TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025133470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031443
出願日
2024-03-01
発明の名称
車両用動作制御方法、プログラム、車載用制御装置及び車載システム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250904BHJP(信号)
要約
【課題】ドライバの推定感情に基づく動作(例えば報知又は情報記録)の実行適正化を図る。
【解決手段】車両の走行状態に応じた車両センサ情報に基づき車両のドライバによる車両の運転行動を評価することで運転行動情報を導出する(S11)。推定用情報に基づきドライバの感情を推定する(S12)。推定感情が特定感情(ネガティブ感情)に該当するとき、運転行動情報を予め保持された基準情報と比較して当該比較結果に基づき特定動作の実行有無を制御する(S13~S19)。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
車載用制御装置にて実行される車両用動作制御方法であって、
車両の走行状態に応じた車両センサ情報に基づき前記車両のドライバによる前記車両の運転行動を評価することで運転行動情報を導出し、推定用情報に基づき前記ドライバの感情を推定し、
推定感情が特定感情に該当するとき、前記運転行動情報を予め保持された基準情報と比較して当該比較結果に基づき特定動作の実行有無を制御する
、車両用動作制御方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記推定感情が前記特定感情に該当するとき、前記運転行動情報及び前記基準情報間の乖離度を導出して、前記乖離度が判定閾値より大きければ前記特定動作を実行可能な機能部に前記特定動作を実行させ、前記乖離度が前記判定閾値より小さければ前記機能部による前記特定動作の実行を制止する
、請求項1に記載の車両用動作制御方法。
【請求項3】
前記特定感情は第1特定感情であって、
対象期間における前記推定感情が前記第1特定感情に該当するとき、前記対象期間における前記運転行動情報を前記基準情報と比較して当該比較結果に基づき前記特定動作の実行有無を制御し、
前記対象期間における前記推定感情が前記第1特定感情と異なる第2特定感情に該当するとき、前記対象期間における前記運転行動情報を用いて前記基準情報を更新する
、請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法。
【請求項4】
トリガ条件が成立したことを契機に対象処理を実行し、
前記対象処理は、前記運転行動を評価する処理及び前記ドライバの感情を推定する処理を少なくとも含み、前記推定感情が前記特定感情に該当する場合には前記特定動作の実行有無を制御する処理を含む
、請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法。
【請求項5】
前記特定感情はネガティブ感情である
、請求項1に記載の車両用動作制御方法。
【請求項6】
前記第1特定感情はネガティブ感情であって、前記第2特定感情はポジティブ感情である
、請求項3に記載の車両用動作制御方法。
【請求項7】
前記推定用情報は、前記ドライバの生体データ及び前記ドライバの撮影画像情報の内、少なくとも一方を含む
、請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法。
【請求項8】
前記特定動作は、前記運転行動情報に応じた情報を前記ドライバへ報知する報知動作を含む
、請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法。
【請求項9】
前記特定動作は、前記運転行動情報及び前記推定感情の内、少なくとも一方を記録媒体に記録させる記録動作を含む
、請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の車両用動作制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用動作制御方法、プログラム、車載用制御装置及び車載システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザの感情を推定し、推定感情に応じた通知等を行うシステムが提案されている(下記特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-173763号公報
特開2009-134008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなシステムを車載用途に適用し、運転に関わる通知等を行うことが検討される。例えば、ドライバがネガティブな感情を有しているときに、安全運転又は平常心維持を心がけるべき旨をユーザに報知するといったことが可能である。一般にネガティブな感情は危険運転を誘発しやすいが、ネガティブな感情を抱いている全てのドライバが危険運転を行うわけでは無い。ネガティブな感情を抱いていても安全運転を維持できるドライバもいる。そのようなドライバに対し、ネガティブな感情を抱いているという理由のみにて上記報知を行うことは過剰報知となる。過剰報知はドライバに不快感等を与え得る。
【0005】
また、ネガティブな感情を有しているとの推定結果をトリガに危険運転が行われそうと判断して当該シーンの情報記録(運転行動及びカメラ画像等の記録)を行う参考記録方法も考えられる。参考記録方法を、危険運転に関わるシーンの情報収集に利用でき、また安全運転指導に向けたドライバ(フリートドライバ等)へのフィードバックにも利用できる。但し、ネガティブな感情を抱いていても安全運転を維持できるドライバもいることを鑑みれば、参考記録方法では不必要な情報も記録されることになる。これは必要な記録容量を不必要に増大させる。記録すべき情報を無線通信を通じて記録媒体に伝達する場合にあっては通信コストも不必要に増大する。また真に必要な情報を選別する工数が余計にかかる等の不都合も生じる。
