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公開番号
2025133714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025029780
出願日
2025-02-27
発明の名称
無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)における拡張長距離通信のためのシステム及び方法
出願人
アバゴ・テクノロジーズ・インターナショナル・セールス・プライベート・リミテッド
,
Avago Technologies International Sales Pte.Limited
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
28/18 20090101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】拡張(又は強化)長距離(ELR)通信を達成するために、WLANにおいて、低いPHY(物理層)レートをサポートするためにモードを提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、送信機は、周波数帯域幅を有するチャネルを介してデータを送信するための目標データ・レートを識別する。目標データ・レートに基づいて、順方向誤り訂正(FEC)符号、符号化率、変調方式、及び周波数帯域幅内のリソース・ユニット(RU)の数を選択して、目標データ・レートの範囲内でデータを送信する。FECエンコーダにより、FEC符号および符号化率を用いてデータを符号化して、符号化されたデータを生成し、変調方式を用いて、符号化されたデータを変調して、変調されたデータを生成し、多数のRUを用いて、変調されたデータを送信する。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
装置であって、
送信機、及び1つ又は複数のプロセッサを含み、
前記1つ又は複数のプロセッサは、
周波数帯域幅を有するチャネルを介してデータを送信するための目標データ・レートを識別し、
少なくとも前記目標データ・レートに基づいて、順方向誤り訂正(FEC)符号、符号化率、変調方式、及び前記周波数帯域幅内のリソース・ユニット(RU)の数を選択して、前記目標データ・レートの範囲内でデータを送信し、
FECエンコーダにより、前記FEC符号および前記符号化率を用いてデータを符号化して、符号化されたデータを生成し、
前記変調方式を用いて、前記符号化されたデータを変調して、変調されたデータを生成する、ように構成され、
前記送信機は、多数のRUを用いて、前記変調されたデータを送信するように構成される、装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記選択されたFEC符号は、低密度パリティ検査(LDPC)符号、又はバイナリ畳み込み(BCC)符号である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記1つ又は複数のプロセッサは、
前記目標データ・レートの範囲内でデータを送信するために、少なくとも前記目標データ・レートに基づいて、ガード・インターバル(GI)及びRUあたりのトーン数を選択するように更に構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記目標データ・レートは、1Mbps又は1.5Mbpsであり、
前記目標データ・レートの範囲は、前記目標データ・レートの20%である、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記FEC符号は、前記選択された符号化率とは異なる第1の符号化率を有し、
前記1つ又は複数のプロセッサは、
前記選択された符号化率に対応する符号化されたデータを生成するために、前記FECエンコーダにより、前記第1の符号化率を有する前記FEC符号を用いて、データを符号化するように、更に構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記FEC符号はLDPC符号であり、
前記選択された符号化率が1/3であり、
前記第1の符号化率が1/2又は1/4である、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記FEC符号はBCC符号であり、
前記選択された符号化率が1/3であり、
前記第1の符号化率が2/3である、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
方法であって、
1つ又は複数のプロセッサにより、周波数帯域幅を有するチャネルを介してデータを送信するための目標データ・レートを識別し、
前記目標データ・レートの範囲内でデータを送信するために、少なくとも前記目標データ・レートに基づいて、前記1つ又は複数のプロセッサにより、順方向誤り訂正(FEC)符号、符号化率、変調方式、及び周波数帯域幅内のリソース・ユニット(RU)の数を選択し、
FECエンコーダにより、FEC符号および符号化率を用いてデータを符号化して、符号化されたデータを生成し、
前記1つ又は複数のプロセッサにより、前記変調方式を用いて、前記符号化されたデータを変調して、変調されたデータを生成し、
送信機により、多数のRUを用いて、前記変調されたデータを送信する、ことを含む、方法。
【請求項9】
前記選択されたFEC符号は、低密度パリティ検査(LDPC)符号、又はバイナリ畳み込み(BCC)符号である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記目標データ・レートの範囲内でデータを送信するために、少なくとも前記目標データ・レートに基づいて、ガード・インターバル(GI)及びRUあたりのトーン数を選択する、ことを更に含む、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願に対する相互参照
本出願は、2024年3月1日に出願された米国仮特許出願第63/560,191号の優先権の利益を主張しており、当該開示は、参照により全体として本明細書で援用される。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
開示の分野
本開示は概して、拡張(Extended)(又は強化(Enhanced))長距離(Long Range)(ELR)通信を達成するために、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)において、1Mbps、1.1Mbps、1.2Mbps、1.5Mbps、1.7Mbps又はそれらの倍数と同じくらい低いPHY(物理層)レートをサポートするためにモードを提供するためのシステム及び方法に関する。
【0003】
開示の背景
携帯機器の使用の増加、あらゆる種類の機器間の接続性およびデータ転送の増加により、無線通信機器の市場は成長している。デジタル・スイッチング技術により、手頃な価格で使いやすい無線通信ネットワークの大規模な展開が容易になった。無線通信は、IEEE802.11x(例えば、Wi-Fi技術)、ブルートゥース(登録商標)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications:GSM)、符号分割多重アクセス方式(CodeDivision Multiple Access:CDMA)のような、様々な規格に従って動作することができる。このような技術を用いることにより、無線通信機器は、物理的ケーブルを使用せずにローカル・エリア・ネットワーク及びインターネットに接続し、無線周波数を介して様々な空間および範囲にわたって通信することができる。
【0004】
超高信頼性(Ultra High Reliability:UHR)は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)の接続の信頼性の向上に重点的に取り組むIEEE802.11作業部会内の新しい研究グループである。拡張(又は強化)長距離(Extended (or Enhanced) Long Range:ELR)は、WLANの範囲(レンジ)と信頼性を拡張するように設計された通信方式を意味する。ELR通信方式は、周波数領域の複製(duplication:重複)、又は回転を伴う又は伴わないトーンの繰り返しに基づいて実施され得る。直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)チャネルは、複数のサブキャリア(トーン)を含む場合がある。これらのトーンは、リソース・ユニット(Resource Unit:RU)と呼ばれる、より小さいサブチャネルへグループ化され得る。符号化率(符号レート)(又は符号化速度)は、送信されたビットの合計に対する有用な情報(データ)ビットの比率を表わす。符号化率は、データ送信の効率に大きな影響を与える可能性がある。例えば、RU26(例えば、それぞれ24個のデータ・トーン及び2個のパイロット・トーンを含むリソース・ユニット)にわたる変調符号化方式(Modulation Coding Scheme:MCS)は、巡回プレフィックス(Cyclic Prefix:CP)のサイズに応じて800~900Kbps のデータ・レート(データ転送速度)をサポートすることができる。低密度パリティ検査(Low-Density Parity Check:LDPC)符号は、通信規格(例えば、IEEE 802.11bn UHRチップ)の設計/実装に使用され得る。
【0005】
本開示の様々な目的、態様、特徴、及び利点は、添付図面に関連してなされる詳細な説明を参照することによって、より明らかになり、よりよく理解されるであろう。添付図面において、全体を通じて同様の参照符号が対応する要素を識別する。図面では、同様の参照番号は概して、同一の、機能的に類似した、及び/又は構造的に類似した要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0006】
1つ又は複数の実施形態による、通信システムを用いた例示的な通信環境を示す図である。
【0007】
一実施形態による、コンピューティング・システムの略ブロック図である。
【0008】
1つ又は複数の実施形態による、例示的な指数行列を示す図である。
【0009】
1つ又は複数の実施形態による、パリティ検査行列を生成するための例示的なシフトされた単位行列を示す図である。
【0010】
1つ又は複数の実施形態による、例示的なパリティ検査行列を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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