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公開番号2025135187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032869
出願日2024-03-05
発明の名称画像処理装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 1/028 20060101AFI20250910BHJP(電気通信技術)
要約【課題】簡易な構成により、キャリッジの基板におけるスイッチング回路に起因するEMIノイズを低減すること。
【課題を解決するための手段】カバー部2は、主筐体1によって回動可能に支持され、プラテンガラス21の上面を覆う閉位置と前記プラテンガラス21の上面から離れた開位置との間で移動可能である。キャリッジ23は、前記主筐体1内に移動可能に配置され、光源231と給電回路6が実装された基板235とを含む。前記給電回路6は、スイッチング回路61と、ローパスフィルタ回路62と、を含む。前記ローパスフィルタ回路62は、前記スイッチング回路61から前記光源231へ駆動電圧を伝送する駆動電圧ラインに電気的に接続されたコイル62aおよびコンデンサ62bを含む。前記コイル62aは、前記基板235の下面に実装されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
主筐体と、
前記主筐体の上端部に配置されたプラテンガラスと、
前記主筐体によって回動可能に支持され、前記プラテンガラスの上面を覆う閉位置と前記プラテンガラスの上面から離れた開位置との間で移動可能なカバー部と、
前記主筐体内に移動可能に配置され、前記プラテンガラス上の原稿に照射される光を出射する光源と前記光源に電力を供給する給電回路が実装された基板とを含むキャリッジと、
前記キャリッジを前記プラテンガラスの下面に沿って移動させる移動機構と、
前記プラテンガラス上の前記原稿の下面で反射した光を受光するイメージセンサーと、備え、
前記給電回路は、
入力電圧のスイッチングにより直流の駆動電圧を生成するスイッチング回路と、
前記スイッチング回路から前記光源へ前記駆動電圧を伝送する駆動電圧ラインに電気的に接続されたコイルおよびコンデンサを含むローパスフィルタ回路と、を含み、
前記ローパスフィルタ回路の前記コイルは、前記基板の下面に実装されている、画像処理装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記主筐体の上端部に配置されたコンタクトガラスと、
前記カバー部に配置され、前記カバー部が前記閉位置に位置するときに前記コンタクトガラスの上面を経由する原稿搬送路に沿って前記原稿を搬送する原稿搬送機構と、を備え、
前記移動機構は、前記キャリッジを前記コンタクトガラスの下方の位置に移動可能である、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記主筐体内における前記キャリッジおよび前記移動機構の下方に配置され、シートに画像を形成するプリント装置をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源および光源に電力を供給する給電回路を含むキャリッジをプラテンガラスの下面に沿って移動させる機構を備える画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
画像読取装置、複写機またはファクシミリ装置などの画像処理装置は、プラテンガラス上の原稿の画像を読み取る静止原稿読取処理を実行可能である。
【0003】
前記画像処理装置は、プラテンガラスと前記プラテンガラスの下面に沿って移動可能なキャリッジとを備える。前記キャリッジは、前記プラテンガラス上の原稿に照射される光を出射する光源と、前記光源に電力を供給する給電回路が実装された基板と、を含む。
【0004】
また、画像形成装置において、スイッチング素子が実装された基板の一面が金属板で覆われることにより、前記スイッチング素子の放射ノイズを低減することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-191402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記キャリッジにおける前記基板の給電回路が、入力電圧のスイッチングにより直流の駆動電圧を生成するスイッチング回路を含む場合がある。前記画像処理装置において、極力簡易な構成により、前記キャリッジの前記基板における前記スイッチング回路に起因するEMI(Electromagnetic Interference)ノイズを低減することが求められる。
【0007】
本発明の目的は、簡易な構成により、キャリッジの基板におけるスイッチング回路に起因するEMIノイズを低減できる画像処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、主筐体と、プラテンガラスと、カバー部と、キャリッジと、移動機構と、イメージセンサーと、を備える。前記プラテンガラスは、前記主筐体の上端部に配置されている。前記カバー部は、前記主筐体によって回動可能に支持され、前記プラテンガラスの上面を覆う閉位置と前記プラテンガラスの上面から離れた開位置との間で移動可能である。前記キャリッジは、前記主筐体内に移動可能に配置され、前記プラテンガラス上の原稿に照射される光を出射する光源と前記光源に電力を供給する給電回路が実装された基板とを含む。前記移動機構は、前記キャリッジを前記プラテンガラスの下面に沿って移動させる。前記イメージセンサーは、前記プラテンガラス上の前記原稿の下面で反射した光を受光する。前記給電回路は、スイッチング回路と、ローパスフィルタ回路と、を含む。前記スイッチング回路は、入力電圧のスイッチングにより直流の駆動電圧を生成する。前記ローパスフィルタ回路は、前記スイッチング回路から前記光源へ前記駆動電圧を伝送する駆動電圧ラインに電気的に接続されたコイルおよびコンデンサを含む。前記ローパスフィルタ回路の前記コイルは、前記基板の下面に実装されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易な構成により、キャリッジの基板におけるスイッチング回路に起因するEMIノイズを低減できる画像処理装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る画像処理装置の構成図である。
図2は、実施形態に係る画像処理装置の上部の概略側面図である。
図3は、実施形態に係る画像処理装置におけるキャリッジの構成図である。
図4は、実施形態に係る画像処理装置におけるキャリッジの概略平面図である。
図5は、実施形態に係る画像処理装置における給電回路の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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