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公開番号
2025131669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025091938,2023521208
出願日
2025-06-02,2022-05-10
発明の名称
通信制御方法、ユーザ装置及びプロセッサ
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
4/06 20090101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】改善されたマルチキャスト・ブロードキャストサービスを実現する通信制御方法を提供する。
【解決手段】第1の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムにおいてユーザ装置が実行する通信制御方法であって、ユーザ装置が参加しているMBSマルチキャストセッションの有効化を示す通知であってユーザ装置が属するグループに対してネットワークから送信されるグループ通知を、RRC(Radio Resource Control)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態において監視することと、グループ通知の受信に応じて、MBSマルチキャストセッションの受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移することと、MBSマルチキャストセッションから離脱した場合、グループ通知の監視を行わないように制御することと、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークからユーザ装置に対してブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムにおいて前記ユーザ装置が実行する通信制御方法であって、
前記ユーザ装置が参加しているMBSマルチキャストセッションの有効化を示す通知であって前記ユーザ装置が属するグループに対して前記ネットワークから送信されるグループ通知を、RRC(Radio Resource Control)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態において監視することと、
前記グループ通知の受信に応じて、前記MBSマルチキャストセッションの受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移することと、
前記MBSマルチキャストセッションから離脱した場合、前記グループ通知の監視を行わないように制御することと、を有する
通信制御方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
ブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBS)の受信をサポートするユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が参加しているMBSマルチキャストセッションの有効化を示す通知であって前記ユーザ装置が属するグループに対して前記ネットワークから送信されるグループ通知を、RRC(Radio Resource Control)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態において監視し、
前記グループ通知の受信に応じて、前記MBSマルチキャストセッションの受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する制御部を備え、
前記制御部は、前記MBSマルチキャストセッションから離脱した場合、前記グループ通知の監視を行わないように制御する
ユーザ装置。
【請求項3】
ブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBS)の受信をサポートするユーザ装置を制御するプロセッサであって、
前記ユーザ装置が参加しているMBSマルチキャストセッションの有効化を示す通知であって前記ユーザ装置が属するグループに対して前記ネットワークから送信されるグループ通知を、RRC(Radio Resource Control)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態において監視する処理と、
前記グループ通知の受信に応じて、前記MBSマルチキャストセッションの受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する処理と、
前記MBSマルチキャストセッションから離脱した場合、前記グループ通知の監視を行わないように制御する処理と、を実行する
プロセッサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信制御方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、第5世代(5G)の移動通信システムが注目されている。5Gシステムの無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)であるNR(New Radio)は、第4世代の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP技術仕様書「3GPP TS 38.300 V16.3.0 (2020-09)」
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて前記ユーザ装置が実行する通信制御方法であって、前記ユーザ装置が参加しているマルチキャストセッションの有効化を示す通知であって前記ユーザ装置が属するグループに対して前記ネットワークから送信されるグループ通知を、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態において監視する処理を行うことと、前記グループ通知の受信に応じて、前記マルチキャストセッションの受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する処理を行うことと、前記RRCアイドル状態又は前記RRCインアクティブ状態において前記マルチキャストセッションへの興味が無くなった場合、前記監視する処理又は前記遷移する処理を行わないよう制御することと、を有し、前記監視する処理を行うことは、前記ユーザ装置が前記マルチキャストセッションに興味がある場合において前記グループ通知を監視することを含み、前記遷移する処理を行うことは、前記ユーザ装置が前記マルチキャストセッションに興味がある場合において前記グループ通知を受信したことに応じて前記RRCコネクティッド状態に遷移することを含む。
【0005】
第2の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて実行する通信制御方法であって、前記ユーザ装置がPDCP(Packet Data Convergence Protocol)変数としてCOUNT値を管理することを有し、前記管理することは、前記ネットワークからマルチキャストで最初に受信したPDCPパケットのヘッダに含まれるPDCP SN(Sequence Number)を取得することと、前記取得したPDCP SNを前記COUNT値の一部として用いることと、を含む。
【0006】
第3の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて実行する通信制御方法であって、前記ユーザ装置が、マルチキャストセッションに参加した後、RRCインアクティブ状態において、自身が参加しているマルチキャストセッションのTMGI(Temporary Mobile Group Identity)を含むページングメッセージを受信することと、前記TMGIを含む前記ページングメッセージの受信に応じて、RRCコネクティッド状態に遷移することと、を有する。
【0007】
第4の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて実行する通信制御方法であって、基地局が、TMGIを含むページングメッセージをグループ通知として送信することと、前記ユーザ装置が、前記ユーザ装置のページング機会において前記ページングメッセージを監視することと、を有し、前記送信することは、AMF(Access and Mobility Management Function)からのページング要求に基づくタイミングで、前記TMGIを含む前記ページングメッセージを送信することを含む。
【0008】
第5の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムにおいて実行する通信制御方法であって、MBSセッションでMBSデータを送信する前記基地局が、前記ユーザ装置が前記MBSデータを受信するために用いるべきPDCP変数及びRLC変数の少なくとも一方の初期値を送信することを有する。
【0009】
第6の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて前記ユーザ装置が実行する通信制御方法であって、マルチキャストセッションのセッション参加プロシージャを前記ネットワークに対して行うことと、前記ユーザ装置が前記マルチキャストセッションに参加した状態が維持される期間を示す期間情報を前記ネットワークから取得することと、前記マルチキャストセッションへの興味が有る場合、前記期間情報が示す前記期間が満了する前又は当該期間の満了時に、前記セッション参加プロシージャ又はセッション継続プロシージャを前記ネットワークに対して行うことと、前記マルチキャストセッションへの興味が無い場合、前記期間情報が示す前記期間が満了する前又は当該期間の満了時に、前記セッション参加プロシージャ又は前記セッション継続プロシージャを前記ネットワークに対して行わないよう制御することと、を有する。
【0010】
第7の態様に係る通信制御方法は、ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャストサービスを提供する移動通信システムにおいて実行する通信制御方法であって、前記ユーザ装置が、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態において、前記ネットワークに含まれる基地局に対してランダムアクセスプロシージャを行うことと、前記ユーザ装置が、前記ランダムアクセスプロシージャ中に、前記ユーザ装置が参加しているマルチキャストセッションのセッション離脱を示す通知を前記基地局に送信することと、前記ユーザ装置が、RRCコネクティッド状態に遷移することなく前記ランダムアクセスプロシージャを終了することと、を有する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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