TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025131630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025084955,2024060541
出願日2025-05-21,2020-03-24
発明の名称通信方法、装置及びシステム並びにコンピュータ記憶媒体
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 76/11 20180101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約【課題】時間・周波数リソース利用率を改善する通信方法、装置及びシステム並びにコンピュータ記憶媒体を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、ターゲットデバイスは、第1の時間・周波数サブリソースを決定する。第1の時間・周波数サブリソースは、第1の時間・周波数リソースに属する。ターゲットデバイスはさらに、第1の時間・周波数サブリソースで第1の要求を送信する。第1の要求は、アクセスを要求するため或いはスケジューリングを要求するために使用される。第1の時間・周波数リソースは、ターゲットデバイスの要求を搬送するために使用される事前定義又は事前構成されたリソースである。ターゲットデバイスがそれぞれアクセス要求及びスケジューリング要求を送信するために異なる時間・周波数リソースを使用する方式と比較して、時間・周波数サブリソースを再利用する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
通信方法であって、
ブロードキャストメッセージを受信するステップであり、前記ブロードキャストメッセージは1つ以上の予約されたアイデンティティ及び第1の時間・周波数リソースの構成情報を含み、前記第1の時間・周波数リソースは、複数のターゲットデバイスの要求を搬送するために使用され、前記第1の時間・周波数リソースは、サービスデータを伝送するために使用されない、ステップと、
前記複数のターゲットデバイスのうち1つにより、第1の時間・周波数サブリソースで第1の要求を送信するステップであり、前記第1の要求はアクセスを要求するために使用され、前記第1の時間・周波数サブリソースは第1の時間・周波数リソースに属し、前記第1の要求は第1のアイデンティティを含み、前記第1のアイデンティティは前記1つ以上の予約されたアイデンティティに属し、前記第1のアイデンティティは前記第1の要求がアクセス要求であることを示すために使用される、ステップと、
前記複数のターゲットデバイスのうち他のものにより、第2の時間・周波数サブリソースで第2の要求を送信するステップであり、前記第2の要求はスケジューリングを要求するために使用され、前記第2の時間・周波数サブリソースは前記第1の時間・周波数リソースに属し、前記第2の要求は第2のアイデンティティを含み、前記第2のアイデンティティは前記第1のアイデンティティとは異なり、前記第2のアイデンティティは前記第2の要求を送信するデバイスを示すために使用される、ステップと
を含む方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記ブロードキャストメッセージはシステムメッセージである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のターゲットデバイスのうち1つにより、ターゲットメッセージを受信するステップであり、前記ターゲットメッセージは前記第2のアイデンティティに関する情報を含む、ステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットメッセージはアクセス応答であり、前記アクセス応答は第2の時間・周波数リソースを使用することにより受信され、前記第2の時間・周波数リソースは前記第1の時間・周波数サブリソースに基づいて決定される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第3の時間・周波数リソースを使用することによりスケジューリング応答を受信するステップであり、前記スケジューリング応答は第4の時間・周波数リソースの構成情報を含み、前記第4の時間・周波数リソースは、サービスデータ又は制御情報を伝送するために使用される、ステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第3の時間・周波数リソースは、前記第2の時間・周波数サブリソースに基づいて決定されるか、或いは、前記第3の時間・周波数リソースは、前記第2の時間・周波数サブリソース及び前記第2の要求のスケジューリングタイプに基づいて決定される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
通信装置であって、
ブロードキャストメッセージを受信するように構成された受信モジュールであり、前記ブロードキャストメッセージは1つ以上の予約されたアイデンティティ及び第1の時間・周波数リソースの構成情報を含み、前記第1の時間・周波数リソースは、複数のターゲットデバイスの要求を搬送するために使用され、前記第1の時間・周波数リソースは、サービスデータを伝送するために使用されない、受信モジュールと、
前記複数のターゲットデバイスのうち1つにより、前記第1の時間・周波数サブリソースで第1の要求を送信するように構成された送信モジュールであり、前記第1の要求はアクセスを要求するために使用され、前記第1の時間・周波数サブリソースは第1の時間・周波数リソースに属し、前記第1の要求は第1のアイデンティティを含み、前記第1のアイデンティティは前記1つ以上の予約されたアイデンティティに属し、前記第1のアイデンティティは前記第1の要求がアクセス要求であることを示すために使用される、送信モジュールと
