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公開番号
2025133749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025097603,2023503054
出願日
2025-06-11,2021-07-13
発明の名称
垂直チェックブロックを用いたブロードキャスト、マルチキャスト又はグループキャスト送信のための方法及び装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
28/04 20090101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 2次元(2D)コーディングの方法とシステムが、ブロードキャスト、マルチキャスト又はグループキャストのアプリケーションについて説明されている。
【解決手段】 2つ以上の情報コードブロック(CB)が複数の意図された受信ノードに送信される。1つ以上のクロスCBチェックブロックが生成され、各クロスCBチェックブロックは、クロスCBビットのセットに基づいて生成され、クロスCBビットのセットは、情報CBの少なくとも2つの各々から選択された少なくとも1つのビットを含む。少なくとも1つのクロスCBチェックブロックが、意図された受信ノードの少なくとも1つに送信される。
【選択図】 図8D
特許請求の範囲
【請求項1】
方法であって、
複数の意図された受信ノードに2つ以上の情報コードブロック(CB)を送信するステップであって、前記2つ以上の情報CBの各々は情報ビットの各々のセットと、前記情報ビットの各々のセットから符号化された各々のCB固有チェックブロックと、を含む、ステップと、
1つ以上のクロスCBチェックブロックを生成するステップであって、各クロスCBチェックブロックは、1つ以上のビットの少なくとも2つのサブセットを各々結合することにより生成され、前記少なくとも2つのサブセットの各々は、前記情報CBのうちの少なくとも2つの情報CBの各々1つの情報CBのビットの各々のサブセットである、ステップと、
前記1つ以上のクロスCBチェックブロックのうちの少なくとも1つを前記意図された受信ノードのうちの少なくとも1つに送信するステップと、
を含み、
1つ以上のクロスCBチェックブロックの各々のセットは、初期送信に対して前記意図された受信ノードのいずれからもフィードバックがない場合に、所定の回数の再送信の間、各々の再送信で送信される、方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記2つ以上の情報CBが、前記複数の意図された受信ノードへのブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャスト送信で送信され、少なくとも1つのクロスCBチェックブロックが、前記意図された受信ノードのうちの2つ以上へ、ブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャスト送信で送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
初期送信の後又は所与の再送信の後に、少なくとも1つの意図された受信ノードから確認応答(ACK)フィードバックを受信するステップ、を更に含み、
前記初期送信又は前記所与の再送信の後の前記所定の回数の再送信のうちの更なる再送信は、前記ACKフィードバックを受信した前記少なくとも1つの意図された受信ノードには送信されない、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記所定の回数の再送信は、前記複数の意図された受信ノードの各々から確認応答(ACK)フィードバックを受信するまで、実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記2つ以上の情報CBが、少なくとも2つの別々に送信されるパケットで前記複数の意図された受信ノードに送信され、1つ以上のクロスCBチェックブロックが、前記少なくとも2つのパケットの各々のCBから選択されたビットを結合することにより生成される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記意図された受信ノードに制御信号を送信するステップであって、前記制御信号は、前記1つ以上のクロスCBチェックブロックの生成に使用される1つ以上のパラメータに関する情報を示す、ステップ、を更に含み、
前記制御信号は、以下:
新規送信又は再送信の表示、
HARQプロセス識別子、
再送信の反復回数、
送信されたクロスCBチェックブロックの数、
前記1つ以上のクロスCBチェックブロックの生成に使用された前記2つ以上の情報CBのインデックス、
前記1つ以上のクロスCBチェックブロックを生成するために使用されるインターリーバ、又は、
前記1つ以上のクロスCBチェックブロックの生成方法を示す冗長バージョン(RV)又はRVシーケンス、
の1つ以上に関する情報を示す、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
基地局から、前記2つ以上の情報CBを送信するためのリソース割り当てを受信するステップ、を更に含み、
少なくとも1つのクロスCBチェックブロックを送信するためのリソースも、前記基地局によって割り当てられる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
少なくとも1つの意図された受信ノードが、前記2つ以上の情報CBの少なくとも1つの復号に成功しなかったかどうかを示すフィードバックを受信するステップと、
前記基地局に否定確認応答(NACK)のレポートを送信するステップと、
前記基地局から、前記少なくとも1つのクロスCBチェックブロックを送信するための追加のリソース割り当てを受信するステップと、