【0006】
本発明は、ドライバの推定感情に基づく動作(例えば報知又は情報記録)の実行適正化に寄与する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用動作制御方法は、車載用制御装置にて実行される車両用動作制御方法であって、車両の走行状態に応じた車両センサ情報に基づき前記車両のドライバによる前記車両の運転行動を評価することで運転行動情報を導出し、推定用情報に基づき前記ドライバの感情を推定し、推定感情が特定感情に該当するとき、前記運転行動情報を予め保持された基準情報と比較して当該比較結果に基づき特定動作の実行有無を制御する。
【発明の効果】
【0008】
車両センサ情報に基づく運転行動情報を基準情報と比較することで、ドライバによる運転行動が通常と異なる特異な運転行動であるかを判断できる。このため、上記の方法によれば、推定感情が特定感情に該当した上でドライバの運転行動が通常と異なる特異な運転行動であると判断される場合に限り、特定動作を行うといったことが可能となる。このため、特定動作の過剰な実行(過剰報知又は不必要な情報記録)を抑制でき、また真に必要性の高いときのみ特定動作を行うことが可能となる。つまり特定動作の実行適正化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係り、ユーザU1と他の構成要素との関係を示す図である。
本発明の実施形態に係る車載システムの概略ブロック図である。
本発明の実施形態に係る車載用制御装置の内部構成図である。
本発明の実施形態に係る車両センサ部の内部構成図である。
本発明の実施形態に係る生体センサの内部構成図である。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、車載用制御装置の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、車載用制御装置におけるコントローラの動作フローチャートである。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、複数の対象期間の関係を示す図である。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、対象処理のフローチャートである。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、報知動作及び記録動作の例を示す図である。
本発明の実施形態に属する第2実施例に係り、車載用制御装置の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に属する第2実施例に係り、対象処理のフローチャートである。
本発明の実施形態に属する第3実施例に係り、車載用制御装置の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に属する第4実施例に係り、車載用制御装置及びサーバ装置間の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等の名称を省略又は略記することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社デンソーテン
車載装置及び排出方法
4日前
株式会社デンソーテン
車載装置および電源種別判別方法
4日前
株式会社デンソーテン
車載装置、携帯端末、及びプログラム
5日前
株式会社デンソーテン
車両用動作制御方法、プログラム、車載用制御装置及び車載システム
2日前
株式会社デンソーテン
通信方法、通信システム、送信機、受信機、送信制御プログラム、および、受信制御プログラム
2日前
株式会社デンソーテン
動画像処理装置、データ処理装置、画像処理システム、車両、動画像処理方法、及び、プログラム
2日前
日本精機株式会社
警報システム
12日前
日本精機株式会社
路面投影装置
2か月前
スズキ株式会社
運転支援装置
11日前
エムケー精工株式会社
車両誘導装置
18日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
検知器
3日前
ニッタン株式会社
検知器
3日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
株式会社国際電気
防災システム
15日前
ニッタン株式会社
検知器
5日前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
個人
防犯に特化したアプリケーション
2か月前
東京都公立大学法人
液滴検出装置
2か月前
TOA株式会社
拡声放送システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社小糸製作所
移動体検出装置
5日前
個人
乗り物の移動を支援する方法及び装置
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
警報装置
2か月前
日本信号株式会社
信号情報システム
2か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
2か月前
アズビル株式会社
建物管理システム
3か月前
株式会社小糸製作所
車両検出システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
回避動作判別装置
2か月前
日本信号株式会社
交通信号制御システム
2か月前
能美防災株式会社
火災感知器
8日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置
3か月前
個人
現示内容に関する情報放送機能付き信号機
1か月前
ホーチキ株式会社
火災検出システム
2か月前
続きを見る
他の特許を見る