TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025136286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034703
出願日2024-03-07
発明の名称自動車用サイドバイザー
出願人イズミ工業株式会社
代理人
主分類B60J 3/00 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】 車外側意匠面に金属モールを取り付けた自動車用サイドバイザーにおいて、金属モールのバイザーへの両面テープを介しての接着に引き続いて行われる、安全対策としての機械的な接合を行う際に、バイザーを裏返す必要がないこと、ならびに、機械的な接合のためにバイザー本体に貫通孔を開けないことにある。
【解決手段】バイザーのモール接着部分の一部に突起を形成し、突起にカシメ機構を有し、上下に嵌合爪を有するブラケットをはめ込み、側面にスリット穴を有する金属モールを両面テープによりバイザー接着部分への貼り付ける際に、
ブラケットの嵌合爪とモールのスリット穴とが嵌合することで、機械的な接合を同時に行うこと。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項1】
バイザー本体とブラケットと金属モールとを備え、前記バイザー本体の外側意匠面に、突起からなる固定部が設けられ、前記ブラケットは貫通孔を有しており、前記貫通孔に前記突起を差し込むことで、前記バイザー本体に前記ブラケットが固定され、前記ブラケットに前記金属モールが取り付けられている自動車用サイドバイザー。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ブラケットは前記貫通孔の周縁部にカシメ用の刃を有し、前記刃により、前記突起に固定されることを特徴とする請求項1の自動車用サイドバイザー。
【請求項3】
前記突起を前記貫通孔に通した後、前記突起の先端を前記貫通孔の径より大きく広げることにより、前記突起に固定されることを特徴とする請求項1の自動車用サイドバイザー。
【請求項4】
前記突起は鎌ホゾ状を呈しており、前記鎌ホゾが前記貫通孔の周縁部に係合することにより、前記突起に固定されることを特徴とする請求項1の自動車用サイドバイザー。
【請求項5】
バイザー本体とブラケットと金属モールとを備え、前記バイザー本体の外側意匠面には蟻ホゾ形状の固定部を有しており、前記ブラケットは前記蟻ホゾに接合する蟻ホゾ挿入部を有し、これらが接合することで前記バイザー本体に前記ブラケットが固定され、前記ブラケットに前記金属モールが取り付けられている自動車用サイドバイザー。
【請求項6】
請求項1に記載の自動車用サイドバイザーを製造する方法であって、前記バイザー本体と前記固定部を一体成形することを特徴とする自動車用サイドバイザーの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用サイドバイザーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のドアの窓枠に装着される自動車用サイドバイザーは、降雨時に自動車ドアのガラス窓を開けても雨が車内に降りこまないよう雨を遮る庇として機能するものであるが、ドアの窓枠に両面テープで貼り付けることで装着されるものが一般的である。
【0003】
走行時、自動車用サイドバイザー(以下、バイザー)には強い風圧がかかるため、走行中にテープが剥がれてバイザーが脱落したり、風圧で飛ばされることがないよう、接着強度の高い両面テープが使われているが、テープが所期の接着力を発揮しなかったり、経年で接着力が低下しても、安全が確保できるよう、テープに加えてブラケットによる取り付け等の機械的な接合を併用する安全対策が取られている。
【0004】
一方、近年、高級車を中心にドアの窓枠をステンレス鋼板などで被覆して装飾するデザインが主流になっている。
その場合、窓枠にバイザーが装着されることで、折角の意匠性に優れた窓枠が隠れるため、バイザーと窓枠とに一体感を持たせるためバイザーの車外側に窓枠と同じステンレス鋼などの金属モールを装着したものが好まれる傾向にある。
【0005】
このような金属モール付きバイザーにおいて、金属モールは両面テープでバイザー本体に貼り付けられるが、両面テープの接着性能が不足したり、低下した場合でも容易に脱落することがないよう、バイザーと同様にテープ以外の接合方法を併用する安全対策が提案されている。
【0006】
すなわち、特許文献1に開示されている自動車用サイドバイザーではモール下端部を内側へ折り曲げ形成し、さらに折り曲げ容易な係止爪をさらに内方に突設し、バイザーのモールの接着部に係止爪を挿通可能な貫通孔を設け、モールが両面テープにより接着されるとともに貫通孔への係止爪による係止により装着される。
【0007】
これと同様に、特許文献2でも金属モールを両面テープでバイザー表面に接着するとともに、金属モールに複数の係止部を設け、バイザー接着部に設けられた複数の貫通孔に挿入し、裏面で折り曲げることで装着する技術が提案されている。
【0008】
また、特許文献3では、前記特許文献と同様にバイザーに貫通孔を設けてなるが、長手方向端縁を自動車内側に向かいカール状に折り曲げ形成されている金属モール(特許文献4)を使用し、底部に係止爪を備えた脚を有する固定具を、バイザー裏面に設けた段部に当接する位置まで挿入しモール端縁に係止爪を係止させて固定する方法が開示されている。
【0009】
ところが、このような金属モール付きサイドバイザーでは、いずれもバイザーの外側意匠面(車外側)に金属モールを両面テープで接着後、バイザーを裏返して、係止爪を折り曲げたり、固定具を装着したりする必要があった。
また、いずれもバイザー本体に貫通孔を設けるため、雨水が貫通孔を通して車内側に侵入する恐れがあるため何らかの止水対策が必要であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2009-73409
特開2015-123817
特開2013-123948
特開2013-123947
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
カーテント
3か月前
個人
タイヤレバー
1か月前
個人
前輪キャスター
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
4か月前
個人
ルーフ付きトライク
1か月前
個人
車輪清掃装置
4か月前
個人
タイヤ脱落防止構造
1か月前
個人
ホイルのボルト締結
2か月前
個人
車両通過構造物
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
個人
キャンピングトライク
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
マスタシリンダ
1日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
4か月前
個人
キャンピングトレーラー
3か月前
個人
車両用スリップ防止装置
3か月前
個人
アクセルのソフトウェア
3か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
2か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
4か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1か月前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
2か月前
株式会社ニフコ
収納装置
18日前
日本精機株式会社
車室演出装置
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
4か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
2か月前
個人
音声ガイド、音声サービス
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
9日前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
株式会社ニフコ
照明装置
1か月前
株式会社ニフコ
保持装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
3か月前
続きを見る