TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025130393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027531
出願日2024-02-27
発明の名称シート給送装置、原稿給送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 1/14 20060101AFI20250901BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】原稿給送装置が持ち上げられた際に、原稿を保持する加圧力が十分に得られるようにする。
【解決手段】原稿10を載置する原稿トレイ61と、原稿トレイ61から原稿10を給送するピックアップローラ68と、原稿トレイ61とピックアップローラ68との間に原稿10を挟んで加圧する加圧手段60と、を備える原稿給送装置1であって、原稿給送装置1は、原稿10を給送可能な状態で画像読取部2上に配置されたリフトダウン状態と、リフトダウン状態から傾斜するように画像読取部2から持ち上げられたリフトアップ状態とに切替可能に構成され、原稿給送装置1がリフトダウン状態で原稿10を給送可能な状態であるときの原稿トレイ61とピックアップローラ68とによって挟まれる原稿10の加圧力よりも、原稿給送装置1がリフトアップ状態であるときの原稿トレイ61とピックアップローラ68とによって挟まれる原稿10の加圧力の方が大きい。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
シートを載置する載置部と、
前記載置部から前記シートを給送する給送部材と、
前記載置部と前記給送部材との間に前記シートを挟んで加圧する加圧手段と、
を備えるシート給送装置であって、
前記シート給送装置は、前記シートを給送可能な状態でベース部上に配置されたリフトダウン状態と、前記リフトダウン状態から傾斜するように前記ベース部から持ち上げられたリフトアップ状態とに切替可能に構成され、
前記シート給送装置が前記リフトダウン状態で前記シートを給送可能な状態であるときの前記載置部と前記給送部材とによって挟まれる前記シートの加圧力よりも、前記シート給送装置が前記リフトアップ状態であるときの前記載置部と前記給送部材とによって挟まれる前記シートの加圧力の方が大きいことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記載置部を前記給送部材に対して接近させたり離間させたりする載置部駆動機構と、
前記シート給送装置が前記リフトダウン状態から前記リフトアップ状態に切り替えられたことを検知するリフトアップ検知手段と、
を備え、
前記載置部駆動機構は、前記リフトアップ検知手段が前記シート給送装置の前記リフトアップ状態を検知したときの検知情報に基づいて、前記載置部を前記給送部材に対して前記給送可能な状態のときよりも接近させる請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記リフトアップ検知手段は、
前記シート給送装置が前記リフトダウン状態から所定の角度傾斜するように持ち上げられた第1のリフトアップ状態を検知する第1の検知手段と、
前記シート給送装置が前記第1のリフトアップ状態のときよりも前記リフトダウン状態から大きい角度傾斜するように持ち上げられた第2のリフトアップ状態を検知する第2の検知手段と、
を有し、
前記第1の検知手段の検知情報に基づいて、前記給送部材に対する前記前記載置部の接近動作を行い、
前記第2の検知手段の検知情報に基づいて、前記載置部駆動機構への電力供給を遮断して前記給送部材に対する前記載置部の接近動作が行われないようにする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記載置部駆動機構は、電力供給が遮断された状態で、前記載置部が前記給送部材に対して離間する方向への駆動を防止するセルフロック機能を有する請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記載置部を前記給送部材に対して接近させたり離間させたりする載置部駆動機構と、
前記シート給送装置が前記リフトダウン状態に切り替えられるときと前記リフトアップ状態に切り替えられるときとの切替動作に連動する連動部材と、
前記連動部材の駆動力を前記載置部駆動機構に伝達する駆動力伝達機構と、
を備え、
前記駆動力伝達機構は、前記シート給送装置が前記リフトアップ状態に切り替えられるときの切替動作に連動する前記連動部材の駆動力を前記載置部駆動機構に伝達し、前記載置部駆動機構が前記載置部を前記給送部材に対して接近させる請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記駆動力伝達機構は、前記シート給送装置が前記リフトアップ状態に切り替えられるときの切替動作に連動する前記連動部材の駆動力を前記載置部駆動機構に伝達するが、前記シート給送装置が前記リフトダウン状態に切り替えられるときの切替動作に連動する前記連動部材の駆動力は前記載置部駆動機構に伝達しないクラッチ機構を有する請求項5に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記連動部材は、前記シート給送装置の前記リフトダウン状態と前記リフトアップ状態との切替動作に連動して引っ張られたり戻されたりするワイヤ部材である請求項5に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記連動部材は、前記シート給送装置の前記リフトダウン状態と前記リフトアップ状態との切替動作に連動して一方向及び反対方向に回転する回転部材である請求項5に記載のシート給送装置。
【請求項9】
前記載置部に前記シートが載置された状態で、ユーザが前記シート給送装置を前記リフトアップ状態に切替操作するための取っ手部に触れた場合に、通知を行う請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項10】
原稿の画像を読み取る画像読取部に前記原稿を給送する原稿給送装置であって、
請求項1に記載のシート給送装置を用いて前記原稿を給送することを特徴とする原稿給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート給送装置、原稿給送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
シート給送装置の一例として、複写機又はプリンタなどの画像形成装置において原稿を画像読取部へ給送する原稿給送装置が知られている。
【0003】
一般的に、原稿給送装置は、原稿を載置する載置部、載置部から画像読取部へ原稿を搬送する搬送手段などを備える。載置部に原稿が載置された状態で、ユーザがプリントキーを押下すると、載置部から画像読取部へ原稿が搬送され、画像読取部によって原稿の画像が読み取られる。
【0004】
また、原稿の画像を読み取る方式として、原稿給送装置を持ち上げてリフトアップ状態にし、画像読取部のコンタクトガラス上に原稿を載置して画像を読み取る方式がある。しかしながら、載置部に原稿が載置された状態で、原稿給送装置が持ち上げられると、載置部から原稿が落下する問題がある。
【0005】
