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公開番号2025147575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047893
出願日2024-03-25
発明の名称配車管理装置及び配車管理方法
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250930BHJP(信号)
要約【課題】 配車サービスに供される車両を用いて警察活動に協力する。
【解決手段】 本発明は、配車サービスを管理する配車管理装置である。前記装置は、各前記車両の車両情報を記憶する車両情報データベースと、前記車両情報データベースに基づいて車両の配車計画を行う配車計画部とを備える。前記配車計画部は、前記各車両から前記車両情報を取得する車両情報取得部と、ユーザの配車要求に基づいて前記ユーザに配車されるべき車両を選択する車両選択部と、前記車両の前記配車計画を作成する配車計画作成部と、前記配車計画に従い前記車両に配車指示を行う配車指示部とを備える。前記配車計画部は、緊急事態情報に基づいて、前記車両情報データベースを参照して、前記ユーザに未配車の車両を協力車両として選択し、逃走車両の逃走ルートに沿って前記協力車両が配備されるように前記配車計画を作成し、前記配車計画に従って前記協力車両に移動指示を行う。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定のサービス対象エリアにおける複数の車両の配車サービスを管理する配車管理装置であって、
前記複数の車両の各々の車両情報を記憶する車両情報データベースと、
前記車両情報データベースに基づいて、車両の配車計画を行う配車計画部と、を備え、
前記配車計画部は、
前記複数の車両の各々から前記車両情報を取得する車両情報取得部と、
ユーザの配車要求に基づいて、前記複数の車両の中から前記ユーザに配車されるべき車両を選択する車両選択部と、
選択された前記車両の前記配車計画を作成する配車計画作成部と、
前記配車計画に従って前記車両に対して配車指示を行う配車指示部と、を備え、
前記車両選択部は、逃走車両の追跡に係る緊急事態情報に基づいて、前記車両情報データベースを参照して、前記複数の車両のうち、前記ユーザに未だ配車されていない車両を協力車両として選択し、
前記配車計画作成部は、前記逃走車両の逃走ルートに沿って特定の配備地点に前記協力車両の幾つかが配備されるように、前記配車計画を作成し、
前記配車指示部は、前記配車計画に従って前記協力車両の幾つかが前記特定の配備地点に配備されるように、前記協力車両に移動指示を行う、
配車管理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記配車計画部は、前記緊急事態情報に基づいて、前記逃走車両の前記走行ルートを推定する逃走ルート推定部を更に備える、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記逃走ルート推定部は、推定した前記逃走ルートに対して、警察署に繋がる誘導ルートを追加したルートを新たな逃走ルートとして決定する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記逃走ルート推定部は、生活道路以外の幹線道路を含むルートを前記誘導ルートとして決定する、
請求項3に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記逃走ルート推定部は、前記逃走車両の現在位置に基づいて前記逃走車両の前記逃走ルートを更新する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項6】
前記車両選択部は、更新された前記逃走ルートに基づいて、前記協力車両の選択を更新する、
請求項5に記載の配車管理装置。
【請求項7】
前記配車計画作成部は、更新された前記逃走ルートに基づいて、前記協力車両の配車計画を更新する、
請求項5に記載の配車管理装置。
【請求項8】
前記配車計画作成部は、前記逃走ルートに接続する各道路の交差点及び/又は分岐点の近傍に前記協力車両が配備されるように、前記協力車両の前記配車計画を作成する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項9】
前記配車計画作成部は、前記交差点及び/又は分岐点ごとに複数の前記協力車両が配備されるように、前記配車計画を作成する、
請求項8に記載の配車管理装置。
【請求項10】
前記配車指示部は、更新された前記配車計画に基づいて、前記協力車両の配備が更新されるように、前記協力車両に移動指示を行う、
請求項7に記載の配車管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配車管理装置及び配車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
犯罪等の実行の疑いのある犯罪被疑者が乗った逃走車両を確保するために、しばしば、出動要請を受けた警察車両等の緊急車両による逃走車両の追跡が行われる。このような状況では、緊急車両以外の走行中の一般の車両は、緊急車両の走行を妨げないように、避譲措置を講じる必要がある。
【0003】
例えば、下記特許文献1は、緊急車両が緊急走行する際に、緊急車両の現在位置と緊急車両以外の一般車両の現在位置とに基づいて、一般車両を道路の路肩近傍に移動させて停止させる技術を開示している
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-166412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示される技術は、単に、緊急車両の緊急走行の妨げとならないように、一般車両を道路の路肩近傍に移動させて停止させるものに過ぎず、例えば犯罪被疑者の逃走車両の逃走を抑止するような警察活動への協力を行うものではなかった。
【0006】
また、犯罪被疑者による人的な事故や犯罪に巻き込まれるといった二次的被害が想定されることから、警察活動への積極的な協力には格別の配慮が求められる。一方で、モビリティサービスにおいてユーザに未だ配車されていない自動運転型車両(無人型車両)であれば、警察車両の緊急車両の走行を妨げない範囲において犯罪被疑者の逃走車両の逃走を抑止するような警察活動への協力を行っても、二次的被害を最小限に抑えられ。
【0007】
そこで、本発明は、モビリティサービスにおいて配車サービスに供される車両を用いて、警察活動に協力することを可能にする配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
より具体的には、本発明は、モビリティサービスにおいて配車サービスに供される自動運転型車両を用いて、警察車両等の緊急車両の走行を妨げない範囲において犯罪被疑者の逃走車両の逃走を抑止するような警察活動への協力を可能にする配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
【0010】
ある観点に従う本発明は、所定のサービス対象エリアにおける複数の車両の配車サービスを管理する配車管理装置である。前記配車管理装置は、前記複数の車両の各々の車両情報を記憶する車両情報データベースと、前記車両情報データベースに基づいて、車両の配車計画を行う配車計画部と、を備える。前記配車計画部は、前記複数の車両の各々から前記車両情報を取得する車両情報取得部と、ユーザの配車要求に基づいて、前記複数の車両の中から前記ユーザに配車されるべき車両を選択する車両選択部と、選択された前記車両の前記配車計画を作成する配車計画作成部と、前記配車計画に従って前記車両に対して配車指示を行う配車指示部と、を備える。前記車両選択部は、逃走車両の追跡に係る緊急事態情報に基づいて、前記車両情報データベースを参照して、前記複数の車両のうち、前記ユーザに未だ配車されていない車両を協力車両として選択する。前記配車計画作成部は、前記逃走車両の逃走ルートに沿って特定の配備地点に前記協力車両の幾つかが配備されるように、前記配車計画を作成する。前記配車指示部は、前記配車計画に従って前記協力車両の幾つかが前記特定の配備地点に配備されるように、前記協力車両に移動指示(業務指示)を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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