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公開番号
2025133910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025115497,2024175438
出願日
2025-07-09,2019-12-16
発明の名称
画像形成装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H04N
1/387 20060101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】印刷に使用する用紙束の断裁精度が十分では無い場合も、後工程の断裁後の用紙間の画像の位置ずれが少ない、良好な印刷結果が得られる画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙のエッジと前記画像形成手段により当該用紙に印刷された測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する画像位置調整手段と、を備える画像形成装置であって、前記画像位置調整手段は、前記用紙のエッジのうち、対向する用紙エッジうちの一方のみと前記測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙に画像を形成する画像形成手段と、
用紙のエッジと前記画像形成手段により当該用紙に印刷された測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する画像位置調整手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像位置調整手段は、前記用紙のエッジのうち、対向する用紙エッジうちの一方のみと前記測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する、画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷業界において、最終商品より大きなサイズの用紙に断裁トンボとともに画像を印刷し、印刷後に断裁を含む後加工を行うことが行われている。しかし、印刷用紙は必ずしも正確な大きさを持つ矩形では無いから、断裁作業の際、断裁トンボ位置で正確に断裁する工程に多くの労力を裂いていた。
【0003】
そこで、例えば、特許文献1には、最初の用紙断裁位置を断裁用紙束上に示すとともに、これと対向する辺に画像位置を合わせる制御をすることで、断裁作業を容易に遂行できるようにした技術が開示されている。この特許文献1には、用紙外形と画像位置を測定するための測定パターン(トンボ)との距離をもとに画像のひずみを測定し、画像変形により、画像位置を調節する手段が提案されている。
【0004】
また、印刷時の経時的な画像の位置ずれを逐次測定し、補正するために、印刷対象の画像の四隅にトンボを印刷し、これと用紙エッジ(用紙端)との距離を測定し、用紙エッジと四隅のトンボの距離が一定となるように調整することで、印刷中の画像位置ずれを調整する手法(リアルタイム調整と呼ぶ)が一般に用いられている。リアルタイム調整により、連続印刷中の画像形成装置の経時的な変化に適宜対応し、良好な画像の位置合わせが実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-76845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のように、用紙エッジと四隅のトンボの位置関係で画像位置調整を実施する場合、印刷で利用する用紙束の断裁精度が十分であれば特に問題は発生しないが、用紙の断裁精度が悪い場合、印刷経過とともに「用紙起因で」用紙エッジと四隅のトンボの位置関係が変化し、これを安定させるように調整すると、画像倍率が変化し、後処理の断裁工程で画像位置のズレが生じる場合があった。
【0007】
図13Aに、正確に断裁された用紙束のイメージ図を示す。図13Aに示すように正確に矩形に断裁された用紙束であれば、用紙エッジと四隅のトンボの距離が一定となるように随時調整を行うことにより、図13Bに示すように、常に安定した画像位置に画像を印刷することができる。なお、図13Bにおいて、四隅のトンボの内側が画像位置である。(図14Bについても同様)。
【0008】
図14Aに、断裁が不正確な用紙束の例として、下に行くほど用紙サイズが大きくなる用紙束のイメージ図を示す。図14Aに示すように、印刷に用いる用紙束の断裁状態が歪んでいる場合、印刷が進むに従って用紙サイズが変化してしまう。この場合に、用紙エッジと四隅のトンボの距離が一定となるように画像位置を調整すると、図14Bに示すように、各々の用紙エッジに対する画像位置は安定するものの、用紙サイズの変化に伴い画像の倍率が変化してしまい、印刷後の用紙束を印刷開始時の位置を基準として断裁すると、断裁後の画像位置が、印刷開始時点(用紙束上方の用紙を利用)と、印刷終了時点(用紙束下方の用紙を利用)で変化してしまう状況となる。また、断裁すると、印刷終了時点で印刷された用紙は図14Bの点線の位置で断裁されるため、画像が用紙からはみ出てしまう場合がある。
【0009】
本発明は、印刷に使用する用紙束の断裁精度が十分では無い場合も、後工程の断裁後の用紙間の画像の位置ずれが少ない、良好な印刷結果が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成手段と、
用紙のエッジと前記画像形成手段により当該用紙に印刷された測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する画像位置調整手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像位置調整手段は、前記用紙のエッジのうち、対向する用紙エッジうちの一方のみと前記測定パターンとの位置関係に基づいて、前記画像形成手段により用紙に印刷される画像の位置を調整する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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