斯かる問題に対して、例えば特許文献1(特開平11-237770号公報)においては、原稿給紙装置が持ち上げられた場合に、底板を上昇させ、底板と呼び出しコロによって原稿を挟んで加圧する構成が提案されている。この構成によれば、底板と呼び出しコロによって原稿が保持されるため、原稿給紙装置が持ち上げられた際の原稿の落下を防止できるとある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1においては、原稿給紙装置が持ち上げられた際に、原稿を保持する加圧力については検討されていなかった。
【0007】
そこで、本発明においては、原稿給送装置などのシート給送装置が持ち上げられた際に、シートを保持する加圧力が十分に得られるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、シートを載置する載置部と、前記載置部から前記シートを給送する給送部材と、前記載置部と前記給送部材との間に前記シートを挟んで加圧する加圧手段と、を備えるシート給送装置であって、前記シート給送装置は、前記シートを給送可能な状態でベース部上に配置されたリフトダウン状態と、前記リフトダウン状態から傾斜するように前記ベース部から持ち上げられたリフトアップ状態とに切替可能に構成され、前記シート給送装置が前記リフトダウン状態で前記シートを給送可能な状態であるときの前記載置部と前記給送部材とによって挟まれる前記シートの加圧力よりも、前記シート給送装置が前記リフトアップ状態であるときの前記載置部と前記給送部材とによって挟まれる前記シートの加圧力の方が大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シート給送装置が持ち上げられた際のシートを保持する加圧力が十分に得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を、図1における左側から見た側面図である。
本発明の第1実施形態に係る原稿給送装置の詳細な構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る原稿給送装置の制御系のブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る原稿給送装置の正面図である。
本発明の第1実施形態に係る原稿給送装置を、図5における左側から見た側面図である。
本発明の第1実施形態に係る加圧手段の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る加圧手段の加圧動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る加圧手段の加圧動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る加圧手段の加圧動作を説明するための図である。
本発明の第2実施形態に係る原稿給送装置の側面図である。
本発明の第2実施形態に係る原稿給送装置がリフトダウン状態から所定の角度傾斜するように持ち上げられた状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る原稿給送装置がリフトダウン状態からさらに傾斜するように持ち上げられた状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る原稿給送装置の制御動作を示すフローチャートである。
本発明の第3実施形態に係る原稿給送装置の側面図及び正面図である。
本発明の第3実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第3実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第3実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第4実施形態に係る原稿給送装置の側面図及び正面図である。
本発明の第4実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第4実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第4実施形態に係る原稿給送装置の動作を説明するための図である。
本発明の第4実施形態に係る回転部材が移動する際の、それぞれの位置における回転部材とカムとの位置関係を示す図である。
本発明の第5実施形態に係る原稿給送装置の制御動作を示すフローチャートである。
原稿給送装置が持ち上げられる前のリフトダウン状態である態様を示す図である。
原稿給送装置が持ち上げられてリフトアップ状態となった態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社リコー
綴じ装置
7日前
株式会社リコー
ユニット
27日前
株式会社リコー
液体吐出装置
27日前
株式会社リコー
映像表示装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
株式会社リコー
画像投射装置
20日前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
株式会社リコー
水力発電装置
27日前
株式会社リコー
液体吐出装置
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
8日前
株式会社リコー
履帯式走行体
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
株式会社リコー
画像形成装置
7日前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
株式会社リコー
情報処理システム
1日前
株式会社リコー
カラー画像形成装置
13日前
株式会社リコー
測定装置および測定方法
今日
株式会社リコー
測定装置および測定方法
今日
株式会社リコー
測定装置および測定方法
今日
株式会社リコー
電子機器および通信方法
27日前
株式会社リコー
個片モジュールの製造方法
27日前
株式会社リコー
ジョブ設定調整メカニズム
27日前
株式会社リコー
給送装置及び画像形成装置
8日前
株式会社リコー
現像装置及び画像形成装置
20日前
株式会社リコー
測定装置および状態測定方法
今日
株式会社リコー
塗装装置、及び塗装システム
12日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
27日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
21日前
株式会社リコー
媒体搬送装置及び画像形成装置
18日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出装置
今日
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
21日前
株式会社リコー
通電制御装置および画像形成装置
今日
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
8日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
27日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
14日前
続きを見る