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公開番号
2025138077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036830
出願日
2024-03-11
発明の名称
電源装置及び電源装置の製造方法
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
1/14 20060101AFI20250917BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】2つの基板の連結における位置決めを容易に行うことができる電源装置及び電源装置の製造方法を提供する。
【解決手段】電源装置1は、下基板3と、下基板3に対向して配置された上基板4と、下基板3と上基板4とを連結する複数の基板連結部材10とを備え、基板連結部材10は、下基板3が底面13Cに当接すると共に上基板4が上面13Bに当接することで、下基板3及び上基板4の方向D1の位置を規定する本体部13と、本体部13の底面13Cに突設され、本体部13を下基板3に対して方向D1に垂直な方向D2に位置決めする突起部11と、本体部13の上面13Bに突設され、本体部13を上基板4に対して方向D1に垂直な方向D2に位置決めする突起部12とを有し、下基板3には、突起部11と嵌合する複数の位置決め孔31が設けられ、上基板4には、突起部12と嵌合する複数の位置決め孔41が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板と、
前記第1基板に対向して配置された第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板とを連結する複数の基板連結部材とを備え、
前記基板連結部材は、前記第1基板が一端面に当接すると共に前記第2基板が他端面に当接することで、前記第1基板及び前記第2基板の対向方向の位置を規定する本体部と、前記本体部の前記一端面に突設され、前記本体部を前記第1基板に対して前記対向方向に垂直な方向に位置決めする第1突起部と、前記本体部の前記他端面に突設され、前記本体部を前記第2基板に対して前記対向方向に垂直な方向に位置決めする第2突起部とを有し、
前記第1基板には、前記第1突起部と嵌合する複数の第1位置決め孔が設けられ、
前記第2基板には、前記第2突起部と嵌合する複数の第2位置決め孔が設けられている電源装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記基板連結部材は、導電性を有し、前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続し、
前記第1突起部は、前記第1基板に半田により固定され、
前記第2突起部は、前記第2基板に半田により固定されている請求項1記載の電源装置。
【請求項3】
前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続する導電性部材を更に備え、
前記第1基板には、前記導電性部材を貫通させる第1貫通孔が設けられ、
前記第2基板には、前記導電性部材を貫通させる第2貫通孔が設けられ、
前記導電性部材は、前記第1基板及び前記第2基板に半田により固定されている請求項1記載の電源装置。
【請求項4】
前記導電性部材は、芯部と、前記芯部の一端部に前記芯部に対して前記芯部の延在方向に垂直な方向に突出するように設けられ、前記第1基板又は前記第2基板に引っ掛かる抜止部と、を有する請求項3記載の電源装置。
【請求項5】
前記本体部及び前記芯部は、円柱状を呈し、
前記芯部の径は、前記本体部の径よりも小さい請求項4記載の電源装置。
【請求項6】
前記第1基板には、パワー素子が実装され、
前記第2基板には、制御系素子が実装され、
前記第1基板及び前記第2基板は、筐体に収容され、
前記第1基板は、前記筐体に熱的に結合されている請求項1記載の電源装置。
【請求項7】
請求項3記載の電源装置の製造方法であって、
前記複数の基板連結部材によって、前記第1基板と前記第2基板とを連結する第1工程と、
前記第1工程を実施した後、前記導電性部材を前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に差し込む第2工程とを含む電源装置の製造方法。
【請求項8】
前記第2工程を実施した後、前記第1基板及び前記第2基板に半田を塗布し、前記半田を溶解して冷却することにより、前記基板連結部材及び前記導電性部材を前記第1基板及び前記第2基板に固定する第3工程を更に含む請求項7記載の電源装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置及び電源装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、配線基板及びその製造方法、配線基板用の柱状端子を開示する。この配線基板は、第2の基板と接続される第1の基板を備える配線基板である。第1の基板の基板主面上に複数の電極が配置される。複数の電極上に、第2の基板との接続に用いられる複数の柱状端子がはんだ部を介して接合されている。柱状端子は、導電性材料からなる柱状端子本体と、柱状端子本体よりもはんだ濡れ性が低い材料からなり、柱状端子本体の外周面の高さ方向における中央部を覆うはんだブロック層とを備える。はんだブロック層を挟んで上下対称な形状をなしている。柱状端子本体の外周面において、はんだブロック層に覆われていない領域の面積は、はんだブロック層に覆われている領域の面積よりも大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-21550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、第1の基板と第2の基板とが複数の柱状端子を介して連結されているが、第1の基板と第2の基板との連結における位置決めについては全く考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、2つの基板の連結における位置決めを容易に行うことができる電源装置及び電源装置の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一形態は、第1基板と、第1基板に対向して配置された第2基板と、第1基板と第2基板とを連結する複数の基板連結部材とを備え、基板連結部材は、第1基板が一端面に当接すると共に第2基板が他端面に当接することで、第1基板及び第2基板の対向方向の位置を規定する本体部と、本体部の一端面に突設され、本体部を第1基板に対して対向方向に垂直な方向に位置決めする第1突起部と、本体部の他端面に突設され、本体部を第2基板に対して対向方向に垂直な方向に位置決めする第2突起部とを有し、第1基板には、第1突起部と嵌合する複数の第1位置決め孔が設けられ、第2基板には、第2突起部と嵌合する複数の第2位置決め孔が設けられている。
【0007】
このような電源装置では、第1基板と第2基板との連結において、複数の基板連結部材が用いられる。第1基板及び第2基板の対向方向の位置は、複数の基板連結部材の本体部により規定される。具体的には、第1基板が本体部の一端面に当接すると共に第2基板が本体部の他端面に当接することで、第1基板及び第2基板の対向方向の位置が規定される。本体部の一端面に突設された第1突起部は、第1基板の第1位置決め孔に嵌合し、本体部の他端面に突設された第2突起部は、第2基板の第2位置決め孔に嵌合する。このため、基板連結部材は、第1基板及び第2基板に対して第1基板及び第2基板の対向方向に垂直な方向に位置決めされる。このような基板連結部材を複数備えることにより、第1基板と第2基板とを互いに連結する際の位置決めが容易となるため、作業効率が向上する。
【0008】
(2)上記の(1)において、基板連結部材は、導電性を有し、第1基板と第2基板とを電気的に接続し、第1突起部は、第1基板に半田により固定され、第2突起部は、第2基板に半田により固定されていてもよい。
【0009】
このような構成では、基板連結部材は、導電性を有している。これにより、基板連結部材は電流通電接続部品としての機能を併せ持つので、基板連結部材の他に、例えば大電流用の電流通電接続部品を第1基板上及び第2基板上に別途配置する必要がない。故に、第1基板及び第2基板におけるレイアウトが簡素化される。従って、基板連結部材の第1突起部及び第2突起部と第1基板の第1位置決め孔及び第2基板の第2位置決め孔とを互いに嵌合しやすくなり、第1基板と第2基板とを互いに連結する際の位置決めがより容易となる。
【0010】
(3)上記の(1)又は(2)において、第1基板と第2基板とを電気的に接続する導電性部材を更に備え、第1基板には、導電性部材を貫通させる第1貫通孔が設けられ、記第2基板には、導電性部材を貫通させる第2貫通孔が設けられ、導電性部材は、第1基板及び第2基板に半田により固定されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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