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公開番号
2025143137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042907
出願日
2024-03-18
発明の名称
映像表示装置及び制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250924BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 3D映像をユーザに見せるための機構の一部をモータによって移動させることによる没入感や臨場感の低下を抑える。
【解決手段】 ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置であって、表示部と、前記表示部に表示された映像をユーザに導く接眼光学系と、前記表示部と前記接眼光学系の少なくとも一方を前記接眼光学系の光軸と平行な方向に移動させる駆動力を発生させるモータと、前記表示部に表示させる映像に関連する音声データを出力する出力部と、前記出力部による前記音声データの出力先に応じて前記モータの駆動モードを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置であって、
表示部と、
前記表示部に表示された映像をユーザに導く接眼光学系と、
前記表示部と前記接眼光学系の少なくとも一方を前記接眼光学系の光軸と平行な方向に移動させる駆動力を発生させるモータと、
前記表示部に表示させる映像に関連する音声データを出力する出力部と、
前記出力部による前記音声データの出力先に応じて前記モータの駆動モードを制御する制御手段と、を有することを特徴とする映像表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置であって、
表示部と、前記表示部に表示された映像をユーザに導く接眼光学系と、をそれぞれ有する左眼用光学ユニットと右眼用光学ユニットと、
前記左眼用光学ユニットと前記右眼用光学ユニットの少なくとも一方を前記接眼光学系の光軸と直交する方向に移動させる駆動力を発生させるモータと、
前記表示部に表示させる映像に関連する音声データを出力する出力部と、
前記出力部による前記音声データの出力先に応じて前記モータの駆動モードを制御する制御手段と、を有することを特徴とする映像表示装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合と前記音声データの出力先が外部音響機器である場合とで、自動的に設定される前記モータの駆動モードを異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合、前記音声データの出力先が外部音響機器である場合よりも速度上限値が低い駆動モードを設定することを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合と前記音声データの出力先が外部音響機器である場合とで、自動的に設定可能な前記モータの駆動モードを異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合、前記音声データの出力先が外部音響機器である場合よりも前記モータの速度上限値が低い駆動モードを設定可能にすることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合、前記モータの速度上限値が異なる2つの駆動モードを設定可能にすることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合、前記音声データを再生する際のボリューム値に応じて前記モータの駆動モードを設定することを特徴とする請求項7に記載の映像表示装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記音声データの出力先が内蔵スピーカである場合、前記音声データの示す音量に応じて前記モータの駆動モードを設定することを特徴とする請求項7に記載の映像表示装置。
【請求項10】
前記映像表示装置の姿勢を検出する姿勢検出部を有し、
前記制御手段は、前記音声データの出力先が外部音響機器である場合、前記姿勢検出部の検出結果に応じて自動的に設定される前記モータの駆動モードを異ならせることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などのユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置は、左眼用と右眼用の表示部に両眼視差を持つようにレンダリングされた映像を表示することで、装着したユーザに三次元(3D)映像を提供する。このような両眼視差を利用した3D映像化手法は、両眼の輻輳距離と調節距離の不一致による輻輳調節矛盾によりユーザへの負担が大きくなるおそれがある。輻輳調節矛盾は一般的に(vergence accommodation conflict:VAC)と呼ばれている。この問題を解消するためには、表示部を含む表示光学系の調節距離(または焦点距離)を可変とすることが有効である。特許文献1には、表示器と接眼光学系の一方をモータの駆動力によって接眼光学系の光軸方向へ移動させる技術が提案されている。
【0003】
また、左眼と右眼の瞳孔間距離は個人差があり、左右のレンズ間隔と瞳孔間距離都が対応していないと表示された映像を立体視しにくいことがある。瞳孔間距離は一般的に(inter pupillary distance:IPD)と呼ばれている。この問題を解消するために、表示部を含む表示光学系の左右間距離を可変とすることが有効である。
【0004】
以上のように、ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置において、ユーザが快適に3D映像を見るためには、3D映像をユーザに見せるための機構の一部をモータによって移動させることが有効である。
【0005】
一方、ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置は、仮想現実空間への没入感や迫力のある臨場感をユーザに提供することが望まれるが、ユーザが視聴する映像コンテンツと無関係な音や振動がユーザに伝わると没入感や臨場感を損なうおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平9-68670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、引用文献1に記載された技術は、表示器と接眼光学系の一方を移動させる際のモータの駆動音や振動のユーザへの影響についてなんら考慮されていない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、3D映像をユーザに見せるための機構の一部をモータによって移動させることによる没入感や臨場感の低下を抑えることができる映像表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明にかかる映像表示装置は、ユーザの頭部に装着して使用可能な映像表示装置であって、表示部と、前記表示部に表示された映像をユーザに導く接眼光学系と、前記表示部と前記接眼光学系の少なくとも一方を前記接眼光学系の光軸と平行な方向に移動させる駆動力を発生させるモータと、前記表示部に表示させる映像に関連する音声データを出力する出力部と、前記出力部による前記音声データの出力先に応じて前記モータの駆動モードを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、3D映像をユーザに見せるための機構の一部をモータによって移動させることによる没入感や臨場感の低下を抑えることができる映像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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