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公開番号
2025154708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057856
出願日
2024-03-29
発明の名称
三角表示板
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
7/00 20060101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】人間が車両の外で作業できない場合でも設置できる三角表示板を提供する。
【解決手段】三角表示板1は第1表示部材10と第2表示部材20と第3表示部材30と弾性部材50と係止部材60とを備える。弾性部材50は第1表示部材10と第2表示部材20との非接続端が回動方向に離れるように弾性力を作用させる。第3表示部材30は第1表示部材10と第2表示部材20とが回動方向に離れたときに第1表示部材10及び第2表示部材20とともに三角形の3辺を形成する。係止部材60は三角表示板1が折りたたまれた状態において第1表示部材10と第2表示部材20との非接続端が弾性力で回動方向に離れることを妨げるように取り付けられる。係止部材60が外れることによって第1表示部材10と第2表示部材20とが離れるように回動して三角表示板1が展開される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される三角表示板であって、
三角形の3辺のそれぞれに対応する、第1表示部材、第2表示部材及び第3表示部材と、
前記第1表示部材と前記第2表示部材との間に弾性力を作用させる弾性部材と、
前記弾性部材の弾性力によって前記第1表示部材と前記第2表示部材とが互いに動かないように前記第1表示部材と前記第2表示部材とを係止する係止部材と
を備え、
前記第1表示部材及び前記第2表示部材は、互いに回動可能に接続される接続端と、前記接続端の反対側の非接続端とを有する板状の部材であり、
前記弾性部材は、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れるように弾性力を作用させ、
前記第3表示部材は、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端に接続され、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れたときに、前記第1表示部材及び前記第2表示部材とともに三角形の3辺を形成し、
前記係止部材は、前記三角表示板が折りたたまれた状態において、前記第1表示部材と前記第2表示部材とを係止して前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れることを妨げるように取り付けられており、
前記係止部材が外れることによって、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が離れるように回動して前記三角表示板が展開された状態になる、
三角表示板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、三角表示板に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、リアスポイラーの上でスライドして拡がることで表示される三角表示板が知られている。また、特許文献2に記載されるように、二つの支持部材及び接続部材によって構成され、接続部材が各支持部材と重なり合うように折りたたまれる三角表示板が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-48186号公報
実用新案登録第3202422号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2に記載の三角表示板は、いずれも手動で展開する必要がある。運転者がいない場合、又は、運転者が車外に出ることが危険な場合でも、三角表示板を設置することが求められる。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、人間が車両の外で作業できない場合でも三角表示板を設置できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る三角表示板は、車両に搭載される。前記三角表示板は、三角形の3辺のそれぞれに対応する、第1表示部材、第2表示部材及び第3表示部材と、前記第1表示部材と前記第2表示部材との間に弾性力を作用させる弾性部材と、前記弾性部材の弾性力によって前記第1表示部材と前記第2表示部材とが互いに動かないように前記第1表示部材と前記第2表示部材とを係止する係止部材とを備える。前記第1表示部材及び前記第2表示部材は、互いに回動可能に接続される接続端と、前記接続端の反対側の非接続端とを有する板状の部材である。前記弾性部材は、前記第1表示部材及び前記第2板状部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れるように弾性力を作用させる。前記第3表示部材は、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端に接続され、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れたときに、前記第1表示部材及び前記第2表示部材とともに三角形の3辺を形成する。前記係止部材は、前記三角表示板が折りたたまれた状態において、前記第1表示部材と前記第2表示部材とを係止して前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が回動方向に離れることを妨げるように取り付けられている。前記係止部材が外れることによって、前記第1表示部材及び前記第2表示部材のそれぞれの非接続端が離れるように回動して前記三角表示板が展開された状態になる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態に係る三角表示板によれば、人間が車両の外で作業できない場合でも三角表示板を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る三角表示板が折り畳まれた状態の構成例を示す模式図である。
本開示に係る三角表示板が展開した状態の構成例を示す模式図である。
四面体の構造を有する三角表示板の構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示されるように、本開示の一実施形態に係る三角表示板1は、第1表示部材10と、第2表示部材20と、第3表示部材30と、弾性部材50と、係止部材60とを備える。第1表示部材10及び第2表示部材20は、板状の部材である。第3表示部材30は、可撓性を有する部材、又は、折り畳み可能な部材である。
【0010】
第1表示部材10は、第1端11と第2端12とを有する。第2表示部材20は、第3端21と第4端22とを有する。第1表示部材10の第1端11と第2表示部材20の第3端21とは、回動部52によって互いに回動可能に接続されている。第1端11及び第3端21は、接続端とも称される。第1表示部材10の第2端12及び第2表示部材20の第4端22は、接続端の反対側の端であり、非接続端とも称される。第3表示部材30の両端は、第1表示部材10及び第2表示部材20の非接続端に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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