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公開番号2025136401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034958
出願日2024-03-07
発明の名称車両構造
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】車両衝突時におけるモータユニットの損傷を抑制する。
【解決手段】走行用駆動源としてのモータと、車両の前端もしくは後端に設けられ、車両前後方向の貫通孔が形成されるとともに車幅方向に延在する第一クロスメンバと、前記モータに取り付けられ、前記貫通孔に向かって前後方向に延在する第一ブラケットと、前記貫通孔に篏合され、前後方向に延びる軸を有して前記第一ブラケットを軸支する第一軸支部と、を備える車両構造とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行用駆動源としてのモータと、
車両の前端もしくは後端に設けられ、車両前後方向の貫通孔が形成されるとともに車幅方向に延在する第一クロスメンバと、
前記モータに取り付けられ、前記貫通孔に向かって前後方向に延在する第一ブラケットと、
前記貫通孔に篏合され、前後方向に延びる軸を有して前記第一ブラケットを軸支する第一軸支部と、を備える車両構造。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第一ブラケットは、前記モータ側ほど上下方向の幅、又は、車幅方向の幅が大きくなる略三角錐形状の部分を有する請求項1に記載の車両構造。
【請求項3】
前記第一ブラケットは、径方向且つ車両前後方向に延びるリブを有する請求項1に記載の車両構造。
【請求項4】
前記第一ブラケットは、車両前後方向からみて、前記モータの躯体の縁部に取り付けられている請求項1に記載の車両構造。
【請求項5】
前記第一ブラケットと前記モータとの複数の取付部は、上下方向または車幅方向において異なる位置に配置されている請求項4に記載の車両構造。
【請求項6】
前記第一クロスメンバよりも車両の前後方向における中央側に配置され、車幅方向に延在する第二クロスメンバと、
前記第一クロスメンバおよび前記第二クロスメンバの車幅方向両端部に接続され、車両前後方向に延在する一対のサイドメンバと、
前記モータを前記第二クロスメンバに取り付ける第二ブラケットと、をさらに備え、
前記サイドメンバは、前記第一クロスメンバから前記第二クロスメンバまでの間に、上下方向又は車幅方向に屈曲する屈曲部を備えている請求項1に記載の車両構造。
【請求項7】
前記第二ブラケットは、車幅方向に延びる軸を有する第二軸支部を介して前記第二クロスメンバに取り付けられている請求項6に記載の車両構造。
【請求項8】
前記第二ブラケットは、車幅方向において、モータの車幅方向両端と重複する位置にて前記第二クロスメンバに取り付けられている請求項6又は7に記載の車両構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電動車両の車両構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車においては、走行用のモータに電力を供給するバッテリパックをフロアパネルの下方に備えたものがある。例えば、特許文献1には、サイドメンバに取り付けられたサスペンションメンバに対して車両下方側に配置されたモータユニット(モータ)と、前記モータに対して車両前後方向内側に設けられたバッテリユニット(バッテリパック)とを有する車両構造が開示されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、車両前後方向に延びる一対のリヤサイドメンバの下部に、車幅方向に延びるリヤサスペンションメンバを備え、モータユニットは、その前方側がリヤサスペンションメンバの前側クロスメンバに取り付けられ、後方側はリヤサイドメンバに取り付けられている。また、リヤサスペンションメンバの前側クロスメンバの前方に、バッテリユニットが配置されている。
【0004】
また、特許文献2では、車両前後方向に延びる一対のフロントサイドメンバの下部に、車幅方向に延びるEVフレームを介してモータユニットが取り付けられている。また、そのモータの後方にバッテリユニットが配置されている。モータユニットの前方には、一対のフロントサイドメンバ間を結ぶクロスメンバが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-018686号公報
特開2015-182749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1,2の車両構造において、モータユニットの前方に車幅方向に延びるクロスメンバが配置されている。このため、車両が前方の車両等に強く衝突した場合、クロスメンバが後方に押されてモータユニットを損傷してしまう恐れがある。万が一の事故の場合においても、モータユニットはできる限り保護したいという要請がある。
【0007】
そこで、この発明の課題としては、車両衝突時におけるモータユニットの損傷を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、この発明は、以下の構成1~構成4を備えるものを採用することができる。
【0009】
[構成1]
走行用駆動源としてのモータと、
車両の前端もしくは後端に設けられ、車両前後方向の貫通孔が形成されるとともに車幅方向に延在する第一クロスメンバと、
前記モータに取り付けられ、前記貫通孔に向かって前後方向に延在する第一ブラケットと、
前記貫通孔に篏合され、前後方向に延びる軸を有して前記第一ブラケットを軸支する第一軸支部と、を備える車両構造。
【0010】
[構成2]
前記第一ブラケットは、前記モータ側ほど上下方向の幅、又は、車幅方向の幅が大きくなる略三角錐形状の部分を有する構成1に記載の車両構造。
(【0011】以降は省略されています)

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