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公開番号2025138462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037568
出願日2024-03-11
発明の名称プロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250917BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロジェクターにおいて、光利用効率の低下を抑えつつ、光源の発光素子と電極とを接続するワイヤーの断線や光源でのショートの発生を防止する。
【解決手段】本実施形態のプロジェクターは、第1波長帯の第1光を射出する第1発光素子と、第1発光素子に電力を供給する第1通電線と、第1発光素子と第1通電線とを支持する基材と、を有する第1光源と、第1光源から射出された第1光が入射する第1入射端と、第1光を射出する第1射出端と、を有し、第1光の面内照度を均一化する第1導光素子と、第1導光素子から射出される第1光を平行化する第1平行化素子と、第1平行化素子から射出された第1光を画像情報に基づいて変調する第1光変調素子と、第1光変調素子によって変調された光を投射する投射光学系と、を備える。第1導光素子は第1通電線から離間して配置され、第1導光素子の第1入射端と第1光源との間の第1距離は0.7mm以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1波長帯の第1光を射出する第1発光素子と、前記第1発光素子に電力を供給する第1通電線と、前記第1発光素子と前記第1通電線とを支持する基材と、を有する第1光源と、
前記第1光源から射出された前記第1光が入射する第1入射端と、前記第1光を射出する第1射出端と、を有し、前記第1光の面内照度を均一化する第1導光素子と、
前記第1導光素子から射出される前記第1光を平行化する第1平行化素子と、
前記第1平行化素子から射出された前記第1光を画像情報に基づいて変調する第1光変調素子と、
前記第1光変調素子によって変調された光を投射する投射光学系と、
を備え、
前記第1導光素子は前記第1通電線から離間して配置され、
前記第1導光素子の前記第1入射端と前記第1光源との間の第1距離は0.7mm以下である、
プロジェクター。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1導光素子の断面形状は矩形状である、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記第1
導光素子
は前記第1光源に接している、
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項4】
前記第1導光素子において前記第1通電線と対向する位置に切り欠きが形成され、
前記第1通電線は前記第1入射端の外部から前記切り欠きを通って前記第1入射端の内部に挿通されている、
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項5】
前記第1光源の前記第1光の射出方向における前記切り欠きの寸法は0.1mm以上0.7mm以下である、
請求項4に記載のプロジェクター。
【請求項6】
前記基材は前記第1通電線を覆う封入部材を有し、
前記封入部材は絶縁性を有し、
前記第1入射端は前記封入部材に接している、
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記第1光源は第1発光素子の前記第1光の射出側に配置されて前記第1光を発散させる光発散部を有し、
前記封入部材は前記第1発光素子及び前記光発散部の周囲を支持している、
請求項6に記載のプロジェクター。
【請求項8】
前記第1光源の前記第1光の射出方向に沿って平面視において、前記第1入射端は前記第1発光素子及び前記第1通電線を囲んでいる、
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項9】
前記第1導光素子は中空部材であり、
前記第1導光素子の内部空間は前記第1射出端から前記第1射出端と前記第1入射端との間の位置まで窄んでいる、
請求項8に記載のプロジェクター。
【請求項10】
前記第1導光素子は、
前記第1光を反射する第1側面と、
前記第1側面に対して垂直に接続されて前記第1光を反射する第2側面と、
前記第2側面に対して垂直に接続されて前記第1光を反射する第3側面と、
前記第3側面に対して垂直に接続されて前記第1光を反射する第4側面と、
を有し、
前記第1通電線は前記第1側面、前記第2側面、及び、前記第3側面に対向し、
前記第1通電線と前記第1側面との間の距離は0.1mm以上1.0mm以下であり、
前記第1通電線と前記第2側面との間の距離は0.1mm以上1.0mm以下であり、
前記第1通電線と前記第3側面との間の距離は0.1mm以上1.0mm以下である、
請求項8に記載のプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、色光を射出する光源と、光源から射出される色光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、光変調装置から射出される画像光をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが知られている。プロジェクターは、例えば、青色光を射出する青色光源と、青色光源とは別に設けられて青色光を射出する励起光源と、励起光源から射出される青色光によって励起されて黄色光を射出する蛍光体と、を有する光源装置を備える。このようなプロジェクターでは、光源装置から青色光及び黄色光を含む白色光が射出され、白色光に含まれる各色光が共通の光変調装置又は色光毎に配置された光変調装置によって画像光に変換される。
