TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025162614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024065877
出願日
2024-04-16
発明の名称
集塵機及び、ろ布の損傷状態認定方法
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01D
46/42 20060101AFI20251021BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】 ろ布の損傷状態を容易に認定することが可能な集塵機等を提供する。
【解決手段】
ろ布によって空気に含まれている塵を除去する集塵機である。集塵機は、前記空気が供給される供給部及び、前記空気を排出する排出部を有する集塵室と、前記集塵室において前記供給部及び、前記排出部の間に配されかつ、前記ろ布が設置される設置部と、前記供給部及び、前記設置部の間に設けられかつ、前記集塵室にスモークを供給するスモーク供給部と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ろ布によって空気に含まれている塵を除去する集塵機であって、
前記空気が供給される供給部及び、前記空気を排出する排出部を有する集塵室と、
前記集塵室において前記供給部及び、前記排出部の間に配されかつ、前記ろ布が設置される設置部と、
前記供給部及び、前記設置部の間に設けられかつ、前記集塵室にスモークを供給するスモーク供給部と、を有する、集塵機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記供給部は、前記集塵室に流入する前記空気の量を調整する調整部を有する、請求項1に記載の集塵機。
【請求項3】
前記ろ布の目は、前記スモーク供給部から供給される前記スモークが透過しない粗さで形成される、請求項1に記載の集塵機。
【請求項4】
前記ろ布の目は、前記スモーク供給部から供給される前記スモークが透過しない粗さで形成される、請求項2に記載の集塵機。
【請求項5】
前記排出部側に配される前記ろ布の面が撮像された撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記ろ布の損傷状態の基準となる基準データを取得する基準データ取得部と、
前記撮像データ及び、前記基準データに基づいて、前記ろ布の損傷状態に関する損傷状態情報を生成する損傷状態情報生成部と、を含む損傷認定装置を有する、請求項1に記載の集塵機。
【請求項6】
前記排出部側に配される前記ろ布の面が撮像された撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記ろ布の損傷状態の基準となる基準データを取得する基準データ取得部と、
前記撮像データ及び、前記基準データに基づいて、前記ろ布の損傷状態に関する損傷状態情報を生成する損傷状態情報生成部と、を含む損傷認定装置を有する、請求項2に記載の集塵機。
【請求項7】
前記排出部側に配される前記ろ布の面が撮像された撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記ろ布の損傷状態の基準となる基準データを取得する基準データ取得部と、
前記撮像データ及び、前記基準データに基づいて、前記ろ布の損傷状態に関する損傷状態情報を生成する損傷状態情報生成部と、を含む損傷認定装置を有する、請求項3に記載の集塵機。
【請求項8】
前記排出部側に配される前記ろ布の面が撮像された撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記ろ布の損傷状態の基準となる基準データを取得する基準データ取得部と、
前記撮像データ及び、前記基準データに基づいて、前記ろ布の損傷状態に関する損傷状態情報を生成する損傷状態情報生成部と、を含む損傷認定装置を有する、請求項4に記載の集塵機。
【請求項9】
前記スモークは、前記ろ布とは異なる色に着色されている、請求項1に記載の集塵機。
【請求項10】
請求項1~9のいずれかに記載の集塵機を用いた、ろ布の損傷状態を認定する損傷状態認定方法であって、
前記集塵室にスモークを供給するスモーク供給工程と、
前記排出部側に配される前記ろ布の面における、前記スモークの透過態様に基づいて、前記ろ布の損傷状態を認定する損傷状態認定工程と、を有する、損傷状態認定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ろ布によって空気に含まれている塵等を除去する集塵機及び、ろ布の損傷状態認定方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
集塵機は、空気に含まれている塵等をろ布によって除去する。ろ布に破れ等の損傷が存在すると、塵等を含む可視煙が外部に排出される。可視煙は、環境に影響を及ぼす恐れがあるため、ろ布の損傷状態を確認することが行われている。
【0003】
ろ布の損傷状態の確認は、例えば、作業者の目視によって行われている。目視による確認は、例えば、ろ布やその周囲に塵等が堆積されているか、塵等が流出された形跡が生じているか等によって行われている。
【0004】
また、ろ布の損傷状態の確認は、ろ布に付着した塵等の濃度を測定することよって行われている。例えば、特許文献1には、パルス状に噴射された空気をろ布に吹付け、その直後のダスト濃度を測定することにより、ろ布の損傷状態の確認することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-130566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