を含み、
送信モジュールは、前記複数のターゲットデバイスのうち他のものにより、第2の時間・周波数サブリソースで第2の要求を送信するように構成され、前記第2の要求はスケジューリングを要求するために使用され、前記第2の時間・周波数サブリソースは前記第1の時間・周波数リソースに属し、前記第2の要求は第2のアイデンティティを含み、前記第2のアイデンティティは前記第1のアイデンティティとは異なり、前記第2のアイデンティティは前記第2の要求を送信するデバイスを示すために使用される、装置。
【請求項8】
前記ブロードキャストメッセージはシステムメッセージである、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
ターゲットメッセージを受信するように構成された受信モジュールであり、前記ターゲットメッセージは前記第2のアイデンティティに関する情報を含む、受信モジュールを更に含む、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記ターゲットメッセージはアクセス応答であり、前記アクセス応答は第2の時間・周波数リソースを使用することにより受信され、前記第2の時間・周波数リソースは前記第1の時間・周波数サブリソースに基づいて決定される、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この出願は、無線通信技術の分野に関し、特に、通信方法、装置及びシステム並びにコンピュータ記憶媒体に関し、特に短距離無線通信、例えばコックピットドメイン通信に適用可能である。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
グローバル通信技術は急速に進化している。無線通信技術の開発速度及び適用分野は有線通信技術のものを凌駕しており、力強い開発動向を示している。例えば、車載通信技術の開発及び適用はますます人々の注目を集めている。既存の有線通信と比較して、車載無線通信は、車両の内部のワイヤーハーネスの数、長さ及び重量と、対応する設置及び保守コストとを更に低減できる。したがって、車載通信技術は次第に無線になっている。車載適用の多様化は、車載通信ノードの増加した数及びタイプをもたらし、車載通信能力に対してより高い要件を課している。
【0003】
多くの無線通信シナリオでは、複数の通信ノードは通信ドメインを使用することにより互いに通信する。特定の通信領域又は範囲に1つ以上の通信ドメインが存在してもよい。通信ドメインは、通信関係を有する通信ノードのグループと、通信ノードの間の通信接続関係(すなわち、通信リンク)とを含むシステムである。1つの通信ドメインは、1つのプライマリ通信ノード(略してプライマリノードと呼ばれてもよい)と、少なくとも1つのセカンダリ通信ノード(略してセカンダリノードと呼ばれてもよい)とを含む。プライマリノードは、通信ドメインの時間・周波数リソースを管理し、プライマリノードとセカンダリノードとの間の通信リンクのためのリソースをスケジューリングする機能を有する。プライマリノードにより管理される時間・周波数リソースは、アクセス要求リソース、スケジューリング要求リソース、及び他の制御シグナリング及び/又はサービスデータを伝送するために使用されるリソースを含む。アクセス要求リソースは、通信ドメインに属していないノード(略して外部ノードと呼ばれてもよい)によりアクセス要求を通信ドメインにおけるプライマリノードに送信するために使用され、アクセス要求は、外部ノードにより通信ドメインに参加するプロセスを開始することを要求するために使用される。スケジューリング要求リソースは、セカンダリノードによりスケジューリング要求(scheduling request, SR)をプライマリノードに送信するために使用され、スケジューリング要求は、リソースを割り当てることをプライマリノードに要求するために使用され、リソースは、プライマリノードとセカンダリノードとの間で制御シグナリング及び/又はサービスデータを伝送するために使用される。一般的には、プライマリノードは、それぞれのスケジューリング要求リソースをセカンダリノードに割り当てる。
【0004】
しかし、通常では外部ノードによりアクセス要求を送信する頻度及びセカンダリノードによりスケジューリング要求を送信する頻度は相対的に低いので、現在、通常ではアクセス要求リソース利用率及びスケジューリング要求リソース利用率は相対的に低く、相対的に低い全体的な時間・周波数リソース利用率を生じている。
【発明の概要】
【0005】
この出願は、関連技術における相対的に低い全体的な時間・周波数リソース利用率の問題を解決するための、通信方法、装置及びシステム並びにコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、通信方法が提供される。当該方法は以下を含む。ターゲットデバイスは、第1の時間・周波数サブリソースを決定し、第1の時間・周波数サブリソースは第1の時間・周波数リソースに属する。ターゲットデバイスは、第1の時間・周波数サブリソースで第1の要求を送信し、第1の要求はアクセスを要求するため或いはスケジューリングを要求するために使用される。第1の時間・周波数リソースは、ターゲットデバイスの要求を搬送するために使用される事前定義又は事前構成されたリソースである。ターゲットデバイスの要求は、アクセスを要求するために使用される要求及びスケジューリングを要求するために使用される要求を含む。ターゲットデバイスは、外部ノード又は通信ドメインにおけるセカンダリノードである。この出願のこの実施形態では、アクセスを要求するために使用される要求はアクセス要求と呼ばれ、スケジューリングを要求するために使用される要求はスケジューリング要求と呼ばれる。外部ノードは、通信ドメインに参加していないデバイスと、通信ドメインに参加しており、次いで通信ドメインを退出したデバイスとを含み、現在通信ドメインに属していないデバイスを意味する。
