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公開番号
2025153182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024055519
出願日
2024-03-29
発明の名称
リフォーム用金属容器及び蓋嵌合型金属容器の製造法
出願人
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人愛宕綜合特許事務所
主分類
B65D
8/20 20060101AFI20251002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】種々の大きさの蓋に適用し得るように口部径の変更が容易なリフォーム用金属容器を提供する。
【解決手段】蓋嵌合型金属容器の製造に使用されるリフォーム用金属容器10であって、下端が閉じられている筒状胴部1を備え、該胴部1の上端には、外方に拡がった形状のリフォーム用カール部9が形成されており、側断面図において、リフォーム用カール部9の径方向幅Wと軸方向長さHとは、W>H または W<H を満足するように設定されていることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
蓋嵌合型金属容器の製造に使用されるリフォーム用金属容器であって、下端が閉じられている筒状胴部を備え、該胴部の上端には、外方に拡がった形状のリフォーム用カール部が形成されていることを特徴とするリフォーム用金属容器。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
側断面図において、前記リフォーム用カール部の径方向幅Wと軸方向長さHとは、下記式:
W>H (1a)
または
W<H (1b)
を満足するように設定されている請求項1に記載のリフォーム用金属容器。
【請求項3】
前記径方向幅Wと軸方向長さHとの差(|W-H|)が、0.1~7mmの範囲にある請求項2に記載のリフォーム用金属容器。
【請求項4】
前記リフォーム用カール部は、前記筒状胴部の外面と接触しないように延びている請求項1~3の何れかに記載のリフォーム用金属容器。
【請求項5】
前記リフォーム用カール部の径方向幅Wと軸方向長さHとは、前記式(1a)を満足するように設定されている請求項2~4の何れかに記載のリフォーム用金属容器。
【請求項6】
前記リフォーム用カール部の径方向幅Wを含む前記胴部上端の外径Dは、リフォームされた金属容器に篏合固定しようとする蓋の嵌合部内径dよりも小さい請求項5に記載のリフォーム用金属容器。
【請求項7】
請求項1に記載のリフォーム用金属容器を用意し、
前記リフォーム用金属容器のリフォーム用カール部の径方向幅Wを、蓋を被せられるように縮径、または、拡径することを特徴とする蓋嵌合型金属容器の製造法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋を嵌合固定して使用される蓋篏合型金属容器に関するものであり、より詳細には、蓋篏合型金属容器の製造に用いるリフォーム用金属容器並びに該リフォーム用金属容器を用いて蓋篏合型金属容器を製造する方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、金属の成形加工(打ち抜き、絞り加工さらにはしごき加工)によって得られる金属容器は、例えば、飲料などの液体を充填し、これに蓋を装着して販売される用途に広く適用される。
【0003】
上記のような金属容器に蓋を装着する場合、一般的には、蓋を金属容器の口部に篏合する手法が採用される。螺子係合を利用して蓋を装着する場合には、容器の口部外面や蓋のスカート内面のそれぞれに螺条を成形しなければならないが、篏合する場合には、螺条を成形するような面倒な手段は必要が無く、金属容器の口部の大きさに応じて、蓋の径を篏合し得るような大きさに設定すればよいからである。
【0004】
例えば、特許文献1には、開放端に外側カール部を有する容器(金属容器)の口部に、該カール部の外周よりも外側に係合用空間を備えた蓋を装着し、前記カール部を、該係合空間を充満するように変形することを特徴とする密封方法が提案されている。即ち、この方法では、蓋を容器の口部に被せた状態で、容器の口部に形成されている外側カール部を、該蓋に形成されている係合用空間に押し込むように変形する(押し潰す)ことにより、蓋による密封が形成される。
【0005】
しかるに、近年における飲料用の容器の分野では、小売店や飲食店において、店頭にてコーヒーやビールなどが販売されており、これらの飲料をカップ状の容器に充填した後、蓋を装着して消費者に提供している。このような販売形態において、飲料の種類や販売メーカなどによって容器に装着される蓋のデザインや大きさが異なり、様々な蓋が生産されている。特に、このような販売形態で使用される蓋は、金属製の蓋よりもプラスチック製の場合がほとんどであり、その大きさも様々である。従って、このような販売形態に金属製の容器を適用しようとすると、金属容器の口部径を蓋に合わせた口部径とすることが必要となり、その口部径を蓋に合わせた大きさとするために金型の変更などが必要となり、コストがかかるという問題があり、その改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3687133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って本発明の目的は、種々の大きさの蓋に適用し得るように口部径の変更が容易なリフォーム用金属容器及び該リフォーム用金属容器を用いてのリフォームによる蓋篏合型金属容器の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、蓋嵌合型金属容器の製造に使用されるリフォーム用金属容器であって、下端が閉じられている筒状胴部を備え、該胴部の上端には、外方に拡がった形状のリフォーム用カール部が形成されていることを特徴とするリフォーム用金属容器が提供される。
【0009】
本発明のリフォーム用金属容器においては、
(1)側断面図において、前記リフォーム用カール部の径方向幅Wと軸方向長さHとは、下記式:
W>H (1a)
または
W<H (1b)
を満足するように設定されていること、
(2)前記径方向幅Wと軸方向長さHとの差(|W-H|)が、0.1~7mmの範囲にあること、
(3)前記リフォーム用カール部は、前記筒状胴部の外面と接触しないように延びていること、
(4)前記リフォーム用カール部の径方向幅Wと軸方向長さHとは、前記式(1a)を満足するように設定されていること、
(5)前記式(1a)を満足する場合、前記リフォーム用カール部の径方向幅Wを含む前記胴部上端の外径Dは、リフォームされた金属容器に篏合固定しようとする蓋の嵌合部内径dよりも小さいこと、
という手段が好適に採用される。
【0010】
本発明によれば、また、上記のリフォーム用金属容器を用意し、
前記リフォーム用金属容器のリフォーム用カール部の径方向幅Wを、金属蓋を被せられるように縮径または拡径することを特徴とする蓋嵌合型金属容器の製造法が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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