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公開番号2025136312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034783
出願日2024-03-07
発明の名称情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G09B 5/06 20060101AFI20250911BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】学習効果の高い安全運転の教材を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、コントローラを有し、コントローラは、車両のドライバが運転中に前記車両で撮影された走行映像を取得し、走行映像を用いた動画形式の問題であって、再生中の動画の一部に表示される正解箇所がタッチされた場合に正解となる問題を生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
コントローラを有し、
前記コントローラは、
車両のドライバが運転中に前記車両で撮影された走行映像を取得し、
前記走行映像を用いた動画形式の問題であって、再生中の動画の一部に表示される正解箇所がタッチされた場合に正解となる問題を生成する
情報処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記コントローラは、
前記車両から車両データを取得し、
前記車両データに基づいて、前記ドライバのドライバ特性を推定し、
前記ドライバ特性に応じた前記問題を生成する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記コントローラは、
前記車両データとして、運転時における前記ドライバの視線情報を取得し、
前記視線情報から推定される前記ドライバ特性に応じた前記問題を生成する
請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記コントローラは、
前記視線情報に基づき、前記ドライバによる道路標識の確認が不十分か否かを判定し、
前記道路標識の確認が不十分であると判定した前記ドライバに対して、前記道路標識に関する前記問題を生成する
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記コントローラは、
複数の前記車両から前記走行映像を取得し、
前記ドライバが運転する道路において、他の前記車両で撮影された前記走行映像を用いて、前記問題を生成する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
車両に搭載され、ドライバの運転中に撮影された走行映像を撮影する車載装置と、
前記車載装置から送信される走行映像に基づいて、車両のドライバに対して提供する問題を生成する情報処理装置と、
前記情報処理装置によって生成された前記問題を前記ドライバに対して出問する端末装置と
を備え、
前記情報処理装置は、
車両のドライバが運転中に前記車両で撮影された走行映像を取得し、
前記走行映像を用いた動画形式の問題であって、再生中の動画の一部に表示される正解箇所がタッチされた場合に正解となる問題を生成するコントローラを有する
情報処理システム。
【請求項７】
コントローラが実行する情報処理方法であって、
車両のドライバが運転中に前記車両で撮影された走行映像を取得する取得工程と、
前記走行映像を用いた動画形式の問題であって、再生中の動画の一部に表示される正解箇所がタッチされた場合に正解となる問題を生成する生成工程と
を含む情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、タッチパネルを通じて出題を行う技術がある。特許文献１には、ドライブレコーダで撮影された映像を基に、安全運転に関する問題を生成し、ドライバへ配信する技術が開示されている。
【０００３】
また、特許文献２には、タッチパネルに表示された再生中の２つの動画で表示内容が異なる箇所がタッチされたか否かに応じて採点する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－９２３２５４号公報
特開２００５－２１１２８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、従来技術は、学習効果の高い安全運転の教材を提供するうえで改善の余地があった。具体的には、特許文献１は、選択式の問題であり、選択肢を適当に選んだ場合でも正解となる場合があるため、ドライバは問題の内容を見ずに回答することができるので、内容を理解していない場合も想定される。また、特許文献２は、ゲームに関する技術であり、学習効果の高い安全運転の教材を提供することについては何ら考慮されていない。
【０００６】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、学習効果の高い安全運転の教材を提供することができる情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、コントローラを有し、前記コントローラは、車両のドライバが運転中に前記車両で撮影された走行映像を取得し、前記走行映像を用いた動画形式の問題であって、再生中の動画の一部に表示される正解箇所がタッチされた場合に正解となる問題を生成する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ドライバが再生中の動画を視聴して正解箇所をタッチする必要がある問題を提供するので、学習効果の高い安全運転の教材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、情報処理システムの概要を示す図である。
図２は、実施形態に係る問題の具体例を示す図である。
図３は、車載装置のブロック図である。
図４は、情報処理装置のブロック図である。
図５は、記憶部に格納されるドライバ情報の一例を示す図である。
図６は、出題パターンの一例を示す図である。
図７は、情報処理装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法について説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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