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公開番号
2025135472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033344
出願日
2024-03-05
発明の名称
非接触充電制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
50/80 20160101AFI20250910BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電リレーの寿命が消耗することを抑制することができる非接触充電制御装置を提供すること。
【解決手段】非接触充電制御装置は、無線通信を用いて、送電装置から受電装置に非接触で電力を伝送する非接触充電システムにおいて、前記送電装置から伝送した電力を前記受電装置の受電部が受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電中において無線通信が途絶した場合、前記送電装置からの電力の伝送を停止するとともに、前記受電部と前記バッテリとの間の接続状態を切り替えるリレーを接続した状態のまま無線通信を切断し、無線接続を再開した後、前記リレーを接続した状態のまま前記送電装置からの電力の伝送を再開するように構成されたプロセッサを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信を用いて、送電装置から受電装置に非接触で電力を伝送する非接触充電システムにおいて、
前記送電装置から伝送した電力を前記受電装置の受電部が受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電中において無線通信が途絶した場合、
前記送電装置からの電力の伝送を停止するとともに、前記受電部と前記バッテリとの間の接続状態を切り替えるリレーを接続した状態のまま無線通信を切断し、
無線接続を再開した後、前記リレーを接続した状態のまま前記送電装置からの電力の伝送を再開するように構成されたプロセッサを備える非接触充電制御装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記受電装置は、車両に搭載されている車載機であり、
前記送電装置は、地上から前記車両に電力を伝送する地上機である請求項1に記載の非接触充電制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
位置発信機に電圧を印加して位置検出のための電磁波を発信し、発信された電磁波を位置検出部により検出して前記送電装置と前記受電装置との位置ずれを検出した後、
充電中において無線通信が途絶した場合、
無線接続を再開した後、前記車両が駐車している状態が継続中であれば、前記位置発信機を無効として前記送電装置からの電力の伝送を再開する請求項2に記載の非接触充電制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、非接触充電制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、受電装置とバッテリとの間の接続状態を切り替える充電リレーを備える非接触受電装置が開示されている。充電リレーは、送電装置によるバッテリの充電時に車両のECUによってONにされる。また、送電装置と受電装置とは、互いの通信部により通信可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-059197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送電装置と受電装置との無線通信を用いて、送電装置から受電装置に非接触で電力を伝送する非接触充電システムにおいて、充電中に送電装置と受電装置との無線通信が途絶した場合、充電リレーを切り離してから無線通信を切断する。その後、無線通信を再接続し、充電リレーを再接続して充電を再開する。この場合、無線通信が途絶する度に充電リレーをON/OFFするため、充電リレーの寿命が消耗される。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、充電リレーの寿命が消耗することを抑制することができる非接触充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る非接触充電制御装置は、無線通信を用いて、送電装置から受電装置に非接触で電力を伝送する非接触充電システムにおいて、前記送電装置から伝送した電力を前記受電装置の受電部が受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電中において無線通信が途絶した場合、前記送電装置からの電力の伝送を停止するとともに、前記受電部と前記バッテリとの間の接続状態を切り替えるリレーを接続した状態のまま無線通信を切断し、無線接続を再開した後、前記リレーを接続した状態のまま前記送電装置からの電力の伝送を再開するように構成されたプロセッサを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、充電リレーの寿命が消耗することを抑制することができる非接触充電制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る非接触充電制御装置を含むワイヤレス電力伝送システムの概略的な構成を表すブロック図である。
図2は、非接触充電制御装置における処理を示すフローチャートである。
図3は、非接触充電制御装置における位置発信機を無効化するか否かの判定方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る非接触充電制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(実施形態)
〔ワイヤレス電力伝送システムの構成〕
図1は、実施形態に係る非接触充電制御装置を含むワイヤレス電力伝送システムの概略的な構成を表すブロック図である。図1に示すワイヤレス電力伝送システム(Wireless Power Transfer System)1は、車両100に搭載されている受電装置である車載機11と、地上から車両100に電力を伝送する送電装置である地上機21と、を備える。図1に示すワイヤレス電力伝送システム1は、無線通信を用いて、磁界共鳴方式により地上機21から車載機11に非接触で電力を伝送するものであり、磁界共振結合(磁界共鳴)を用いて地上機21から車両100の車載機11への給電を実現するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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