【0003】
例えば、特許文献1には、光源の発光素子として複数の発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)が用いられたプロジェクターが開示されている。特許文献1に開示されているプロジェクターでは、各々のLEDから射出される色光がブロックを通った後に互いに同方向の経路上に重ねられ、光変調素子によって変調され、投射レンズによって拡大投射される。ブロックは、放物状の側面を有し、射出端面から射出される色光の角度分布を0°~90°の範囲内にする。複数のブロックから射出される色光は、複数のLEDからの光を互いに重ねるために配置されているダイクロイックプリズムに入射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願平10-361256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、LED等の発光素子は、基板等の支持部材に実装され、支持部材に別途形成されているリードフレームやパッド等の電極とワイヤーボンディングによって接続されている。上述の特許文献1に開示されている技術では、光源とブロックとが互いに密着しているため、上述のように光源における発光素子と電極とを接続するワイヤーとブロックとが直接接触し、ショートや断線が生じる場合が考えられる。このような場合に対し、光源とブロックとを互いに離して配置するという対応案が挙げられるが、光源とブロックとの距離によっては、光源から射出された光のブロックへの取り込む効率が低減され、プロジェクターにおける光利用効率が不足する可能性がある。すなわち、光利用効率の低下を抑えつつ、光源における発光素子と電極とを接続するワイヤーの断線や光源でのショートを防止できるプロジェクターが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様のプロジェクターは、第1波長帯の第1光を射出する第1発光素子と、第1発光素子に電力を供給する第1通電線と、第1発光素子と第1通電線とを支持する基材と、を有する第1光源と、第1光源から射出された第1光が入射する第1入射端と、第1光を射出する第1射出端と、を有し、第1光の面内照度を均一化する第1導光素子と、第1導光素子から射出される第1光を平行化する第1平行化素子と、第1平行化素子から射出された第1光を画像情報に基づいて変調する第1光変調素子と、第1光変調素子によって変調された光を投射する投射光学系と、を備える。第1導光素子は第1通電線から離間して配置され、第1導光素子の第1入射端と第1光源との間の第1距離は0.7mm以下である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態のプロジェクターの構成を示す概略図である。
図1のプロジェクターの青色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの青色光射出部の平面図である。
図1のプロジェクターの緑色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの赤色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの第1変形例の青色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの第1変形例の青色光射出部の別の側面図である。
図1のプロジェクターの第2変形例の緑色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの第2変形例の緑色光射出部の平面図である。
図1のプロジェクターの第3変形例の青色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの第4変形例の青色光射出部の側面図である。
図1のプロジェクターの第4変形例の青色光射出部の平面図である。
図1のプロジェクターの第5変形例の青色光射出部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面では、各構成要素を見やすくするために、構成要素によって寸法の縮尺が変更されている場合がある。
【0009】
先ず、本発明の一実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態のプロジェクター301の構成を示す概略図である。プロジェクター301は、光変調装置として3枚の液晶パネルを備える画像表示装置であり、所謂、3板式のプロジェクターである。図1に示すように、プロジェクター301は、青色光射出部101と、緑色光射出部102と、赤色光射出部103と、入射側偏光素子171,172,173と、光変調素子181,182,183と、射出側偏光素子175,176,177と、光合成素子200と、投射光学系250と、を備える。
【0010】
青色光射出部101は、青色光LBを射出する。以下の説明では、青色光射出部101から射出される青色光LBの光軸に平行な軸を方向を、D1方向とする。D1方向における一方の側を-D1側とし、D1方向における-D1側とは反対側を+D1側とする。青色光LBの光軸を含む面内でD1方向に直交する方向を、D2方向とする。D2方向における一方の側を-D2側とし、D2方向における-D2側とは反対側を+D2側とする。D1方向及びD2方向に直交する方向をD3方向とする。青色光射出部101から射出される青色光LBは、D1方向に沿って+D1側に進行する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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