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公開番号
2025136474
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035080
出願日
2024-03-07
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
10/08 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の交流電圧の出力を安定化させる。
【解決手段】車両10の高圧電源ライン21には、高圧バッテリ20と、モータジェネレータ25の電力を制御する電力制御ユニット22と、及び高圧電源ライン21の直流電圧を交流電圧に変換して出力するACインバータ23と、が接続されている。電力制御ユニット22は、ACインバータ23が交流電圧の出力を行っている場合、モータジェネレータ25によるエンジン11の始動を禁止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、バッテリと、前記バッテリに接続された電源ラインと、電力制御ユニットを介して前記電源ラインに接続されて前記エンジンを始動可能なモータジェネレータと、前記電源ラインの直流電圧を交流電圧に変換して出力するACインバータと、を備える車両の制御装置であって、
前記ACインバータが前記交流電圧の出力を行っている場合、前記モータジェネレータにより前記エンジンを始動するMG始動を禁止するMG始動禁止制御を行う
車両の制御装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記車両は、前記電源ラインとは別の低圧電源ラインに接続されたスタータモータを備えており、
前記MG始動禁止制御による前記MG始動の禁止時には、前記スタータモータによりエンジン始動を実施する
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記車両の走行状況に応じて前記エンジンの自動停止及び自動再始動を行う間欠運転制御を実施すると共に、
前記MG始動禁止制御による前記MG始動の禁止時には、前記間欠運転制御を停止する
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記バッテリの充電率を目標値とすべく前記バッテリの充放電制御を実施すると共に、前記MG始動禁止制御により前記MG始動が禁止されている場合には、相でない場合よりも高い充電率を前記目標値として設定する請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
前記バッテリの充電率を目標値とすべく前記バッテリの充放電制御を実施すると共に、前記MG始動禁止制御により前記MG始動が禁止されており、かつ前記バッテリが低温状態にある場合には、そうでない場合よりも高い充電率を前記目標値として設定する請求項1に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両は、外部の電気機器に電力を供給するための給電ポートを備えている。この車両は、バッテリの充電率が閾値以上の場合には、エンジンを停止した状態でバッテリに蓄えられた電力を外部機器に供給している。また、この車両は、バッテリの充電率が閾値未満の場合には、エンジンを稼働すると共にエンジンの動力で発電した電力を外部機器に供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-67839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンとモータジェネレータとを備えるハイブリッド車両において、モータジェネレータによりエンジン始動を行うものがある。エンジン始動のため、モータジェネレータが駆動されると、バッテリの給電圧が大きく低下してしまう。そのため、モータジェネレータによるエンジン始動が給電ポートへの給電中に行われると、インバータが給電ポートに出力する電力が不安定となる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する車両の制御装置は、エンジンと、バッテリと、前記バッテリに接続された電源ラインと、電力制御ユニットを介して前記電源ラインに接続されて前記エンジンを始動可能なモータジェネレータと、前記電源ラインの直流電圧を交流電圧に変換して出力するACインバータと、を備える車両の制御装置であって、前記ACインバータが前記交流電圧の出力を行っている場合、前記モータジェネレータにより前記エンジンを始動するMG始動を禁止するMG始動禁止制御を行うように構成されている。
【発明の効果】
【0006】
上記車両の制御装置には、交流電圧の出力を安定化させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
車両の制御装置の一実施形態の構成を模式的に示す図である。
上記制御装置が実行する処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、車両の制御装置の一実施形態を、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
<車両の制御装置の構成>
まず、図1を参照して本実施形態の構成を説明する。図1に示す車両10は、エンジン11とモータジェネレータ25とを備えるハイブリッド車両として構成されている。車両10は、高圧バッテリ20と、高圧バッテリ20よりも出力電圧の低い補機バッテリ30と、を備えている。
【0009】
補機バッテリ30は、低圧電源ライン31に接続されている。低圧電源ライン31には、補機バッテリ30の他、スタータモータ32が接続されている。図示は省略するが、低圧電源ライン31には、車両10の照明等の低圧車載電機機器が接続されている。スタータモータ32は、エンジン11に駆動連結されており、低圧電源ライン31からの電力の供給を受けてエンジン11を始動させる役割を担っている。
【0010】
高圧バッテリ20は、高圧電源ライン21に接続されている。高圧電源ライン21には、高圧バッテリ20の他、電力制御ユニット22、ACインバータ23、及び降圧回路24が接続されている。電力制御ユニット22には、モータジェネレータ25が接続されている。モータジェネレータ25は、エンジン11等の外部からの動力を受けて発電するジェネレータとして機能する。また、高圧電源ライン21を通じた高圧バッテリ20からの電力の供給に応じて動力を発生するモータとしても機能する。電力制御ユニット22は、高圧電源ライン21とモータジェネレータ25との間でやり取りされる電力を制御する。モータジェネレータ25は、エンジン11に駆動連結されており、エンジン11の始動用のモータとしても動作可能に構成されている。ACインバータ23は、高圧電源ライン21の直流電圧を交流電圧に変換してACアウトレット26に出力する。ACアウトレット26は、外部機器への交流電圧の取り出し口である。降圧回路24は、高圧電源ライン21の直流電圧を降圧して低圧電源ライン31に出力する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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