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公開番号
2025134634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2025015185,2024232465
出願日
2025-01-31,2024-12-27
発明の名称
発泡性圧縮成形物および香料の香りを持続させる方法
出願人
アース製薬株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
A61K
8/02 20060101AFI20250909BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】香り立ちが良好で、かつ香りの持続性を高めた発泡性圧縮成形物を提供すること。
【解決手段】25℃における蒸気圧が0.00002~120mmHgである香料を含み、表面積が8000mm
2
以上であり、質量が80~100gであり、質量(g)に対する最大直径(mm)の比〔最大直径(mm)/質量(g)〕が0.65以上である、発泡性圧縮成形物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
25℃における蒸気圧が0.00002~120mmHgである香料を含み、
表面積が8000mm
2
以上であり、
質量が80~100gであり、
質量(g)に対する最大直径(mm)の比〔最大直径(mm)/質量(g)〕が0.65以上である、発泡性圧縮成形物。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
有機酸を含有し、
前記有機酸の含有量が10~55質量%である、請求項1に記載の発泡性圧縮成形物。
【請求項3】
炭酸塩を含有し、
前記炭酸塩の含有量が20~90質量%である、請求項1または2に記載の発泡性圧縮成形物。
【請求項4】
最大発泡力が6mL/s以上13mL/s以下である、請求項1または2に記載の発泡性圧縮成形物。
【請求項5】
香料を含む発泡性圧縮成形物を用いて、前記香料の香りを持続させる方法であって、
前記発泡性圧縮成形物が、
25℃における蒸気圧が0.00002~120mmHgである香料を含み、
表面積が8000mm
2
以上であり、
質量が80~100gであり、
質量(g)に対する最大直径(mm)の比〔最大直径(mm)/質量(g)〕が0.65以上である、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発泡性圧縮成形物および香料の香りを持続させる方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、浴湯に芳香や色調を与え入浴の気分を爽快にしたり、新陳代謝を活発にして冷え性などを改善、温浴効果を得る目的で、浴湯に入浴剤を入れることが一般に普及しており、バスソルト、タブレット、液剤など各種形態のものが販売されている。その中でも、炭酸塩と酸とを組み合わせた炭酸ガス発生物を配合した入浴剤は、浴湯中で炭酸ガスを発生し、浴湯に溶け込んだ炭酸ガスにより毛細血管を拡張し、新陳代謝を増進させるので、血行促進や疲労回復等の効果が期待されている。
【0003】
また、入浴剤として期待される重要な効果の1つとして、香りによるアロマテラピー効果があり、入浴中にこれらの効果を高めるために、香りを安定に維持することが重要になっている。そこで、特許文献1には、入浴剤の香り立ちを高める技術として、粒子径が小さく表面積の大きい顆粒状の入浴剤とすることが報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-062319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これまで、炭酸塩と酸とを組み合わせた発泡性の入浴剤として、発生した炭酸ガスを浴湯に溶け込みやすくするため、浴湯中に沈むように、錠剤等の固形に圧縮した入浴剤が普及してきた。しかしながら、これらの入浴剤は浴湯中に沈むがゆえに、顆粒状の入浴剤よりも香り立ちが良好とはいえない。一方で、香り立ちをより良くするために固形圧縮型の入浴剤において香料を多く配合すると製剤の安定性が悪化するおそれがあった。
【0006】
また、固形圧縮型入浴剤は、溶解直後は香りを感じやすいが香りが持続しないことが課題であった。特に、浴湯に溶解させた使用者は香りを感じやすいが、その後続いて入浴する人は香りを感じにくかった。
【0007】
そこで本発明は、香り立ちが良好で、かつ香りの持続性を高めた発泡性圧縮成形物を提供すること、および、発泡性圧縮成形物の香りを持続させる方法を提供することを目的とする。なお、本発明では香り立ちとは、発泡性圧縮成形物を水等に溶解した直後に、香りが拡散し、香りを感じることを意味する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下の通りである。
(1)25℃における蒸気圧が0.00002~120mmHgである香料を含み、
表面積が8000mm
2
以上であり、
質量が80~100gであり、
質量(g)に対する最大直径(mm)の比〔最大直径(mm)/質量(g)〕が0.65以上である、発泡性圧縮成形物。
(2)有機酸を含有し、
前記有機酸の含有量が10~55質量%である、(1)に記載の発泡性圧縮成形物。
(3)炭酸塩を含有し
前記炭酸塩の含有量が20~90質量%である、(1)または(2)に記載の発泡性圧縮成形物。
(4)最大発泡力が6mL/s以上13mL/s以下である、(1)~(3)のいずれかに記載の発泡性圧縮成形物。
(5)香料を含む発泡性圧縮成形物を用いて、前記香料の香りを持続させる方法であって、
前記発泡性圧縮成形物が、
25℃における蒸気圧が0.00002~120mmHgである香料を含み、
表面積が8000mm
2
以上であり、
質量が80~100gであり、
質量(g)に対する最大直径(mm)の比〔最大直径(mm)/質量(g)〕が0.65以上である、方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、香り立ちが良好で、かつ香りの持続性を高めた発泡性圧縮成形物を提供でき、また発泡性圧縮成形物の香りを持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例1,2および比較例1の発泡性圧縮成形物の香り強度の経時変化を示すグラフである。
図2は、実施例3~5の発泡性圧縮成形物の香り強度の経時変化を示すグラフである。
図3は、実施例1~5および比較例1の発泡性圧縮成形物の発泡力の経時変化を示すグラフである。
図4は、実施例6~9、比較例2の発泡性圧縮成形物の香り強度の経時変化を示すグラフである。
図5は、実施例10、参考例1~2の発泡性圧縮成形物の香り強度の経時変化を示すグラフである。
図6は、実施例10、参考例1~2の発泡性圧縮成形物の発泡力の経時変化を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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