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公開番号2025152008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053697
出願日2024-03-28
発明の名称体感システム
出願人新東工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A63B 71/06 20060101AFI20251002BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】センサ装置に接触した対象物の威力を安全に体感する。
【解決手段】体感システム(100)は、ボール(X)の接触により変位するピストン(12)を有し、ピストン(12)に作用する力、又は、ピストン(12)が変位する速度若しくは加速度を検知するセンサ装置(10)と、煙を吐き出す空気砲装置(20)と、センサ装置(10)の検知結果に応じて、空気砲装置(20)から吐き出される煙の大きさ又は速度の少なくとも何れかを制御するコントローラ(50)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象物の接触により変位する可動部を有し、前記可動部に作用する力、又は、前記可動部が変位する速度若しくは加速度を検知するセンサ装置と、
煙を吐き出す空気砲装置と、
前記センサ装置の検知結果に応じて、前記空気砲装置から吐き出される煙の大きさ又は速度の少なくとも何れかを制御するコントローラと、を備える、
体感システム。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記センサ装置は、前記可動部に作用する力を検知する第１センサを備え、
前記コントローラは、前記第１センサが検知した、前記可動部に作用する力に応じて、前記空気砲装置から吐き出される煙の大きさを制御する、
請求項１に記載の体感システム。
【請求項３】
前記センサ装置は、前記可動部が変位する速度又は加速度を検知する第２センサを備え、
前記コントローラは、前記第２センサが検知した、前記可動部の速度又は加速度に基づいて、前記空気砲装置から吐き出される煙の速度を制御する、
請求項１に記載の体感システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、体感システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、スポーツ打具の打感を定量的に評価する方法が記載されている。スポーツ打具のスイング中に人とスポーツ打具との間に生じた力を圧力センサが測定し、測定した力の変化が表示部に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－２２８３５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば、プロスポーツ選手による打撃、または投球などの威力又は速度を観客が体感することで、観客はプロスポーツ選手の凄さを感じることができる。しかしながら、特許文献１に記載の構成では、表示部に数値データが表示されるのみであり、観客はプロスポーツ選手による打撃、または投球などの威力又は速度を体感することができない。また、プロスポーツ選手による打撃、または投球などの威力又は速度を観客に体感させる場合、観客の安全性を考慮する必要がある。
【０００５】
本開示の一態様は、センサ装置に接触した対象物の威力又は速度の少なくとも何れかを安全に体感することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る体感システムは、対象物の接触により変位する可動部を有し、前記可動部に作用する力、又は、前記可動部が変位する速度若しくは加速度を検知するセンサ装置と、煙を吐き出す空気砲装置と、前記センサ装置の検知結果に応じて、前記空気砲装置から吐き出される煙の大きさ又は速度の少なくとも何れかを制御するコントローラと、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一態様によれば、センサ装置に接触した対象物の威力又は速度の少なくとも何れかを安全に体感することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施形態に係る体感システムの一例を示す概略図である。
本開示の体感システムが備えるコントローラの内部構成を示すブロック図である。
本開示の体感システムにより実行される制御方法の流れを示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（体感システム１００の概要）
以下、本開示の一実施形態に係る体感システム１００の概略構成について、図１を参照して説明する。図１は、本開示の実施形態に係る体感システム１００の一例を示す概略図である。
【００１０】
体感システム１００は、センサ装置１０と、空気砲装置２０と、コントローラ５０と、を備えている。体感システム１００は、ディスプレイ３０を備えていてもよい。体感システム１００は、センサ装置１０に接触した対象物の威力を空気砲装置２０から吐き出される煙の大きさ又は速度の少なくとも何れかに置き換えて、体感者にその対象物の威力を体感させる。体感システム１００は、例えば、スポーツが行われる競技場等の総合施設、又はイベントが実施される会場等において用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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