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公開番号
2025139080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037820
出願日
2024-03-12
発明の名称
電源制御システム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250918BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コストの増大またはサイズの大型化を抑制する。
【解決手段】実施形態の一態様に係る電源制御システムは、電源装置と、遮断装置とを備える。電源装置は、第1電源および第2電源の電力を負荷に供給する電源供給機能を有し、第1電源および第2電源のうち一方の電源が失陥したとき他方の電源から負荷に電力を供給するバックアップ制御を行う。遮断装置は、電源装置と負荷との間に設けられ、電源装置から負荷に対する電力を供給および遮断可能に構成される。遮断装置は、第1遮断装置と、第2遮断装置とを含む。第1遮断装置は、第1電源を有する第1系統および第2電源を有する第2系統からの電力をそれぞれ供給および遮断可能なスイッチを備える。第2遮断装置は、第1系統および第2系統のうち一方の系統からの電力を供給および遮断可能なスイッチを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電源および第2電源の電力を負荷に供給する電源供給機能を有し、前記第1電源および前記第2電源のうち一方の電源が失陥したとき他方の電源から前記負荷に電力を供給するバックアップ制御を行う電源装置と、
前記電源装置と前記負荷との間に設けられ、前記電源装置から前記負荷に対する電力を供給および遮断可能な遮断装置とを備える電源制御システムであって、
前記遮断装置は、
前記第1電源を有する第1系統および前記第2電源を有する第2系統からの電力をそれぞれ供給および遮断可能なスイッチを備える第1遮断装置と、
前記第1系統および前記第2系統のうち一方の系統からの電力を供給および遮断可能なスイッチを備える第2遮断装置と
を含む電源制御システム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第1遮断装置は、
複数種の車両に共通して搭載される機能に応じた負荷に対する電力を供給および遮断する装置
を含む請求項1に記載の電源制御システム。
【請求項3】
前記第1遮断装置は、
車両に選択的に搭載される機能に応じた負荷に対する電力を供給および遮断する装置
を含む請求項1に記載の電源制御システム。
【請求項4】
前記第1遮断装置は、
第1消費電力で動作する負荷に対する電力を供給および遮断する装置と、
前記第1消費電力より小さい第2消費電力で動作する負荷に対する電力を供給および遮断する装置と
を含む請求項1に記載の電源制御システム。
【請求項5】
前記第2遮断装置は、
前記第1電源から車両の走行中に動作する負荷への電力を供給および遮断する装置と、
前記第2電源から車両のイグニッションスイッチがオフのときに動作する負荷への電力を供給および遮断する装置と
を含む請求項1に記載の電源制御システム。
【請求項6】
前記遮断装置は、
電源が失陥した場合、当該電源が失陥した系統に設けられた前記スイッチを遮断状態にすることで、失陥箇所を特定するコントローラ
を備える請求項1に記載の電源制御システム。
【請求項7】
前記電源装置は、
前記第1電源を有する第1系統と前記第2電源を有する第2系統とを接続する系統間ラインに設けられる系統間スイッチと、
前記第1電源または前記第2電源が失陥したとき、前記系統間スイッチを遮断状態にするコントローラと
を含み、
前記コントローラは、
前記系統間スイッチを遮断状態にしたとき、前記第1系統の電圧および前記第2系統の電圧に基づき、失陥した系統を検出し、前記遮断装置に失陥した箇所を特定する指示を出力する、
請求項1に記載の電源制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源制御システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、第1電源を有する第1系統と第2電源を有する第2系統とを備え、第1電源が失陥した場合、第1系統と第2系統との接続を遮断し、第2電源から負荷に電力を供給するバックアップ制御を実施する電源システムが知られている。また、第1、第2電源と負荷とを接続する電源ラインにおいて、負荷ごとに負荷スイッチを設け、失陥時に負荷スイッチを切断して、失陥箇所と負荷とを分離する技術も知られている。
【0003】
上記した負荷スイッチは、負荷の数に応じて設ける必要がある。そのため、新たな負荷が追加された場合、負荷スイッチを制御する電源制御装置(ECU(Electronic Control Unit))を新たに設計する必要が生じ、コストが増大していた。
【0004】
そこで、負荷を複数のエリアに区分し、エリアごとに切替BOXスイッチを設けるようにした電源システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる電源システムにおいては、新たな負荷が追加された場合であっても、エリアを増加させて切替BOXスイッチを追加することで、電源制御装置全体を新たに設計する必要はなくなり、コストの増大を抑制していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-171072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術に係る切替BOXスイッチは、いずれも同じ構成であった。また、負荷に対してバックアップ制御時に求められる機能は、負荷ごとに異なる。従って、このような負荷に対して同じ構成の切替BOXスイッチを用いようとすると、切替BOXスイッチ、および、切替BOXスイッチを制御するECUは、最も高い機能を有する負荷に対応させる必要が生じる。そのため、従来技術にあっては、切替BOXスイッチおよびECUがオーバースペックとなり、結果としてコストの増大またはサイズの大型化を招くおそれがあった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストの増大またはサイズの大型化を抑制することができる電源制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明において、電源制御システムは、電源装置と、遮断装置とを備える。電源装置は、第1電源および第2電源の電力を負荷に供給する電源供給機能を有し、前記第1電源および前記第2電源のうち一方の電源が失陥したとき他方の電源から前記負荷に電力を供給するバックアップ制御を行う。遮断装置は、前記電源装置と前記負荷との間に設けられ、前記電源装置から前記負荷に対する電力を供給および遮断可能に構成される。前記遮断装置は、第1遮断装置と、第2遮断装置とを含む。第1遮断装置は、前記第1電源を有する第1系統および前記第2電源を有する第2系統からの電力をそれぞれ供給および遮断可能なスイッチを備える。第2遮断装置は、前記第1系統および前記第2系統のうち一方の系統からの電力を供給および遮断可能なスイッチを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の電源制御システムは、電源装置から負荷に対する電力を供給および遮断可能な遮断装置を備える。遮断装置は、第1系統および第2系統からの電力をそれぞれ供給および遮断可能なスイッチを備える第1遮断装置と、第1、第2系統のうち一方の系統からの電力を供給および遮断可能なスイッチを備える第2遮断装置とを含むようにした。これにより、遮断装置として、例えば負荷のバックアップ制御時に求められる機能、重要度などに応じてスイッチ数の異なる装置を用いることが可能となる。すなわち、対応する負荷の機能などに即した遮断装置を用いることが可能となるため、遮断装置はオーバースペックにならず、結果として電源制御システムにおけるコストの増大またはサイズの大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る電源制御システムの構成例を示す説明図である。
図2は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図3は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図4は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図5は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図6は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図7は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図8は、第1実施形態に係る電源装置および遮断装置の動作例を示す説明図である。
図9は、コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、第1コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、第3コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、第2実施形態に係る電源制御システムの構成例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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