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公開番号2025135198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032887
出願日2024-03-05
発明の名称ローラ部材、ベルト装置、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250910BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ベルト部材にシワを生じにくくする。
【解決手段】テンションローラ25は、中間転写ベルト17(ベルト部材)を張架するローラ部材であって、回転軸方向中央部のローラ径が、回転軸方向両端部のローラ径よりも大きくなるように形成されている。また、テンションローラ25は、金属材料からなるローラ部25bの表面に、低摩擦材料からなる表面層25cが形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ベルト部材を張架するローラ部材であって、
回転軸方向中央部のローラ径が、回転軸方向両端部のローラ径よりも大きく、
金属材料からなるローラ部の表面に、低摩擦材料からなる表面層が形成されたことを特徴とするローラ部材。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記ローラ部は、回転軸方向に複数に分割されたことを特徴とする請求項1に記載のローラ部材。
【請求項3】
前記表面層は、フッ素成分を含有した材料がコーティングされたコーティング層であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のローラ部材。
【請求項4】
前記表面層は、フッ素成分を含有した材料からなる樹脂チューブであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のローラ部材。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のローラ部材と、前記ベルト部材と、を備えたことを特徴とするベルト装置。
【請求項6】
前記ローラ部材は、前記ベルト部材の走行にともない従動回転することを特徴とする請求項5に記載のベルト装置。
【請求項7】
請求項5に記載のベルト装置を備え、
前記ベルト部材は、複数の感光体ドラムが走行方向に間隔をあけて対向するように配置された中間転写ベルトであって、
前記ローラ部材は、前記複数の感光体ドラムに対して走行方向上流側の位置で、前記中間転写ベルトの内周面に当接することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、中間転写ベルトなどのベルト部材を張架するローラ部材と、それを備えた中間転写ベルト装置などのベルト装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、中間転写ベルトを張架するローラ部材を太鼓状に形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、無端ベルトのベルト幅方向の不均一な伸びに起因するトナー像の弓状湾曲歪みによる色ズレの発生を防止することを目的として、カラー画像形成装置において複数の感光体ドラムの上流側に位置する張架ロール(ローラ部材)を太鼓状に形成する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のローラ部材は、ベルト部材にシワが生じやすかったため、それによる不具合が生じてしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ベルト部材にシワが生じにくい、ローラ部材、ベルト装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明におけるローラ部材は、ベルト部材を張架するローラ部材であって、回転軸方向中央部のローラ径が、回転軸方向両端部のローラ径よりも大きく、金属材料からなるローラ部の表面に、低摩擦材料からなる表面層が形成されたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ベルト部材にシワが生じにくい、ローラ部材、ベルト装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像部を示す構成図である。
テンションローラを示す断面図である。
比較例としての、テンションローラを示す断面図である。
変形例としての、テンションローラを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿を原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収納される給紙装置、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部としてのプロセスカートリッジ、16はベルト部材としての中間転写ベルト17が設置されたベルト装置としての中間転写ベルト装置、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像をシートPに転写する2次転写ローラ、を示す。
また、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、28は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの現像装置に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は廃トナーが回収される廃トナー回収容器、を示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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