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公開番号
2025164781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025127644,2024045070
出願日
2025-07-30,2019-09-12
発明の名称
ビデオエンコーダ、ビデオデコーダ、および対応する方法
出願人
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20251023BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】例えば、ビデオデコーダによって実施されるコーディングされたビデオビットストリームを復号する方法に関し得る。
【解決手段】コーディングされたビデオビットストリームは、例えば、複数の参照ピクチャエントリを各々含む複数の参照ピクチャリスト構造を含む。方法は、複数の参照ピクチャエントリからの短期参照ピクチャエントリと関連付けられるデルタピクチャ順序カウント(POC)の絶対値の符号値を指定するフラグを構文解析するステップと、短期参照ピクチャエントリと関連付けられるデルタPOCの絶対値を構文解析するステップと、デルタPOCの絶対値の符号値およびデルタPOCの絶対値に基づいて参照ピクチャリストを生成するステップと、再構築されたブロックを生成するために参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを含んでもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオデコーダによって実施されるコーディングされたビデオビットストリームを復号する方法であって、前記コーディングされたビデオビットストリームが、複数の参照ピクチャエントリを各々含む複数の参照ピクチャリスト構造を備え、
前記コーディングされたビデオビットストリームから、前記複数の参照ピクチャエントリからの短期参照ピクチャエントリと関連付けられるデルタピクチャ順序カウント(POC)の絶対値の符号値を指定するフラグを構文解析するステップと、
前記コーディングされたビデオビットストリームから、前記短期参照ピクチャエントリと関連付けられる前記デルタPOCの前記絶対値を構文解析するステップと、
前記デルタPOCの前記絶対値の前記符号値および前記デルタPOCの前記絶対値に基づいて参照ピクチャリストを生成するステップと、
再構築されたブロックを生成するために前記参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを備える、方法。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記フラグが、前記複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の前記符号値が同じであることを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記フラグが、前記複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の前記符号値が正であることを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記フラグが、前記複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の前記符号値が負であることを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記フラグがall_rpl_entries_same_sign_flagと指定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記フラグがシーケンスパラメータセット(SPS)においてシグナリングされる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記フラグおよび前記参照ピクチャリスト構造が同じパラメータセットにおいてシグナリングされる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記フラグが1に等しいとき、対応する参照ピクチャリスト構造の中のすべてのエントリの前記符号値が、前記参照ピクチャリスト構造においてシグナリングされる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記フラグが0に等しいとき、前記符号値が、参照ピクチャリスト構造の中の前記短期参照ピクチャエントリと関連付けられる各エントリのためにシグナリングされる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記デルタPOCの前記絶対値が、符号なし整数0次指数ゴロム符号化に基づいて復号される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本特許出願は、2018年9月12日に出願された「Bit Count Reduction for Reference Picture Management Based on Reference Picture Lists in Video Coding」という表題のFnu Hendry他による米国仮特許出願第62/730,172号、および2019年5月15日に出願された「Bit Count Reduction for Reference Picture Management Based on Reference Picture Lists in Video Coding」という表題のFnu Hendry他による米国仮特許出願第62/848,147号の利益を主張し、これらの各々が参照によって本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
全般に、本開示は、ビデオコーディングにおける参照ピクチャ管理に対するシグナリング効率の改善のための技法を説明する。より具体的には、本開示は、参照ピクチャリストの構築および参照ピクチャリストに直接基づく参照ピクチャのマーキングのための、改善されたシグナリングのための技法を説明する。
【背景技術】
【0003】
比較的短いビデオであってもそれを描画するために必要なビデオデータの量は相当なものであることがあり、このことは、限られた帯域幅容量でデータがストリーミングされるとき、または通信ネットワークを介して別様に通信されるときに、困難さをもたらし得る。したがって、ビデオデータは一般に、現代の遠隔通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。メモリリソースは限られていることがあるので、ビデオが記憶デバイスに記憶されるときにも、ビデオのサイズは問題となり得る。ビデオ圧縮デバイスはしばしば、送信または記憶の前にビデオデータをコーディングするためにソースにおけるソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用し、それにより、デジタルビデオ画像を表現するために必要なデータの量を減らす。次いで、圧縮されたデータが、ビデオデータを復号するビデオ展開デバイスによってデスティネーションにおいて受信される。限られたネットワークリソースと、より高品質なビデオの増え続ける需要により、画像品質をほとんどまたはまったく犠牲にすることなく圧縮比を高める、改善された圧縮および展開技法が望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様は、ビデオデコーダによって実施されるコーディングされたビデオビットストリームを復号する方法に関し、コーディングされたビデオビットストリームは、複数の参照ピクチャエントリを各々含む複数の参照ピクチャリスト構造を備える。方法は、コーディングされたビデオビットストリームから、複数の参照ピクチャエントリからの短期参照ピクチャエントリと関連付けられるデルタピクチャ順序カウント(POC)の絶対値の符号値を指定するフラグを構文解析するステップと、コーディングされたビデオビットストリームから、短期参照ピクチャエントリと関連付けられるデルタPOCの絶対値を構文解析するステップと、デルタPOCの絶対値の符号値およびデルタPOCの絶対値に基づいて参照ピクチャリストを生成するステップと、再構築されたブロックを生成するために参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを備える。
【0005】
方法は、コーディングプロセスを簡単にしてより効率的にする技法を提供する。符号値と絶対値を別々にシグナリングすることによって、ビデオコーディングにおけるコーダ/デコーダ(「コーデック」としても知られている)は、現在のコーデックと比較して改善される(たとえば、使用するビットが少なくなる、必要な帯域幅が少なくなる、より効率的であるなど)。現実問題として、改善されたビデオコーディングプロセスは、ビデオが送信されるとき、受信されるとき、および/または見られるときに、より良いユーザ体験をユーザに提供する。
【0006】
第1の態様自体による方法の第1の実装形態では、フラグは、複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の符号値が同じであることを示す。
【0007】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第2の実装形態では、フラグは、複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の符号値が正であることを示す。
【0008】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第3の実装形態では、フラグは、複数の参照ピクチャリスト構造のうちの対応する1つの中のすべてのデルタPOC値の符号値が負であることを示す。
【0009】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第4の実装形態では、フラグはall_rpl_entries_same_sign_flagと指定される。
【0010】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第5の実装形態では、フラグはシーケンスパラメータセット(SPS)においてシグナリングされる。
(【0011】以降は省略されています)
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