目視によるろ布の損傷状態の確認は、作業環境が狭く作業者が低姿勢で確認しなければならないため、作業者にかかる負荷が高い問題がある。また、確認結果の精度は、作業者の経験により大きく異なる。このため、作業者によって確認結果にバラつきが生じる問題がある。
【0007】
また、特許文献1に記載の方法では、一の方向に配列された複数のろ布に対して空気を噴射して、塵等の濃度が測定される。塵等の濃度は、当該一の方向に配列された複数のろ布ごとに行われる。したがって、ろ布の損傷に相当する濃度が測定されたとしても、損傷を有するろ布を特定するためには、作業者が目視によって確認しなければならない問題がある。また、塵等の濃度を測定するための濃度測定器を、集塵機毎に設置する必要があるため、初期投資が高額となる問題がある。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ろ布の損傷状態を容易に認定することが可能な集塵機等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は以下の特徴を有する。
[1]
ろ布によって空気に含まれている塵を除去する集塵機であって、
前記空気が供給される供給部及び、前記空気を排出する排出部を有する集塵室と、
前記集塵室において前記供給部及び、前記排出部の間に配されかつ、前記ろ布が設置される設置部と、
前記供給部及び、前記設置部の間に設けられかつ、前記集塵室にスモークを供給するスモーク供給部と、を有する、集塵機。
[2]
前記供給部は、前記集塵室に流入する前記空気の量を調整する調整部を有する、[1]に記載の集塵機。
[3]
前記ろ布の目は、前記スモーク供給部から供給される前記スモークが透過しない粗さで形成される、[1]又は[2]に記載の集塵機。
[4]
前記排出部側に配される前記ろ布の面が撮像された撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記ろ布の損傷状態の基準となる基準データを取得する基準データ取得部と、
前記撮像データ及び、前記基準データに基づいて、前記ろ布の損傷状態に関する損傷状態情報を生成する損傷状態情報生成部と、を含む損傷認定装置を有する、[1]~[3]のいずれかに記載の集塵機。
[5]
前記スモークは、前記ろ布とは異なる色に着色されている、[1]~[4]のいずれかに記載の集塵機。
[6]
[1]~[5]のいずれかに記載の集塵機を用いた、前記ろ布の損傷状態を認定するろ布の損傷状態認定方法であって、
前記集塵室にスモークを供給するスモーク供給工程と、
前記排出部側に配される前記ろ布の面における、前記スモークの透過態様に基づいて、前記ろ布の損傷状態を認定する損傷状態認定工程と、を有する、ろ布の損傷状態認定方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の集塵機等によれば、集塵室に空気を供給する供給部及び、集塵室においてろ布が設置される設置部の間に設けられかつ、集塵室にスモークを供給するスモーク供給部を有する。スモーク供給部から供給されたスモークは、集塵室に充満する。前記排出部側に配される前記ろ布の面は、ろ布の損傷状態に応じてスモークの透過態様が異なる。すなわち、当該ろ布の面におけるスモークの透過態様に応じて、容易にろ布の損傷状態を認定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社西部技研
除湿装置
19日前
株式会社日本触媒
ドロー溶質
13日前
ユニチカ株式会社
複合中空糸膜
1か月前
東レ株式会社
中空糸膜モジュール
1か月前
サンノプコ株式会社
消泡剤
11日前
東レ株式会社
遠心ポッティング方法
5日前
個人
気液混合装置
11日前
大和ハウス工業株式会社
反応装置
26日前
ヤマシンフィルタ株式会社
フィルタ装置
1か月前
松岡紙業 株式会社
油吸着体の製造方法
13日前
株式会社フクハラ
圧縮空気圧回路ユニット
11日前
大陽日酸株式会社
CO2の回収方法
28日前
富士電機株式会社
ガス処理システム
8日前
本田技研工業株式会社
ガス回収装置
28日前
株式会社明電舎
成膜装置
8日前
日本化薬株式会社
直鎖ブテン製造用触媒及びその使用
5日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
21日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
26日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
26日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
26日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
26日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
28日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
26日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
26日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
26日前
東京応化工業株式会社
ろ過処理方法、及び多孔質膜
26日前
株式会社プロテリアル
触媒複合物および触媒前駆体複合物
27日前
Planet Savers株式会社
気体濃縮装置
28日前
日東電工株式会社
吸着材
1か月前
三浦工業株式会社
撹拌装置
8日前
いであ株式会社
PFAS除去用バイオ炭の製造方法
今日
個人
フッ化炭素糸物にフッ素をコーティングした浄水手段
11日前
続きを見る
他の特許を見る