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公開番号2025133784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025109432,2024154891
出願日2025-06-27,2021-07-28
発明の名称マルチリンクを用いる無線通信方法及びこれを用いる無線通信端末
出願人ウィルス インスティテュート オブ スタンダーズ アンド テクノロジー インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 48/02 20090101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチリンクを用いる無線通信方法及びこれを用いる無線通信端末を提供する。
【解決手段】複数のリンクでそれぞれ動作する複数のステーションを含むが、前記複数のステーションが同時に送信又は受信することを支援しない単一ラジオマルチリンク装置と通信するステーションが開示される。前記ステーションは、送受信部及びプロセッサを含む。前記プロセッサは、前記送受信部を用いて前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに制御フレームを送信し、前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションから前記制御フレームに対する応答を受信し、前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに対するNDP(null data packet)サウンディングシーケンスを開始する。
【選択図】図35
特許請求の範囲【請求項1】
複数のリンクでそれぞれ動作する複数のステーションを含むが、前記複数のステーションが同時に送信又は受信することを支援しない単一ラジオマルチリンク装置と通信するステーションであって、
送受信部;及び
プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
前記送受信部を用いて前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに制御フレームを送信し、
前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションから前記制御フレームに対する応答を受信し、
前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに対するNDP(null data packet)サウンディングシーケンスを開始する、ステーション。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御フレームは、MU-RTSフレームである、請求項1に記載のステーション。
【請求項3】
前記制御フレームは、MU-RTSフレームと異なるタイプのトリガーフレームである、請求項1に記載のステーション。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記制御フレームをあらかじめ指定されたPPDU(physical layer protocol data unit)フォーマットで送信する、請求項3に記載のステーション。
【請求項5】
前記あらかじめ指定されたPPDUフォーマットは、non-HTフォーマット又はHTフォーマットの少なくともいずれか一方である、請求項4に記載のステーション。
【請求項6】
前記プロセッサは、
あらかじめ指定されたデータレート以下で前記制御フレームを送信する、請求項1に記載のステーション。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションが送信又は受信を行っている場合に、前記単一ラジオマルチリンク装置の第2ステーションに送信を行わない、請求項1に記載のステーション。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記第1ステーションのフレーム交換シーケンスが行われる間の他に、前記第1ステーションのフレーム交換シーケンスが完了した時から一定時間の間にも、前記単一ラジオマルチリンク装置の第2ステーションに送信を行わない、請求項7に記載のステーション。
【請求項9】
前記第1ステーションのフレーム交換シーケンスが行われる間に前記第1ステーションのフレーム交換シーケンスが行われるリンクで複数のRFチェーンの使用が支援され、前記一定時間は、前記単一ラジオマルチリンク装置のRFチェーン変更時間に基づいて決定される、請求項8に記載のステーション。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記単一ラジオマルチリンク装置が第1リンクで複数のRFチェーンの使用を支援し、第2リンクでRFチェーンの使用を支援していないが前記第2リンクでRFチェーンの使用を支援する場合に、前記第2リンクでのチャネルアクセスが行われる前に、あらかじめ指定された時間の間にチャネルアクセスに対する制限が適用される、請求項1に記載のステーション。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチリンクを用いる無線通信方法及びこれを用いる無線通信端末に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
最近、モバイル機器の普及が拡大されるにつれ、それらに速い無線インターネットサービスを提供し得る無線LAN(Wireless LAN)技術が脚光を浴びている。無線LAN技術は、近距離で無線通信技術に基づいてスマートフォン、スマートパッド、ラップトップPC、携帯型マルチメディアプレーヤー、インベデッド機器などのようなモバイル機器を家庭や企業、または特定サービス提供地域において、無線でインターネットに接続し得るようにする技術である。
