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公開番号
2025139737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038737
出願日
2024-03-13
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体
出願人
パイオニア株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車両と共に移動する音出力装置が出力する音について、車両の走行環境に応じた適切な音量補正を可能とする情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】情報処理装置である車載装置10は、車両であるバイクと共に移動する音出力装置であるイヤホン12が出力する音の音量設定をバイクの速度に応じて補正する音量設定補正部と、バイクが走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得部と、して機能する制御部29を有し、音量設定補正部は、バイクが走行している道路の路面状態に応じて、バイクの走行速度に応じてイヤホンに入力する際のゲインを変化させることで、音量設定の補正を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両と共に移動する音出力装置が出力する音の音量設定を前記車両の速度に応じて補正する音量設定補正部と、
前記車両が走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得部と、
を有し、
前記音量設定補正部は、前記道路の路面状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記路面状態は、前記道路の舗装の種類であり、
前記音量設定補正部は、前記道路の前記舗装の種類に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記路面状態は、前記道路の路面が乾燥状態であるか湿潤状態であるかの乾湿状態であり、
前記音量設定補正部は、前記道路の前記乾湿状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記音量設定補正部は、前記道路の路面が湿潤状態である場合に、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化量が前記道路の路面が乾燥状態である場合よりも大きくなるように前記音量設定を補正することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記路面状態取得部は、光学センサからの信号又は天気情報に基づいて前記道路の前記乾湿状態を取得することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記路面状態は、前記道路の路面に積雪があるか否かの積雪状態であり、
前記音量設定補正部は、前記道路の前記積雪状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記音量設定補正部は、前記道路の路面に積雪がある場合に、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化量を前記道路の路面に積雪が無い場合よりも小さくなるように前記音量設定を補正することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記路面状態取得部は、前記車両の振動強度に基づいて前記道路の路面状態を取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記音量設定補正部は、前記車両の振動強度を取得し、前記振動強度に応じて、前記音量設定の補正量を調整することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記音量設定補正部は、前記車両のタイヤの種類、タイヤチェーンの有無、又は前記タイヤチェーンの種類を含むタイヤ種別を取得し、前記タイヤ種別に応じて前記音量設定の補正量を調整することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ナビゲーション音声や音楽等の音を出力する車載用の音出力装置では、当該音出力装置が搭載されている車両の速度が上がると走行中の騒音が大きくなる傾向があり、当該騒音によって音出力装置の出力音が聞こえにくくなる場合がある。このように速度の上昇に伴って音出力装置の出力音が聞こえにくくなることを防止するための、車両の走行速度に応じて音出力装置の出力音量を補正する、速度連動型の自動音量補正(Automatic Sound Levelizer;ASL)の技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、車両の速度レベルによって自動的に音量制御を行う車載用自動音量調節装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-9565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような速度連動型の自動音量補正において、外部環境の変化にかかわらず速度の変化に対する音量補正を行っていると、車両の搭乗者にとって聞き取りやすい適切な音出力装置の出力音量とならない場合があることが課題の1つとして挙げられる。
【0006】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、車両と共に移動する音出力装置が出力する音について、車両の走行環境に応じた適切な音量補正を可能とする情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体を提供することを目的の1つとしている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、車両と共に移動する音出力装置が出力する音の音量設定を前記車両の速度に応じて補正する音量設定補正部と、前記車両が走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得部と、を有し、前記音量設定補正部は、前記道路の路面状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
請求項12に記載の発明は、情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、車両と共に移動する音出力装置が出力する音の音量設定を前記車両の速度に応じて補正する音量設定補正ステップと、前記車両が走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得ステップと、を含み、前記音量設定補正ステップにおいて、前記道路の路面状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを特徴とする情報処理方法である。
【0009】
請求項13に記載の発明は、コンピュータを備える情報処理装置によって実行される情報処理プログラムであって、前記コンピュータに、車両と共に移動する音出力装置が出力する音の音量設定を前記車両の速度に応じて補正する音量設定補正ステップと、前記車両が走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得ステップと、を実行させ、前記音量設定補正ステップにおいて、前記道路の路面状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを実行させるための情報処理プログラムである。
【0010】
請求項14に記載の発明は、コンピュータを備える情報処理装置に、車両と共に移動する音出力装置が出力する音の音量設定を前記車両の速度に応じて補正する音量設定補正ステップと、前記車両が走行している道路の路面状態を取得する路面状態取得ステップと、を実行させ、前記音量設定補正ステップにおいて、前記道路の路面状態に応じて、前記車両の速度の変化量に対する前記音量設定の補正量の変化態様を異ならしめることを実行させるための情報処理プログラムを記憶するコンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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