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公開番号
2025136667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035406
出願日
2024-03-07
発明の名称
ポリウレアの製造方法
出願人
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
71/02 20060101AFI20250911BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】二酸化炭素を含む組成物中に含まれる二酸化炭素を吸収するとともに、吸収した二酸化炭素を分離することなく有効活用してポリウレアを効率よく製造することができるポリウレアの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のポリウレアの製造方法は、分子内に2個以上のアミノ基を有するアミノ化合物と、二酸化炭素を含む組成物とを連続的に接触させて、カルバミン酸化合物を連続的に得る第1の工程と、前記カルバミン酸化合物を重合させてポリウレアを得る第2の工程と、を有することを特徴とする。前記第1の工程において、前記アミノ化合物を溶媒中に溶解させた溶液と、前記二酸化炭素を含む組成物とを連続的に接触させることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
分子内に2個以上のアミノ基を有するアミノ化合物と、二酸化炭素を含む組成物とを連続的に接触させて、カルバミン酸化合物を連続的に得る第1の工程と、
前記カルバミン酸化合物を重合させてポリウレアを得る第2の工程と、を有することを特徴とするポリウレアの製造方法。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記第1の工程において、
前記アミノ化合物を溶媒中に溶解させたアミノ化合物溶液を、反応容器の上部から下部に向けて連続的に供給するとともに、
前記二酸化炭素を含む組成物を、前記反応容器の下部から上部に向けて連続的に供給することにより、
前記アミノ化合物溶液と、前記二酸化炭素を含む組成物とを連続的に接触させる請求項1に記載のポリウレアの製造方法。
【請求項3】
前記反応容器の下部から回収された前記アミノ化合物溶液を、再び前記反応容器内に供給する請求項2に記載のポリウレアの製造方法。
【請求項4】
前記アミノ化合物溶液の前記反応容器からの回収位置よりも高い位置から、前記二酸化炭素を含む組成物を前記反応容器に供給する請求項3に記載のポリウレアの製造方法。
【請求項5】
前記第1の工程で用いる前記反応容器は、筒状をなし、その長手方向が上下方向となるように配されたものである請求項2ないし4のいずれか1項に記載のポリウレアの製造方法。
【請求項6】
前記第1の工程において、前記カルバミン酸化合物の少なくとも一部を前記アミノ化合物溶液から析出させる請求項2ないし4のいずれか1項に記載のポリウレアの製造方法。
【請求項7】
前記二酸化炭素を含む組成物が、工場または火力発電所からの排ガスである請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポリウレアの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリウレアの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球の温暖化現象の原因の一つとして、二酸化炭素による温室効果が指摘され、地球環境を守る上で、国際的にもその対策が急務となってきている。
【0003】
特に、社会活動に必要なエネルギーの大部分は、石炭、石油、天然ガス等の化石燃料から得ていることから、これらの化石燃料から発生する二酸化炭素の量は膨大であり、このエネルギー起源の二酸化炭素を削減することが、地球温暖化の抑制に有効である。
【0004】
そのため、例えば、工場や火力発電所等の燃焼設備において、燃焼で発生、排出される燃焼排ガス中の二酸化炭素を除去して回収する方法が、精力的に研究されている。
【0005】
例えば、特許文献1では、アミン化合物の水溶液を吸収液として用いて、燃焼排ガスを吸収液と接触させることで、燃焼排ガス中の二酸化炭素を除去して回収する方法、および、回収された二酸化炭素を大気中へ放出することなく貯蔵する方法が開示されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、吸収液に二酸化炭素を吸収させた後、加熱することにより二酸化炭素を吸収液から分離して回収するとともに、吸収液を再生させているため、熱エネルギーが必要であり、省エネルギーの観点からは、必ずしも満足のできるものではなかった。
【0007】
そのため、吸収液に吸収させた二酸化炭素を分離することなく有効活用できる方法が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第2871335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、二酸化炭素を含む組成物中に含まれる二酸化炭素を吸収するとともに、吸収した二酸化炭素を分離することなく有効活用してポリウレアを効率よく製造することができるポリウレアの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的は、下記(1)~(7)に記載の本発明により達成される。
(1) 分子内に2個以上のアミノ基を有するアミノ化合物と、二酸化炭素を含む組成物とを連続的に接触させて、カルバミン酸化合物を連続的に得る第1の工程と、
前記カルバミン酸化合物を重合させてポリウレアを得る第2の工程と、を有することを特徴とするポリウレアの製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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