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公開番号
2025138037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036742
出願日
2024-03-11
発明の名称
センサーモジュール及び計測システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08C
13/00 20060101AFI20250917BHJP(信号)
要約
【課題】センサーモジュールからデータを受信するホストデバイスの負荷を低減できるセンサーモジュール等を提供すること。
【解決手段】センサーモジュール10は、第1センサーデバイス20Xと第2センサーデバイス20Yとマイクロコントローラー80とを含む。マイクロコントローラー80は、第1センサーデバイス20Xからの第1検出データSD1及び第2センサーデバイス20Yからの第2検出データSD2が入力される。マイクロコントローラー80は、外部同期信号EXSYCの同期タイミングまでの第1検出データSD1を積算することで第1積算データSDATC1を求め、同期タイミングまでの第2検出データSD2を積算することで第2積算データSDATC2を求め、同期タイミングにおいて第1積算データSDATC1及び第2積算データSDATC2をホストデバイスへ出力する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1センサー素子、前記第1センサー素子からの信号が入力されて検出処理を行う第1検出回路、及び前記第1検出回路からの第1検出データを出力する第1インターフェースを含む第1センサーデバイスと、
第2センサー素子、前記第2センサー素子からの信号が入力されて検出処理を行う第2検出回路、及び前記第2検出回路からの第2検出データを出力する第2インターフェースを含む第2センサーデバイスと、
外部同期信号が入力される同期端子を含み、前記第1センサーデバイスからの前記第1検出データ及び前記第2センサーデバイスからの前記第2検出データが入力されるマイクロコントローラーと、
を含み、
前記マイクロコントローラーは、
前記外部同期信号の同期タイミングまでの前記第1検出データを積算することで第1積算データを求め、前記同期タイミングまでの前記第2検出データを積算することで第2積算データを求め、前記同期タイミングにおいて前記第1積算データ及び前記第2積算データをホストデバイスへ出力することを特徴とするセンサーモジュール。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記外部同期信号の同期タイミング間において前記第1検出データを積算することで前記第1積算データを求め、前記同期タイミング間において前記第2検出データを積算することで前記第2積算データを求めることを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項3】
請求項2に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記同期タイミング毎に前記第1積算データ及び前記第2積算データをリセットすることを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項4】
請求項2に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記同期タイミング間における積算が完了したときに、前記積算の完了を知らせる信号を外部に出力することを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記外部同期信号の前記同期タイミング及び前記同期タイミングから所定時間後のタイミングを含む出力タイミング間において、前記第1検出データを積算することで前記第1積算データを求め、前記出力タイミング間において前記第2検出データを積算することで前記第2積算データを求めることを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項6】
請求項5に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記所定時間の設定情報を記憶するレジスターを含み、
前記マイクロコントローラーは、
前記設定情報に基づいて前記所定時間後のタイミングを設定することを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項7】
請求項5に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記出力タイミング毎に前記第1積算データ及び前記第2積算データをリセットすることを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項8】
請求項5に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記マイクロコントローラーは、
前記出力タイミング間における積算が完了したときに、前記積算の完了を知らせる信号を外部に出力することを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項9】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載されたセンサーモジュールにおいて、
前記外部同期信号は、衛星測位システムから取得された時刻基準信号であることを特徴とするセンサーモジュール。
【請求項10】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のセンサーモジュールと、
前記センサーモジュールに電気的に接続されている前記ホストデバイスと、
を含むことを特徴とする計測システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーモジュール及び計測システム等に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、慣性計測装置が開示されている。慣性計測装置は、慣性情報を出力する角速度センサー及び加速度センサーと、慣性情報の値の範囲に関連した複数の補正パラメーター、を記憶する記憶部と、複数の補正パラメーターから選択補正パラメーターを選択するパラメーター制御部と、選択補正パラメーターを用いて、慣性情報を補正する補正演算部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-72338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような慣性計測装置は、角速度データ及び加速度データを出力するので、それを受信する他の装置の負荷が大きくなる課題があった。例えば、慣性計測装置と他の装置との間の通信レートが高いため通信負荷が大きい、或いは、他の装置が角速度データ及び加速度データを処理する負荷が大きいという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、第1センサー素子、前記第1センサー素子からの信号が入力されて検出処理を行う第1検出回路、及び前記第1検出回路からの第1検出データを出力する第1インターフェースを含む第1センサーデバイスと、第2センサー素子、前記第2センサー素子からの信号が入力されて検出処理を行う第2検出回路、及び前記第2検出回路からの第2検出データを出力する第2インターフェースを含む第2センサーデバイスと、外部同期信号が入力される同期端子を含み、前記第1センサーデバイスからの前記第1検出データ及び前記第2センサーデバイスからの前記第2検出データが入力されるマイクロコントローラーと、を含み、前記マイクロコントローラーは、前記外部同期信号の同期タイミングまでの前記第1検出データを積算することで第1積算データを求め、前記同期タイミングまでの前記第2検出データを積算することで第2積算データを求め、前記同期タイミングにおいて前記第1積算データ及び前記第2積算データをホストデバイスへ出力するセンサーモジュールに関係する。
【0006】
また、本開示の他の態様は、上記のセンサーモジュールと、前記センサーモジュールに電気的に接続されている前記ホストデバイスと、を含む計測システムに関係する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
センサーモジュールの構成例。
マイクロコントローラーの動作を説明するタイミングチャート例。
マイクロコントローラーの第1構成例。
センサーモジュールの動作を説明する信号波形図。
マイクロコントローラーの第2構成例。
第2構成例におけるマイクロコントローラーの動作を説明するタイミングチャート例。
第2構成例のマイクロコントローラーを用いたセンサーモジュールの動作を説明する信号波形図。
センサーデバイスの構成例。
角速度センサーデバイスの構成例。
計測システムの構成例。
電子機器の構成例。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.センサーモジュールの構成例
図1に本実施形態のセンサーモジュール10の構成例を示す。センサーモジュール10は複数のセンサーデバイスにより構成される物理量検出モジュールであり、このセンサーモジュール10によりセンサーシステム又はセンサーユニットが実現される。図1のセンサーモジュール10は、第1センサーデバイス20Xと、第2センサーデバイス20Yと、マイクロコントローラー80とを含む。なおセンサーモジュール10は図1の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。例えば図1ではセンサーデバイスの個数が2個の場合の例を示しているが、センサーデバイスの個数は3個以上であってもよい。例えば本実施形態のセンサーモジュール10は第1センサーデバイス~第nセンサーデバイスを含んでもよい。nは2以上の整数である。
【0010】
第1センサーデバイス20Xは、第1センサー素子50Xと、第1センサー素子50Xからの信号が入力されて検出処理を行う第1検出回路60Xと、第1検出回路60Xからの第1検出データSD1を出力する第1インターフェース70Xとを含む。第1センサーデバイス20Xは、第1センサー素子50Xと、第1検出回路60X及び第1インターフェース70Xを含む集積回路装置とが、パッケージに収容されたデバイスである。集積回路装置は半導体により実現されるICチップである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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