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公開番号
2025135123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024032755
出願日
2024-03-05
発明の名称
非接触ICカード
出願人
マクセル株式会社
代理人
個人
主分類
G06K
19/073 20060101AFI20250910BHJP(計算;計数)
要約
【課題】セキュリティを向上できる非接触ICカードを提供する。
【解決手段】セキュリティシステムSYS1において、非接触ICカード1は、第1アンテナコイル41の導通状態または非導通状態を切り替える第1スイッチ部51と、相互に許可信号を送受信することによって認証済みの通信機器T1との無線通信W1を行う通信部52と、通信部52による無線通信W1の通信状態が所定条件を満たす場合、第1スイッチ部51を非導通状態から導通状態に切り替えるスイッチ制御部53と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1アンテナコイルと、
情報を記憶している記憶部と、
前記第1アンテナコイルに電気的に接続されているとともに、前記記憶部に記憶されている情報を、前記第1アンテナコイルを介して外部に送信する情報送信制御部と、
を有する非接触ICカードであって、
前記第1アンテナコイルの導通状態または非導通状態を切り替える第1スイッチ部と、
相互に許可信号を送受信することによって認証済みの通信機器との無線通信を行う通信部と、
前記通信部による前記無線通信の通信状態が所定条件を満たす場合、前記第1スイッチ部を前記非導通状態から前記導通状態に切り替えるスイッチ制御部と、
を有する、
非接触ICカード。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記所定条件は、前記通信機器と前記通信部とが前記無線通信によって通信可能な状態である、
非接触ICカード。
【請求項3】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記通信機器との通信距離が所定範囲内か否かを判定する通信距離判定部をさらに有し、
前記所定条件は、前記通信機器と前記通信部とが前記無線通信によって通信可能な状態であり、且つ、前記通信距離判定部の判定の結果、前記通信機器との通信距離が所定範囲内である、
非接触ICカード。
【請求項4】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記情報送信制御部に電気的に接続されている第2アンテナコイルをさらに有し、
前記第2アンテナコイルは、前記第1スイッチ部の前記非導通状態及び前記導通状態の両方の状態において動作可能である、
非接触ICカード。
【請求項5】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記情報送信制御部に電気的に接続されている第2アンテナコイルと、
前記第2アンテナコイルの導通状態または非導通状態を切り替える第2スイッチ部と、
をさらに有し、
前記スイッチ制御部は、
前記第1スイッチ部を非導通状態から導通状態に切り替える際に、前記第2スイッチ部を導通状態から非導通状態に切り替える、
非接触ICカード。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の非接触ICカードにおいて、
前記記憶部は、セキュリティ認証情報を記憶しており、
前記第1スイッチ部の前記導通状態では、前記情報送信制御部は、前記第1アンテナコイルが電磁波を受けることによって供給された電力により、前記セキュリティ認証情報を前記記憶部から読み出し可能である、
非接触ICカード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップと、アンテナコイルとを有する非接触ICカードに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信により非接触で情報を読み書きできる非接触式ICカードが知られている。例えば、特許文献1には、使用者がリーダライタにICカードをかざすだけで、ICカードに保持されている情報の読み取り、または、ICカードへの情報の書き込みを行う非接触式ICカードが開示されている。このような非接触式ICカードは、交通分野、金融分野または物流分野等の様々な分野における情報通信に利用されている。また、特許文献2には、ICチップと電磁誘導アンテナコイルとを接続する金属配線の導通または非導通をスライド操作によって切り替えるスイッチによって、有効または無効を切り替えることができる非接触式ICカードが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-287208号公報
特開2009-134493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1または特許文献2の非接触式ICカードは、前記非接触式ICカードが正当な使用者以外の前記他者に取得された場合、前記他者によって不正に使用される可能性がある。そこで、非接触式ICカードのセキュリティ向上が求められている。
【0005】
本発明の目的は、セキュリティを向上できる非接触ICカードを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る非接触ICカードは、第1アンテナコイルと、情報を記憶している記憶部と、前記第1アンテナコイルに電気的に接続されているとともに、前記記憶部に記憶されている情報を、前記第1アンテナコイルを介して外部に送信する情報送信制御部と、を有する非接触ICカードである。前記非接触ICカードは、前記第1アンテナコイルの導通状態または非導通状態を切り替える第1スイッチ部と、相互に許可信号を送受信することによって認証済みの通信機器との無線通信を行う通信部と、前記通信部による前記無線通信の通信状態が所定条件を満たす場合、前記第1スイッチ部を前記非導通状態から前記導通状態に切り替えるスイッチ制御部と、を有する(第1の構成)。
【0007】
上述の構成では、通信部による無線通信の通信状態が所定条件を満たすことを契機として、第1スイッチ部が非導通状態から導通状態に切り替えられる。これにより、第1アンテナコイルが導通状態になる。すなわち、前記第1アンテナコイルは、動作可能な状態に切り替わる。これにより、非接触ICカードは動作可能となる。すなわち、情報送信制御部は、情報を、前記第1アンテナコイルを介して外部に送信可能な状態となる。
【0008】
このため、認証済みの通信機器との無線通信の通信状態が所定条件を満たさない場合、他者が非接触ICカードを取得しても、前記非接触ICカードは動作しない。よって、セキュリティを向上できる非接触ICカードを実現できる。
【0009】
第1の構成に係る非接触ICカードにおいて、前記所定条件は、前記通信機器と前記通信部とが前記無線通信によって通信可能な状態である(第2の構成)。
【0010】
上述の構成では、通信機器と通信部とが無線通信によって通信可能な状態である場合、第1アンテナコイルが動作可能な状態に切り替わる。例えば、通信機器が無線通信の通信範囲内に位置する場合に、非接触ICカードを動作可能な状態に切り替えることができる。これにより、セキュリティを好ましく向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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