【0007】
任意選択で、当該方法は以下を含む。ターゲットデバイスは、第1の時間・周波数サブリソースを決定し、第1の時間・周波数サブリソースは第1の時間・周波数リソースに属する。ターゲットデバイスは、第1の時間・周波数サブリソースでアクセス要求又はスケジューリング要求を送信する。第1の時間・周波数リソースは、少なくとも1つのターゲットデバイスのアクセス要求及びスケジューリング要求を搬送するために使用される事前定義又は事前構成されたリソースである。この出願では、アクセス要求は、プライマリノードが位置する通信ドメインに参加することを外部ノードが要求するプロセスにおいて使用される(すなわち、アクセスを要求するために使用される)。スケジューリング要求は、セカンダリノードによりリソースを割り当てることをプライマリノードに要求するために使用され(すなわち、スケジューリングを要求するために使用され)、リソースは、プライマリノードとセカンダリノードとの間で制御シグナリング及び/又はサービスデータを伝送するために使用される。ターゲットデバイスがアクセス要求及びスケジューリング要求を送信するとき、ターゲットデバイス及び通信ドメインは異なる関係にある。例えば、アクセス要求を送信するとき、ターゲットデバイスは通信ドメインに属しておらず、通信ドメインの外部ノードである。スケジューリング要求を送信するとき、ターゲットデバイスは通信ドメインにおけるセカンダリノードである。
【0008】
この出願では、ターゲットデバイスは、アクセス要求及び/又はスケジューリング要求を送信するために第1の時間・周波数リソースを再利用する。ターゲットデバイスがそれぞれアクセス要求及びスケジューリング要求を送信するために異なる時間・周波数リソースを使用する方式と比較して、この出願における解決策は時間・周波数リソース利用率を改善し、アクセス要求及びスケジューリング要求のためのリソースを別々に構成又は定義する必要はない。
【0009】
任意選択で、第1の時間・周波数リソースは、複数のターゲットデバイスの要求を搬送するために使用される。言い換えると、複数のターゲットデバイスは、第1の時間・周波数リソースでアクセス要求及び/又はスケジューリング要求を送信してもよい。
【0010】
この出願では、複数のターゲットデバイスは、アクセス要求及び/又はスケジューリング要求を送信するために、第1の時間・周波数リソースを再利用する。ターゲットデバイスがアクセス要求及びスケジューリング要求を送信するために異なる時間・周波数リソースを使用し、異なるターゲットデバイスがスケジューリング要求を送信するために異なる時間・周波数リソースを使用する方式と比較して、この出願における解決策は時間・周波数リソース利用率を改善でき、各ターゲットデバイスに対応するスケジューリング要求及びアクセス要求のためのリソースを別々に構成又は定義する必要はない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

華為技術有限公司
通信方法および装置、ならびにデバイス
7日前
華為技術有限公司
ビデオ復号化方法及びビデオ・デコーダ
7日前
華為技術有限公司
非同時送受信機能指示方法、装置及びシステム
7日前
華為技術有限公司
空間再利用方法、装置、デバイス、および媒体
7日前
華為技術有限公司
通信方法、装置及びシステム並びにコンピュータ記憶媒体
7日前
華為技術有限公司
ヌル・データ・パケット・アナウンスメント・フレーム伝送方法及び関連装置
7日前
華為技術有限公司
ピクチャヘッダのシグナリングを簡略化するためのエンコーダ、デコーダ及び対応する方法
5日前
華為技術有限公司
ワイヤレスローカルエリアネットワークにおいてマルチリンクデバイスに適用される通信方法および装置
14日前
華為技術有限公司
垂直チェックブロックを用いたブロードキャスト、マルチキャスト又はグループキャスト送信のための方法及び装置
5日前
個人
店内配信予約システム
2か月前
WHISMR合同会社
収音装置
5日前
サクサ株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
日本精機株式会社
画像投映システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
3か月前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
1か月前
株式会社松平商会
携帯機器カバー
8日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
14日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
1か月前
国立大学法人電気通信大学
小型光学装置
22日前
パテントフレア株式会社
超高速電波通信
13日前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
1か月前
DXO株式会社
情報処理システム
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
3か月前
株式会社JVCケンウッド
スピーカ
6日前
続きを見る