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公開番号2025146036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046604
出願日2024-03-22
発明の名称バーナ
出願人新富士バーナー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F23K 5/00 20060101AFI20250926BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】ガスボンベから供給されるガスが導入されるガス室の気密性を簡便な構成で確保することが可能なバーナを提供する。
【解決手段】ガスボンベ2から供給されるガスをバーナヘッド3に送り込んで燃焼させるバーナ1において、ガスボンベ2に設けられたステム14を通ってガスが送られるガス室25が内部に形成されたハウジング4と、ガスボンベ2を保持するボンベホルダ10と、ボンベホルダ10をハウジング4に所定角度回転可能に取り付ける、ガスの流路外に設けられたホルダキャップ11と、を有し、ガス室25が継ぎ目のない内壁によって囲まれている構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスボンベ(2)から供給されるガスをバーナヘッド(3)に送り込んで燃焼させるバーナにおいて、
前記ガスボンベ(2)に設けられたステム(14)を通ってガスが送られるガス室(25)が内部に形成されたハウジング(4)と、
前記ガスボンベ(2)を保持するボンベホルダ(10)と、
前記ボンベホルダ(10)を前記ハウジング(4)に所定角度回転可能に取り付ける、ガスの流路外に設けられたホルダキャップ(11)と、
を有し、前記ガス室(25)が継ぎ目のない内壁によって囲まれていることを特徴とするバーナ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記ホルダキャップ(11)が樹脂製である請求項1に記載のバーナ。
【請求項3】
前記ボンベホルダ(10)に前記ガスボンベ(2)のフランジ(18)に形成された切り欠きに嵌合する切り欠き嵌合部(20)が形成されており、前記切り欠き嵌合部(20)に前記切り欠きを嵌合させた状態で前記ボンベホルダ(10)を回転させることにより前記ボンベホルダ(10)および前記ガスボンベ(2)の位置決めがなされる請求項1または2に記載のバーナ。
【請求項4】
前記ボンベホルダ(10)に前記フランジ(18)の内側に挿入される爪部(19)が形成されるとともに、前記ホルダキャップ(11)に拡径部(21)が形成されており、前記ボンベホルダ(10)を前記ハウジング(4)に対して軸周りに回転すると、前記拡径部(21)が前記爪部(19)の内径側に入り込んで前記爪部(19)を拡径するように、または、前記爪部(19)の内径側へのたわみを防止するように構成されている請求項3に記載のバーナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、屋内やアウトドア等で使用されるバーナに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
キャンプ等のアウトドアにおいて湯を沸かしたり調理したりする際に、例えば下記特許文献1に示すバーナが用いられる。このバーナは、カセット式ガスボンベ(以下、ガスボンベと略称する。)から供給されるガスをバーナヘッドに送り込んで燃焼させるようになっている。このガスボンベは、ハウジングに設けられたボンベホルダによって保持されている。
【0003】
ボンベホルダは、ハウジングのガス導入口近傍をハウジング本体側と分割側に分割した上で、ハウジング本体側と分割側との間に挟み込まれることによってハウジングに取り付けられている。ガスボンベのステムの先端側には、ハウジング本体側と分割側によって囲まれた1次側ガス室が形成されている(特許文献1の図1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-229033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示すバーナにおいては、1次側ガス室内にハウジング本体側と分割側の接続部分がある。この接続部分には、ガスボンベの内圧が直接作用するため、この接続部分における気密性の確保のためにOリング等のシール部材を設けることが必須となるとともに、ハウジング本体側と分割側の高い部品精度や組立精度が要求されるため、コスト高となるおそれがある。
【0006】
そこで、この発明は、ガスボンベから供給されるガスが導入されるガス室の気密性を簡便な構成で確保することが可能なバーナを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、この発明では、
ガスボンベから供給されるガスをバーナヘッドに送り込んで燃焼させるバーナにおいて、
前記ガスボンベに設けられたステムを通ってガスが送られるガス室が内部に形成されたハウジングと、
前記ガスボンベを保持するボンベホルダと、
前記ボンベホルダを前記ハウジングに所定角度回転可能に取り付ける、ガスの流路外に設けられたホルダキャップと、
を有し、前記ガス室が継ぎ目のない内壁によって囲まれていることを特徴とするバーナを構成(第1構成)した。
【0008】
このようにすると、ガスボンベから供給されるガスが導入されるガス室の気密性を簡便な構成で確保することができる。
【0009】
第1構成においては、前記ホルダキャップが樹脂製である構成(第2構成)とすることができる。このように、ガスの流路外にあって耐熱性が要求されないホルダキャップを樹脂製とすることにより軽量化を図ることができるため、アウトドア等における利便性を向上することができる。
【0010】
第1構成および第2構成においては、前記ボンベホルダに前記ガスボンベのフランジに形成された切り欠きに嵌合する切り欠き嵌合部が形成されており、前記切り欠き嵌合部に前記切り欠きを嵌合させた状態で前記ボンベホルダを回転させることにより前記ボンベホルダおよび前記ガスボンベの位置決めがなされる構成(第3構成)とすることができる。このようにすると、ガスボンベからバーナに、気化したガスを安定的に供給することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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