【0003】
IEEE(Istitute of Electronics Engineers) 802.11は、2.4GHのz周波数を利用した初期の無線LAN技術を支援した以来、多様な技術の標準を実用化または開発中である。まず、IEEE 802.11bは2.4GHzバンドの周波数を使用し、最高11Mbpsの通信速度を支援する。IEEE 802.11bの後に商用化されたIEEE 802.11aは2.4GHzバンドではなく5GHzバンドの周波数を使用することで、相当混雑した2.4GHzバンドの周波数に比べ干渉への影響を減らしており、OFDM技術を使用して通信速度を最大54Mbpsまで向上させている。しかし、IEEE 802.11aはIEEE 802.11bに比べ通信距離が短い短所がある。そして、IEEE 802.11gはIEEE 802.11bと同じく2.4GHzバンドの週は酢を使用して最大54Mpbsの通真相度を具現し、下位互換性(backward compatibility)を満足していて相当な注目を浴びたが、通信距離においてもIEEE 802.11aより優位にある。
【0004】
そして、無線LANで脆弱点として指摘されていた通信速度に関する限界を克服するために制定された技術規格として、IEEE 802.11nがある。IEEE 802.11nはネットワークの速度と信頼性を増加させ、無線ネットワークの運営距離を拡張するのにその目的がある。詳しくは、IEEE 802.11nではデータ処理速度が最大540Mbps以上の高処理率(High Throughput、HT)を支援し、また、伝送エラーを最小化しデータの速度を最適化するために送信部と受信部の両端共に多重アンテナを使用するMIMO(Multiple Inputs and Multiple Outputs)技術に基盤している。また、この規格はデータの信頼性を上げるために重複する写本を複数個伝送するコーディング方式を使用している。
【0005】
無線LANの普及が活性化され、また、それを使用したアプリケーションが多様化するにつれ、IEEE 802.11nが支援するデータの処理速度より高い処理率(Very High Throughput、VHT)を支援するための新たな無線LANシステムに対する必要性が台頭している。そのうち、IEEE 802.11acは5GHz周波数で広い帯域幅(80MHz~160MHz)を支援する。IEEE 802.11ac標準は5GHz帯域でのみ定義されているが、従来の2.4GHz帯域の製品との下位互換性のために、初期11acチップセットは2.4GHz帯域での動作も支援すると考えられる。理論的に、この規格によると多重ステーションの無線LANの速度は最小1Gbps、最大単一リンク速度は最小500Mbpsまで可能になる。これはより広い無線周波数帯域幅(最大160MHz)、より多いMIMO空間的ストリーム(最大8個)、マルチユーザMIMO、そして、高い密度の変調(最大256QAM)など、802.11nで受け入れられた無線インタフェースの概念を拡張して行われる。また、従来の24GHz/5GHzに代わって60GHzバンドを利用してデータを伝送する方式として、IEEE 802.11adがある。IEEE 802.11adはビームフォーミング技術を利用して最大7Gbpsの速度を提供する伝送規格であって、大容量のデータや無圧縮HDビデオなど、高いビットレート動画のストリーミングに適合している。しかし、60GHz周波数バンドは障害物の通過が難しく、近距離空間でのデバイスの間でのみ利用可能な短所がある。
【0006】
一方、802.11ac及び802.11ad以後の無線LAN標準として、APと端末が密集した高密度環境における高効率及び高性能の無線LAN通信技術を提供するためのIEEE 802.11ax(High Efficiency WLAN,HEW)標準が開発され、完了段階にある。802.11axベース無線LAN環境では、高密度のステーションとAP(Access Point)の存在下に屋内/屋外で高い周波数効率の通信が提供される必要があり、これを具現するための様々な技術が開発されている。
【0007】
また、高画質ビデオ、実時間ゲームなどのような新しいマルチメディア応用を支援するために、最大送信速度を上げるための新しい無線LAN標準を開発し始めた。7世代無線LAN標準であるIEEE 802.11be(Extremely High Throughput,EHT)では、2.4/5/6GHzの帯域でより広い帯域幅と増加した空間ストリーム及び多重AP協調などによって最大で30Gbpsの送信率を支援することを目標に標準開発を進行している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一実施例は、マルチリンクを用いる無線通信方法及びこれを用いる無線通信端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施例によって複数のリンクでそれぞれ動作する複数のステーションを含むが、前記複数のステーションが同時に送信又は受信することを支援しない単一ラジオマルチリンク装置と通信するステーションは、送受信部及びプロセッサを含む。前記プロセッサは、前記送受信部を用いて前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに制御フレームを送信し、前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションから前記制御フレームに対する応答を受信し、前記単一ラジオマルチリンク装置の第1ステーションに対するNDP(null data packet)サウンディングシーケンスを開始する。
【0010】
前記制御フレームは、MU-RTSフレームであってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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