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公開番号2025156624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025134892,2023577226
出願日2025-08-13,2022-06-02
発明の名称浄水器
出願人コーウェイ株式会社,COWAY CO.,LTD.
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類C02F 1/44 20230101AFI20251002BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】フィルター部材が洗浄できる浄水器を提供する。
【解決手段】浄水器は、原水が流入する流入部と、流入部を介して流入した原水を濾過して第1濾過水を提供する第1濾過部と、第1濾過水を再濾過して第2濾過水を提供する第2濾過部と、第1濾過水を吐出する第1吐出部と、第2濾過水を吐出する第2吐出部とを含むフィルター部材、原水を貯蔵する原水貯蔵部、原水、第1濾過水及び第2濾過水が流れる通路を提供するフローチャネル、フローチャネルにおける原水、第1濾過水及び第2濾過水の流れを調整するために選択的に開閉される1つ又は複数の弁モジュールを含む弁部、第1吐出部から吐出される第1濾過水と第2吐出部から吐出される第2濾過水とを殺菌する殺菌モジュール及び複数の流動モードに基づき弁モジュールの開閉を制御し殺菌モジュールを制御するコントローラを含み、複数の流動モードは、原水貯蔵部の原水を殺菌する原水殺菌モードを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
原水が流入する流入部と、前記流入部を介して流入した前記原水を濾過して第1濾過水を提供するための第1濾過部と、前記第1濾過水を再濾過して第2濾過水を提供するための第2濾過部と、前記第1濾過水を吐出するための第1吐出部と、前記第2濾過水を吐出するための第2吐出部とを含むフィルター部材、
前記原水を貯蔵する原水貯蔵部、
前記原水、前記第1濾過水、および前記第2濾過水が流れる通路を提供するフローチャネル、
前記フローチャネルにおける前記原水、前記第1濾過水、および前記第2濾過水の流れを調整するために選択的に開閉される1つまたは複数の弁モジュールを含む弁部、
前記第1吐出部から吐出される前記第1濾過水と前記第2吐出部から吐出される前記第2濾過水とを殺菌するための殺菌モジュール、及び
複数の流動モードに基づいて前記弁モジュールの開閉を制御し前記殺菌モジュールを制御するコントローラを含み、
前記複数の流動モードは、前記原水貯蔵部の原水を殺菌するための原水殺菌モードを含み、
前記コントローラは、
前記原水殺菌モードで前記原水貯蔵部から排出された前記原水が前記流入部を介して第1濾過部に流入し、前記第1吐出部から吐出される前記第1濾過水が前記殺菌モジュールを経由して前記原水貯蔵部に流動するように前記1つ以上の弁モジュールを開閉し、
前記殺菌モジュールは、前記原水殺菌モードで、前記第1濾過水を殺菌する、浄水器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の流動モードは、前記フィルター部材を洗浄するためのフィルター洗浄モードを含み、
前記コントローラは、
前記フィルター洗浄モードで、前記原水貯蔵部から排出された前記原水が前記流入部に流入され、前記第2吐出部から吐出される前記第2濾過水が前記原水貯蔵部に向かって流れるように、前記1つ以上の弁モジュールを開閉し、
前記殺菌モジュールは、前記フィルター洗浄モードで、前記第2濾過水を殺菌することを特徴とする請求項1に記載の浄水器。
【請求項3】
前記原水を前記流入部に加圧するためのポンプユニットをさらに含み、
前記ポンプユニットは、
前記原水殺菌モードで、前記原水が前記流入部を介して前記第1濾過部に流れるように所定の第1加圧力で前記原水を加圧し、
前記フィルター洗浄モードにおいて、前記原水が前記流入部を介して前記第1濾過部を透過し、前記第2濾過部に流れるように、所定の第2加圧力で前記原水を加圧し、
前記第2加圧力は、前記第1加圧力より大きいことを特徴とする請求項2に記載の浄水器。
【請求項4】
前記フローチャネルは、
前記原水貯蔵部と前記流入部に接続され、前記原水貯蔵部と前記流入部との間で前記原水が流れるための通路を提供するフィルター流入流路、及び
前記第1吐出部と前記原水貯蔵部に接続され、前記第1吐出部から吐出された前記第1濾過水が前記原水貯蔵部に流動するための通路を提供する循環流路を含み、
