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公開番号
2025162467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065802
出願日
2024-04-15
発明の名称
タイヤ及びタイヤの製造方法
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60C
5/01 20060101AFI20251020BHJP(車両一般)
要約
【課題】樹脂製のタイヤ骨格部材を有するタイヤにおいて、生産性を向上させる。
【解決手段】タイヤは、ビード部12と、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部14と、前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部16と、を有する樹脂製のタイヤ骨格部材と、前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置されるトレッド34と、を備え、前記クラウン部は、1本又は複数本の補強コードが樹脂被覆されたベルト層28と、前記ベルト層よりも幅が広く前記ベルト層のタイヤ径方向内側に配置された樹脂フィルム37と、を含み、前記樹脂フィルムの内周面が前記クラウン部の内周面を構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ビード部と、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部と、前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部と、を有する樹脂製のタイヤ骨格部材と、
前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置されるトレッドと、
を備え、
前記クラウン部は、1本又は複数本の補強コードが樹脂被覆されたベルト層と、前記ベルト層よりも幅が広く前記ベルト層のタイヤ径方向内側に配置された樹脂フィルムと、を含み、
前記樹脂フィルムの内周面が前記クラウン部の内周面を構成する、タイヤ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
ベルト層と樹脂フィルムが溶着されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記ベルト層は、1本又は複数本の前記補強コードを樹脂被覆した被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記クラウン部は、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置された樹脂層を含む、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記樹脂層と前記トレッドとが接合されている、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ベルト層と前記樹脂層とが溶着されている、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記ベルト層を構成する樹脂と、前記樹脂層を構成する樹脂が同種の樹脂である、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記樹脂層は樹脂のみで構成されている、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項9】
樹脂フィルムの外周面に1本又は複数本の補強コードが樹脂被覆されたベルトを配置する工程と、
タイヤ成形型によって形成されるキャビティに、前記樹脂フィルム上に配置されたベルトと加硫済み又は半加硫状態のトレッドとを互いの間に隙間が形成されるようにセットする工程と、
前記キャビティに溶融樹脂を射出して、ビード部と、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部と、前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部と、を有するタイヤ骨格部材を成形する工程と、
を備えるタイヤの製造方法。
【請求項10】
前記キャビティに対して前記トレッドのタイヤ幅方向両外側から前記溶融樹脂を射出する、請求項9に記載のタイヤの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤ及びタイヤの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、樹脂製のタイヤ骨格部材を有するタイヤが開示されている。このタイヤ骨格部材におけるクラウン部のタイヤ径方向外側には、補強コードを樹脂被覆した樹脂被覆コードを備えるベルト層と、ゴムトレッドとが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014-129380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示されたタイヤは、タイヤ骨格部材を形成した後に、クラウン部のタイヤ径方向外側にベルト層を配設しており、生産性の観点で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、樹脂製のタイヤ骨格部材を有するタイヤにおいて、生産性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様のタイヤは、ビード部と、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部と、前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部と、を有する樹脂製のタイヤ骨格部材と、前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置されるトレッドと、を備え、前記クラウン部は、1本又は複数本の補強コードが樹脂被覆されたベルト層と、前記ベルト層よりも幅が広く前記ベルト層のタイヤ径方向内側に配置された樹脂フィルムと、を含み、前記樹脂フィルムの内周面が前記クラウン部の内周面を構成する。
【0007】
第1態様のタイヤでは、ベルト層及び樹脂フィルムがタイヤ骨格部材のクラウン部に含まれ且つベルト層のタイヤ径方向内側に配置された樹脂フィルムの内周面がクラウン部の内周面を構成する。上記タイヤは、樹脂製のタイヤ骨格部材の成形時に、樹脂フィルムの内周面がクラウン部の内周面を構成するようにベルト層及び樹脂フィルムを配置した状態でクラウン部を形成することができるタイヤである。したがって、上記タイヤは、タイヤ骨格部材の成形時にクラウン部にベルト層が配設されるため、タイヤ骨格部材を形成した後にクラウン部のタイヤ径方向外側にベルト層を配設するタイヤと比べて、生産性が向上する。
【0008】
本開示の第2態様のタイヤは、第1態様のタイヤにおいて、ベルト層と樹脂フィルムが溶着されている。
【0009】
第2態様のタイヤでは、ベルト層と樹脂フィルムとが溶着されていることから、ベルト層と樹脂フィルムとの接合強度が高く、クラウン部の剛性が向上する。
【0010】
本開示の第3態様のタイヤは、第1態様又は第2態様のタイヤにおいて、前記ベルト層は、1本又は複数本の前記補強コードを樹脂被覆した被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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