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公開番号2025140000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039128
出願日2024-03-13
発明の名称タスク処理方法および制御装置
出願人Astemo株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類G06F 9/52 20060101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】第1タスク処理が完了してから第2タスク処理を開始させることができるタスク処理方法および制御装置を提供する。
【解決手段】第1タスク処理と第2タスク処理とを行う第1処理部(52)と、第2処理部(54)とを有する制御装置(12)が実行するタスク処理方法は、第1処理部が第2処理部から第1タスク処理の指示(Ui)を取得したか否かを判定する判定ステップと、指示が取得された場合、第1処理部に第1タスク処理を開始させる第1タスク処理ステップと、第1タスク処理が開始された場合、第1処理部のステータスを取得する取得ステップと、ステータスに基づいて、第1処理部に第2タスク処理を開始させる第2タスク処理ステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1タスク処理と第2タスク処理とを行う第1処理部と、前記第1処理部とは異なる第2処理部とを有する制御装置が実行するタスク処理方法であって、
前記第1処理部が前記第2処理部から前記第1タスク処理の指示を取得したか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記第1タスク処理の前記指示が取得された場合、前記第1処理部に前記第1タスク処理を開始させる第1タスク処理ステップと、
前記第1タスク処理ステップで前記第1タスク処理が開始された場合、前記第1処理部のステータスを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された前記ステータスに基づいて、前記第1処理部に前記第2タスク処理を開始させる第2タスク処理ステップと、
を含む、タスク処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のタスク処理方法であって、
前記制御装置の診断を行い、前記診断の診断結果を前記第2処理部へ通知する診断ステップをさらに含み、
前記判定ステップでは、前記第1タスク処理として前記診断結果を前記制御装置が備えるメモリに保存する保存処理の前記指示を、前記第1処理部が取得したか否かが判定され、
前記取得ステップでは、前記第1処理部による前記メモリの制御ステータスが、前記ステータスとして取得され、
前記取得ステップで取得された前記制御ステータスが、前記第1タスク処理が完了したことに対応する場合、前記第2タスク処理ステップでは、前記第2タスク処理として前記制御装置のシャットダウンシーケンスが開始される、タスク処理方法。
【請求項3】
請求項2に記載のタスク処理方法であって、
前記制御装置を備える車両のイグニッションスイッチがオフにされた場合、前記診断ステップにおける前記診断が開始される、タスク処理方法。
【請求項4】
請求項2に記載のタスク処理方法であって、
前記判定ステップにおいて、前記第1処理部により前記指示が取得されたか否かは、前記指示後に前記第1処理部による前記メモリの前記制御ステータスに基づいて判定され、
前記判定ステップで前記指示が取得されなかった場合、所定期間経過後に前記判定ステップが再度行われる、タスク処理方法。
【請求項5】
請求項2に記載のタスク処理方法であって、
前記取得ステップで取得された前記制御ステータスが、前記第1タスク処理が完了していないことに対応する場合、所定期間経過後に前記取得ステップが再度行われる、タスク処理方法。
【請求項6】
第1タスク処理を行う第1タスク処理部と、第2タスク処理を行う第2タスク処理部とを有する第1処理部と、
前記第1処理部が、前記第1処理部とは異なる第2処理部から前記第1タスク処理の指示を取得したか否かを判定する判定部と、
前記第1タスク処理部により前記第1タスク処理が開始された場合、前記第1処理部のステータスを取得する取得部と、
を備え、
前記第1タスク処理部は、前記判定部により前記第1タスク処理の前記指示が取得された場合、前記第1タスク処理を開始し、
前記第2タスク処理部は、前記取得部により取得された前記ステータスに基づいて、前記第2タスク処理を開始する、
制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タスク処理方法および制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車載電子制御装置およびその異常時処理方法が開示されている。その開示によると、イグニッションスイッチオフ操作がなされたと判定された場合、メインマイコンの診断情報がEEPROMに保存され、セルフシャットオフ処理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/058607号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の開示においては、診断結果を示す診断情報の保存に必ずしも成功するとは限らない。診断結果の保存が行われる第1タスク処理が完了しないまま、シャットダウンシーケンスが行われる第2タスク処理が開始され得る。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様は、第1タスク処理と第2タスク処理とを行う第1処理部と、前記第1処理部とは異なる第2処理部とを有する制御装置が実行するタスク処理方法であって、前記第1処理部が前記第2処理部から前記第1タスク処理の指示を取得したか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで前記第1タスク処理の前記指示が取得された場合、前記第1処理部に前記第1タスク処理を開始させる第1タスク処理ステップと、前記第1タスク処理ステップで前記第1タスク処理が開始された場合、前記第1処理部のステータスを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得された前記ステータスに基づいて、前記第1処理部に前記第2タスク処理を開始させる第2タスク処理ステップと、を含む。
【0007】
本発明の第2態様は、制御装置であって、第1タスク処理を行う第1タスク処理部と、第2タスク処理を行う第2タスク処理部とを有する第1処理部と、前記第1処理部が、前記第1処理部とは異なる第2処理部から前記第1タスク処理の指示を取得したか否かを判定する判定部と、前記第1タスク処理部により前記第1タスク処理が開始された場合、前記第1処理部のステータスを取得する取得部と、を備え、前記第1タスク処理部は、前記判定部により前記第1タスク処理の前記指示が取得された場合、前記第1タスク処理を開始し、前記第2タスク処理部は、前記取得部により取得された前記ステータスに基づいて、前記第2タスク処理を開始する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、第1タスク処理が完了してから第2タスク処理を開始させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、車両の構成を模式的に示す図である。
図2は、メモリの制御ステータスに基づいて第2タスク処理が開始される様子を例示する図である。
図3は、制御装置で行われるタスク処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、車両10の構成を模式的に示す図である。車両10は、制御装置12と、バッテリ14と、イグニッションスイッチ16と、リレー18とを有する。制御装置12は、不図示のセンサ類からのセンサ信号に基づいて、車両10の駆動制御および安全制御等の各種制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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