンジョイントをダブルに連装して不等速運動を打ち消す方法も採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2022-138596
特開2018-184981
特開2009-168190
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、不等速運動を抑制できるユニバーサルジヨイントにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
不等速運動の大きな原因であるカルダンジョイントの十字軸を用いない構成のジョイントヨークにすることとして、
【0006】
本発明の請求項1は、
動力伝達軸51である入力軸 と 出力軸の対向する両方の先端の其々に振り子部受留部75を設けて、
其々の該振り子部受留部75にスライド壁面部76から成るスライド移動スペース79を設けて、
入力軸 と 出力軸の両側の前記振り子部受留部75の前記スライド移動スペース79のスライド壁面部76に接しながら揺動する振り子部70をスライド自在のフリー状態で設けて、
振り子の様に揺動する該振り子部70は、
前記入力軸 と出力軸の中心線上が交わる位置を中心点にして自転して揺動することになるが、
前記振り子部の揺動の中心となる前記中心点にかかる部分を該振り子部70の振り子部基部の部分になる振り子部中間部分72にして、
該振り子部中間部分72から両側に振り子部分71を伸ばして設けて、
両側の該振り子部分71の其々の両面を動力伝達の為の接触面のスライド接触面として設けて、
【0007】
該スライド接触面を前記入力軸向き側と前記出力軸向き側とで異なる側の両面にして、
即ち周囲を四角柱様の四面構成からなる前記振り子部中間部分72から両側方向に前記振り子部分71として伸ばした前記スライド接触面を構成す裏表の両面を
前記四面の内の二面の向かい合う前記両面を前記入力軸側と出力軸側とで異なる側の両面とするとともに、
前記入力軸 と 出力軸の両方の前記動力伝達軸51に設けた前記振り子部受留部75同士も前記スライド移動スペース79を構成する前記スライド壁面部76の向きを90度の異なる向きで相対して自己側向きの前記振り子部分71を其々前記スライド移動スペース79内にスライド自在に収納して受け留られる様にして前記動力伝達軸51の回転力を前記スライド壁面部76と前記振り子部分71の接触面で接しながら動力伝達する様にした
ことを特徴としたユニバーサルジョイント
【0008】
これは、 入力軸 と出力軸の中心線上が交わる位置を、
該入力軸 と出力軸のいずれの側の動力伝達軸51に固定されていないフリーな単独部品状態にした前記振り子部70の左右対称的に両側に伸ばした振り子部分72間を振り子運動の基点である中間位置にして、
左右対称的な左右の該振り子部分72であるが

前記入力軸 と 出力軸の動力伝達軸51の何れにも設けた前記振り子部受留部75の前記スライド壁面部76に接触してスライドする前記振り子部分71の両面のスライド面の位置は左右対称的な左右の前記振り子部分71で90度異なる側の両面としていて、
【0009】
また、フリー状態の単独部品の振り子部70であるが、
動力伝達による前記振り子部70の回転時には、該振り子部70の前記中間位置を回転及び振り子運動の中心点として該振り子部70自体の自転力で留まって、前記振り子部受留部75の前記スライド壁面部のライド移動スペース79内で留められて前記振り子部受留部75とともに回転して揺動することになる。
【0010】
動力伝達時の振り子部分71回転のプロセスとして、図11の様に前記入力軸 と 出力軸の両側の動力伝達軸51の左側が水平で右側が斜め下側から伸ばして動力伝達の連結をさせる場合で


左側の振り子部受留部75のスライド壁面部76の面部が縦向きの場合で、
右側の振り子部受留部75のスライド壁面部76の面部が横向きの構図の場合では、
左側の振り子部分71は左斜め上方向に向かっていて、スライド面も縦向きになり、
右側の振り子部分71は右斜め下方向に向かっていて、スライド面も横向きの構図になって回転して、
更なる回転により交互に左右の振り子部分71が上下方向に振れながら回転して動力伝達を行うことになる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
留め具
1か月前
個人
鍋虫ねじ
2か月前
個人
ホース保持具
7か月前
個人
回転伝達機構
3か月前
個人
紛体用仕切弁
2か月前
個人
差動歯車用歯形
4か月前
個人
ジョイント
1か月前
個人
給排気装置
1か月前
個人
ナット
11日前
株式会社不二工機
電磁弁
4か月前
個人
ナット
1か月前
個人
地震の揺れ回避装置
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
6か月前
個人
吐出量監視装置
2か月前
兼工業株式会社
バルブ
12日前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
4か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
柿沼金属精機株式会社
分岐管
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
株式会社タカギ
水栓装置
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
6か月前
株式会社不二工機
電動弁
1か月前
アズビル株式会社
回転弁
1か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
5か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
6か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
6か月前
株式会社奥村組
制振機構
1か月前
株式会社奥村組
制振機構
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
6か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
6か月前
日東電工株式会社
断熱材
7か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
25日前
続きを見る