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公開番号
2025136484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035098
出願日
2024-03-07
発明の名称
車載音声操作装置、音声操作システム、音声操作方法およびプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/16 20060101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザの音声によって対象機器への操作を受け付けて制御を実行する装置において、搭乗者の存在の状況に応じて、操作を禁止された禁止ユーザからの音声操作に対して柔軟に制限の仕方を調整可能とする。
【解決手段】車載装置は、制御部を備え、制御部は、発話者が制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定する。そして、制御部は、発話者が禁止ユーザである場合に、許可ユーザの存在の有無によって、発話者の発話に応じた制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて制御対象機器を操作する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発話者の発話に応じて制御対象機器を操作する車載音声操作装置であって、
前記発話者が前記制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定するステップと、
前記発話者が前記禁止ユーザである場合に、前記発話者以外の前記許可ユーザの存在の有無によって、前記発話者の発話に応じた前記制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて前記制御対象機器を操作するステップと、を実行する制御部を備える
車載音声操作装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記操作するステップにおいては、前記許可ユーザが存在するときには前記制御対象機器を操作し、前記許可ユーザが存在しないときには前記制御対象機器を操作しない請求項1に記載の車載音声操作装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記許可ユーザが存在するときには前記許可ユーザに対して許可されているよりも制限された範囲で前記制御対象機器を操作する請求項2に記載の車載音声操作装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記許可ユーザが存在するときには、前記制御対象機器の操作を行うか否かを問う通知を出力し、前記許可ユーザから操作を行う旨の回答の入力を受け付けたときに、前記制御対象機器を操作する請求項2に記載の車載音声操作装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記操作するステップにおいては、前記許可ユーザが存在しないときには前記制御対象機器を操作し、前記許可ユーザが存在するときには前記制御対象機器を操作しない制御をする請求項1に記載の車載音声操作装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記許可ユーザが存在しないときには前記許可ユーザに対して許可されているよりも制限された範囲で前記制御対象機器を操作する請求項5に記載の車載音声操作装置。
【請求項7】
前記制御対象機器の機能ごとに、前記許可ユーザの有無に対する、前記発話者の発話に応じた操作の許可および不許可の少なくとも一方を定義したテーブルを格納した記憶部をさらに備え、前記制御部は前記テーブルを参照して前記制御対象機器の操作の可否を決定する請求項1に記載の車載音声操作装置。
【請求項8】
制御対象機器と、発話者の発話に応じて前記制御対象機器を操作する車載音声操作装置と、を有する音声操作システムであって、前記車載音声操作装置は、
前記発話者が前記制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定するステップと、
前記発話者が前記禁止ユーザである場合に、前記発話者以外の前記許可ユーザの存在の有無によって、前記発話者の発話に応じた前記制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて前記制御対象機器を操作するステップと、を実行する制御部を備える
音声操作システム。
【請求項9】
コンピュータが発話者の発話に応じて制御対象機器を操作する音声操作方法であって、
前記発話者が前記制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定するステップと、
前記発話者が前記禁止ユーザである場合に、前記発話者以外の前記許可ユーザの存在の有無によって、前記発話者の発話に応じた前記制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて前記制御対象機器を操作するステップと、を実行する
音声操作方法。
【請求項10】
コンピュータに発話者の発話に応じて制御対象機器を操作させるためのプログラムであって、
前記発話者が前記制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定するステップと、
前記発話者が前記禁止ユーザである場合に、前記発話者以外の前記許可ユーザの存在の有無によって、前記発話者の発話に応じた前記制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて前記制御対象機器を操作するステップと、を実行させるための
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載音声操作装置、音声操作システム、音声操作方法およびプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、音声認識によって機器を操作する指示を受け付ける場合、操作が制限されていない発話者(例えば、大人)と、操作が制限されている発話者(例えば子供)とで、制御対象機器(例えばエアコン)に対する制御値(例えば温度の設定値)に異なる重みづけを行うとされている(下記特許文献1参照)。
【0003】
例えば、オーディオ装置及びテレビ装置の音量設定に係る数値や、エアコンの温度設定に係る数値が音声による制御指示に含まれる場合、制御指示を受けた制御部は大人が発話した数値と、子供が発話した数値とに対して重み付けを行い、設定値を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-207169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の技術では、この重み付けは、発話者に対して一律に設定される。例えば、この技術の制御部は、大人が発話した数値に対して100%を適用する。一方、この制御部は、子供が発話した数値に対して50%を適用する。すなわち、上記従来の技術では、搭乗者の存在の有無、あるいはその状況に応じて制御の仕方が異なることはない。
【0006】
つまり、従来技術は、例えば、大人の存在の有無に関係なく子供の操作に制限をかけている。しかし、搭乗者の中に大人がいるときは制限をかけたくない、または逆に搭乗者の中に大人がいるときは制限をかけ、いないときは制限をかけたくないといったケースが考えられる。
【0007】
そこで、開示の実施形態の目的は、ユーザの音声によって対象機器への操作を受け付けて制御を実行する車載装置において、操作を禁止されない禁止ユーザの存在の状況に応じて、操作を禁止された禁止ユーザからの音声操作に対して柔軟に操作の仕方を調整可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の実施形態の一側面は、発話者の発話に応じて制御対象機器を操作する車載音声操作装置によって例示される。本車載音声操作装置は、制御部を備え、本制御部は、発話者が制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザか、禁止されていない許可ユーザであるかを判定する。そして、本制御部は、発話者が禁止ユーザである場合に、発話者以外の許可ユーザの存在の有無によって、発話者の発話に応じた制御対象機器の操作の可否を決定し、決定結果に基づいて制御対象機器を操作する。
【発明の効果】
【0009】
本車載音声操作装置は、発話者が制御対象機器の操作を禁止された禁止ユーザである場合に、発話者以外の許可ユーザの存在の有無によって、発話者の発話に応じた制御対象機器の操作の可否を決定し、制御対象機器を操作するので、許可ユーザの存在の状況に応じ
て、操作を禁止された禁止ユーザからの音声操作に対して柔軟に操作の仕方を調整可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る車載装置および音声操作システムの構成と、これらの間における制御を例示する図である。
図2は、車載装置のハードウェア構成を例示する図である。
図3は、可否判定テーブルを例示する図である。
図4は、第1実施形態における車載装置の処理手順を例示するフローチャートである。
図5は、第1実施形態の検知結果に基づく制御処理の詳細を例示するフローチャートである。
図6は、第2実施形態の可否判定テーブルを例示する図である。
図7は、第2実施形態の検知結果に基づく制御処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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