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公開番号
2025140248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039518
出願日
2024-03-13
発明の名称
活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物及びその用途
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
主分類
C09J
133/00 20060101AFI20250919BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】ホットメルト塗工性に優れ、ポリ塩化ビニル基材シートを用いた粘着シートのオレフィン被着体に対する粘着力や保持力などの粘着特性に優れる粘着剤が得られる活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物の提供。
【解決手段】(メタ)アクリル系樹脂(A)と可塑剤(B)とを含む活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物であって、前記(メタ)アクリル系樹脂(A)は活性エネルギー線活性部位を有するモノマー(a1)由来の構成単位を含有する活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(メタ)アクリル系樹脂(A)と可塑剤(B)とを含む活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物であって、
前記(メタ)アクリル系樹脂(A)は活性エネルギー線活性部位を有するモノマー(a1)由来の構成単位を含有する活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記可塑剤(B)が脂肪族系可塑剤である請求項1記載の活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物。
【請求項3】
更に、粘着付与剤(C)を含む請求項1又は2記載の活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物。
【請求項4】
前記粘着付与剤(C)がロジン系樹脂である請求項3記載の活性エネルギー硬化性粘着剤組成物。
【請求項5】
熱架橋剤(D)の含有量が0.05質量%未満である請求項1又は2記載の活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物。
【請求項6】
請求項1又は2記載の活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物が架橋されてなる粘着剤。
【請求項7】
請求項6記載の粘着剤からなる粘着剤層を有する粘着シート。
【請求項8】
ポリ塩化ビニル基材シートと、請求項6記載の粘着剤からなる粘着剤層とを有する粘着シート。
【請求項9】
請求項6記載の粘着剤からなる粘着剤層と部材とが積層されている積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物及びその用途に関し、詳しくは、ホットメルト塗工用の積層体や粘着シート等に使用できる活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物、その粘着剤組成物が架橋されてなる粘着剤、その粘着剤からなる粘着剤層を有する積層体や粘着シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
粘着テープや粘着シート等の粘着剤層に用いられる粘着剤としては、ゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤が知られている。アクリル系粘着剤としては、特定のアルキル(メタ)アクリレートを必須構成単位とする(共)重合体が開発されている。
【0003】
近年、環境への関心の高まりから、有機溶剤を使用しない粘着剤組成物が注目されている。例えば、有機溶剤を使用せずに、熱溶融させた樹脂を基材シート上に塗布するホットメルト型粘着剤組成物が提案されており、特許文献1等には、活性エネルギー線照射によって、ホットメルト塗工したアクリル系粘着剤組成物を架橋させることが記載されている。しかし、特許文献1に記載のアクリル系感圧性接着剤は、溶融粘度が高いために塗工時に高温にする必要があった。
【0004】
この課題を解決するために、特許文献2では、マクロモノマー由来の構成単位を有するアクリル系共重合体を含む粘着剤組成物が提案されている。この粘着剤組成物によれば低温塗工性に優れ、低い紫外線照射量でも保持力に優れ、再剥離した際の糊残りが改善された粘着剤が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2018-501397号公報
国際公開第2020/158475号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、ポリプロピレン等のオレフィンは、自動車部品、建築材料、電子部品及びOA機器等の様々な用途に用いられており、使用される環境も多岐にわたる。このようにオレフィンは汎用性が高いにもかかわらず、表面エネルギーが低いため難接着性であるため、オレフィン被着体に対する接着力の向上が要求されている。
【0007】
特許文献1にはオレフィン被着体に対する接着力に関する記載はあるが、同文献に記載の感圧性接着剤は溶融粘度が高く、塗工性に優れないので、生産性に問題があると考えられる。また、特許文献2に記載の粘着剤組成物は、溶融粘度が低く、塗工性に優れる一方で、同文献にはSUS板に対する粘着力に関する記載はあるが、オレフィン被着体への粘着力に関する記載はない。
【0008】
本発明は、ホットメルト塗工性に優れ、ポリ塩化ビニル(PVC)基材シートを用いた粘着シートのオレフィン被着体に対する粘着力や保持力などの粘着特性に優れる粘着剤が得られる活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物の提供を目的とする。また本発明は、該粘着剤組成物が架橋されてなる粘着剤、該粘着剤からなる粘着剤層を有する積層体や粘着シートの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
しかるに本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、活性エネルギー線活性部位を有するモノマー由来の構成単位を含有する(メタ)アクリル系樹脂と可塑剤とを組み合わせることによって、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
即ち、本発明は以下の態様を含む。
本発明の態様(1)は、(メタ)アクリル系樹脂(A)と可塑剤(B)とを含む活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物であって、前記(メタ)アクリル系樹脂(A)は活性エネルギー線活性部位を有するモノマー(a1)由来の構成単位を含有する活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物(以下、単に「粘着剤組成物」とも略称する。)である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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