前記殺菌モジュールは、前記循環流路に設けることを特徴とする請求項1に記載の浄水器。
【請求項5】
前記フローチャネルは、
前記循環流路に合流し、前記第2吐出部から吐出された前記第2濾過水が流動するための通路を提供する流動流路をさらに含み、
前記流動流路と前記循環流路とが合流する部分は、前記循環流路上で前記第1吐出部と前記殺菌モジュールとの間に位置し、
前記流動流路を流れる第2濾過水は、前記循環流路を介して前記原水貯蔵部に流れることを特徴とする請求項4に記載の浄水器。
【請求項6】
前記第1濾過部は、ナノトラップフィルターや静電フィルターを含み、
前記第2濾過部は、カーボンフィルターを含むことを特徴とする請求項1に記載の浄水器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、浄水器は、上水道などの原水供給源から原水を供給してもらい、内部に設けられているフィルターで浄水に濾過した後、浄水を使用者に提供する装置である。また、浄水は浄水器によって所定温度以下に冷却された冷水、または所定温度以上に加熱された温水で使用者に提供されることができる。
【0003】
このような従来の浄水器には、原水を貯蔵する原水タンク、原水を濾過するフィルターとしてROフィルター(Reverse Osmosis filter(逆浸透フィルター))及びROフィルターで濾過された浄水を貯蔵する貯蔵タンクを含むことができる。ROフィルターは、原水が流入されることができる非濾過部と、原水を濾過することができる逆浸透膜と、逆浸透膜で濾過された浄水が収容される濾過部とを含むことができる。言い換えれば、原水の一部は逆浸透膜で濾過されて浄水となり濾過部に収容され、濾過されなかった残りは不純物を含む濃縮水となり非濾過部に収容されることができる。
【0004】
一方、浄水器は通常水道管と接続して使用されるのが一般的であるが、水道管との接続が困難な場合や浄水器の持ち運びが必要な場合、原水を貯蔵する給水タンクを備え、水道管との接続が不要な非設置型(install-free)浄水器が使用される。換言すれば、このような非設置型浄水器は、水道管から原水が直接供給されず、給水タンクから原水が供給される。また、原水が給水タンクに溜まっている時間が長くなるほど、原水はさらに汚染される可能性があるという問題がある。
【0005】
これに関連して、本出願人の韓国公開特許第10-2016-0005319号「生活用水のリサイクルが可能な浄水器」(特許文献1)には、原水及び生活用水を貯蔵する給水タンク、原水を濾過し、生活用水を排出する逆浸透フィルター部及び逆浸透フィルター部で濾過された浄水を貯蔵する浄水タンクを含む浄水器が開示されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1の給水タンクの原水は、浄水タンクの水位が低くなり、浄水を補充する必要がある場合にのみ、逆浸透フィルター部で浄水に濾過されて浄水タンクに供給されるため、給水タンクの原水及び浄水タンクの浄水が別に循環しない。すなわち、原水および浄水は、浄水タンクの水位が長時間維持される場合、給水タンクおよび浄水タンクに長時間溜まった状態で貯蔵されるため、汚染される可能性があるという問題がある。
【0007】
さらに、特許文献1の生活用水は不純物が含まれており、生活用水が給水タンクに流入する場合、給水タンクの原水をさらに汚染する可能性があるという問題点がある。
【0008】
なお、本出願人の韓国公開特許第10-2013-0077383号「浄水器」(特許文献2)には、逆浸透圧を通じて水を浄化するフィルター部、フィルター部を通過した浄水を貯蔵するメインタンク及び浄化される水を供給し、フィルター部から排出された生活用水が貯蔵される給水タンクを含む浄水器が開示されている。
【0009】
しかし、特許文献2の給水タンクの水は、メインタンクの浄水補充が必要な場合にのみ、逆浸透フィルター部で濾過されて浄水としてメインタンクに供給されるため、給水タンクの水及び浄水タンクの浄水が別途循環されない。言い換えれば、水と浄水は、メインタンクの浄水補給が不要な場合、給水タンクとメインタンクに長時間溜まった状態で貯蔵されるため、汚染される可能性があるという問題がある。
【0010】
さらに、特許文献2の生活用水は不純物が含まれており、生活用水が給水タンクに流入する場合、給水タンクの原水をさらに汚染する可能性があるという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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