TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025136762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035589
出願日2024-03-08
発明の名称電池パック
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/233 20210101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池パックのケースに歪みが発生することを抑制する。
【解決手段】電池パック10は、収容体200と、前記収容体200のロアケース210の内面217(第1面)に固定された電池モジュール100と、前記収容体200の前記第1面(ロアプレート212の内面217)とは逆側のアッパケース220に固定され電子部品312を収容しているアッパブラケット320と、前記アッパブラケット320のうち前記アッパケース220とは逆側を支持するロアブラケット310と、を有し、前記ロアブラケット310の剛性は、前記収容体200の前記アッパケース220の剛性より低い。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と
前記筐体の第1面に固定された電池モジュールと、
前記筐体の前記第1面とは逆側の第2面に固定され、電子部品を収容している部品と、
前記部品のうち前記第2面とは逆側を支持する支持部材と、
を有し、
前記支持部材の剛性は、前記筐体の前記第2面の剛性より低い、
電池パック。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記部品の剛性は前記筐体の前記第2面の剛性より高い、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記部品の剛性は前記支持部材の剛性より高い、請求項1または2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記電池モジュールは複数設けられており、複数の前記電池モジュールのうち、少なくとも一つの前記電池モジュールは、前記支持部材の下方に位置している、請求項1または2に記載の電池パック。
【請求項5】
前記筐体は、前記第1面を有する第1の部分と、前記第2面を有する第2の部分とを有している、請求項1または2に記載の電池パック。
【請求項6】
前記筐体は、前記第1面の内面に設けられたリブを有し、
前記支持部材は前記リブに固定されている、請求項1または2に記載の電池パック。
【請求項7】
前記支持部材の剛性は前記第1面の剛性より小さい、請求項1または2に記載の電池パック。
【請求項8】
前記リブは、前記電池モジュールを収容する収容部の一部として設けられており、
前記支持部材は、前記収容部の蓋部として設けられている、請求項6に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の様々な用途に用いられる電池パックが開発されている。電池パックは、複数の電池モジュールと、複数のモジュールが収容される収容体と、電池モジュール同士を電気的に接続する回路を遮断するためのディスコネクトスイッチと、を備えている。ディスコネクトスイッチは、概して、例えば、サービスディスコネクトスイッチ(SD/SW)又はサービスプラグとも称されることがある。
【0003】
特許文献1には、電池パックの一例について記載されている。この電池パックでは、制御部材が固定梁に固定され、電池セルが膨らむときに、制御部材が変形しにくくした技術が提案されている。
【0004】
特許文献2には、MSD(高電圧システムを手動遮断するためのサービスプラグ)がMSD支持板を通して上蓋に固定される技術が提案されている。この技術では、MSDと上蓋との接触面積を増やし、MSDと上蓋の間にある集中応力を低減し、その集中応力により上蓋に割れが発生することなどを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/259139号
中国特許第107887536号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、電池パックが振動を受けると、ケースに歪みが発生することがある。ケースが歪んだ場合、ケースに水が溜まる可能性が出てくる。
【0007】
本発明の目的の一例は、電池パックのケースに歪みが発生することを抑制することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1. 筐体と
前記筐体の第1面に固定された電池モジュールと、
前記筐体の前記第1面とは逆側の第2面に固定され、電子部品を収容している部品と、
前記部品のうち前記第2面とは逆側を支持する支持部材と、
を有し、
前記支持部材の剛性は、前記筐体の前記第2面の剛性より低い、
電池パック。
2. 前記支持部材の剛性は、前記筐体の前記第2面の剛性より低い、1.に記載の電池パック。
3. 前記部品の剛性は前記支持部材の剛性より高い、1.または2.に記載の電池パック。
4. 前記電池モジュールは複数設けられており、複数の前記電池モジュールのうち、少なくとも一つの前記電池モジュールは、前記支持部材の下方に位置している、1.または2.に記載の電池パック。
5. 前記筐体は、前記第1面を有する第1の部分と、前記第2面を有する第2の部分とを有する、1.または2.に記載の電池パック。
6. 前記筐体は、前記第1面の内面に設けられたリブを有し、
前記支持部材は前記リブに固定されている、1.または2.に記載の電池パック。
7. 前記支持部材の剛性は前記第1面の剛性より小さい、1.または2.に記載の電池パック。
8. 前記リブは、前記電池モジュールを収容する収容部の一部として設けられており、
前記支持部材は、前記収容部の蓋部として設けられている、6.に記載の電池パック。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、電池パックのケースに歪みが発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る電池パックの斜視図である。
実施形態に係る電池パックからアッパケースが取り外された状態の平面図である。
図2からロアブラケット及びアッパブラケットが取り外された状態の平面図である。
図2のA-A断面をフロアパネルとともに示す図である。
図4に示したロアブラケットとアッパブラケットとの接続構造に着目し簡略化して示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
雄端子
1か月前
個人
安全なNAS電池
18日前
愛知電機株式会社
電力機器
1か月前
個人
フリー型プラグ安全カバー
25日前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
13日前
ヒロセ電機株式会社
端子
1か月前
日機装株式会社
加圧装置
1か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
15日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
13日前
エイブリック株式会社
半導体装置
15日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
29日前
オムロン株式会社
電磁継電器
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
6日前
住友電装株式会社
端子
1か月前
沖電気工業株式会社
アンテナ
25日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
6日前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
29日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
1か月前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
13日前
株式会社カネカ
二次電池
28日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
1か月前
マクセル株式会社
配列用マスク
5日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
20日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
15日前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
29日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
ローム株式会社
半導体装置
22日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
個人
多層樹脂シート電池の電流制限方法
4日前
ローム株式会社
半導体装置
29日前
続きを見る