を更に含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記基地局からの前記リソース割り当てで、クロスCBチェックブロックの所定数の送信のためのリソースも割り当てられる、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
リソースプールから、前記2つ以上の情報CBを送信するためのリソースを選択するステップ、を更に含み、
少なくとも1つのクロスCBチェックブロックを送信するためのリソースも、前記リソースプールから選択される、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本開示は、2020年7月17日に出願された米国仮特許出願第63/053,337号、「METHODS AND APPARATUSES FOR BROADCAST MULTICAST OR GROUPCAST TRANSMISSION USING VERTICAL CHECK BLOCKS」、及び2021年7月6日に出願された米国特許出願第17/368,500号「METHODS AND APPRATUSES FOR BROADCAST MULTICAST OR GROUPCAST TRANSMISSION USING VERTICAL CHECK BLOCKS」の優先権を主張し、上記出願の全体は参照によりここに組み込まれる。
続きを表示(約 2,800 文字)
【0002】
[技術分野]
本開示は、無線通信に関し、ブロードキャスト、マルチキャスト又はグループキャスト無線通信における製品コーディングの使用を含む。
【背景技術】
【0003】
一般的なセルラ通信では、ユニキャスト送信が一般的なシナリオである。「ユニキャスト」とは、単一の送信ノードが単一の受信ノードに送信することを意味する。マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Services (MBMS))などのセルラシステムでは、ブロードキャスト及びマルチキャスト送信がますます使用されるようになっている。「ブロードキャスト」とは、1つの送信ノードが、該送信ノードに接続されているすべてのノードに送信することを意味する。「マルチキャスト」とは、1つの送信ノードが複数の意図された受信ノードに送信することを意味する。ブロードキャスト及びマルチキャスト通信のための、特にマルチメディアサービス及びビークルツーエブリシング(vehicle to everything (V2X))通信のためのアプリケーションが開発され続けている。
【0004】
V2Xは、車両と別の車両(vehicle and another vehicle (V2V))、車両からインフラストラクチャ(vehicle to infrastructure (V2I))、車両から歩行者(vehicle to pedestrian (V2P))、及びその他の多くのシナリオを含む、(ユーザ機器(UE)として機能する)車両に関連する通信シナリオのカテゴリを表す。ロングタームエボリューション車両(Long term evolution-vehicle (LTE-V))は、ロングタームエボリューション(Long term evolution (LTE))セルラ技術を使用してV2X通信をサポートするための規格であるLTE-Vは、主に安全メッセージなどのメッセージのブロードキャストに焦点を当てている。しかし、他のアプリケーションに対する関心もある。例えば、新無線(New Radio (NR))-V2Xは、NRセルラ技術に基づいており、ブロードキャスト、グループキャスト(UE間のマルチキャストの形式である)、及びユニキャストをサポートしている。グループキャスト及びユニキャストアプリケーションは、フィードバックに基づく再送信をサポートする場合があるが、ブロードキャストはブラインド再送信(すなわち、フィードバックのない再送信/反復)のみをサポートする場合がある。ブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャストのシナリオでは、受信データのエラーは受信ノードごとに異なる場合がある。既存の再送信スキームは、ブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャストのシナリオに適していない又は効率的ではない場合がある。
【発明の概要】
【0005】
様々な例において、本開示は、2次元(2D)共同コーディングに基づく物理(PHY)層ネットワークコーディングのための方法及び機器を記述する。開示された例は、他のアプリケーションの中でも、ブロードキャスト、マルチキャスト及びグループキャスト送信に適用できる可能性がある。
【0006】
従来のブロードキャスト、マルチキャスト、及びグループキャスト送信アプローチで使用される再送信スキームは、非効率、遅延、及びオーバヘッドに悩まされる。これらの従来の再送信スキームは、通常、非常に冗長な方法でトランスポートブロック又はコードブロックグループ全体を再送信することに依存している。さらに、ブロードキャスト、マルチキャスト、及びグループキャストのシナリオでの再送信は、異なる受信機が異なる復号されていないコードブロックを持つ可能性があり、これらのシナリオでは、トランスポートブロック全体又は複数のコードブロックグループを再送信する必要があるため、問題を複雑にする。消去外コードに基づく再送信は、非消去チャネルで使用すると、復号されていないコードブロックが破棄され、共同復号のためのソフト情報が保持されないため性能上の不利益を受ける可能性がある。
【0007】
2D共同コーディングに基づくPHY層ネットワークコーディングを利用する本開示の実施形態は、これらの欠点の一部又は全部を解決又は改善する。従って、本開示の方法及び機器は、従来のアプローチの高価で非効率な再送信を回避することができる。さらに、失敗した復号の試みからのソフト情報を利用する能力は、消去外コードに基づく再送信スキームよりも性能の向上を提供する。ここで説明する例では、異なる受信機が初期送信で異なる誤ったコードブロックを持つ場合でも、1つの垂直チェックブロックが、異なる受信機にマルチキャスト又はブロードキャストされ、異なる受信機により復号に使用することができる。
【0008】
例示的な態様では、本開示は、方法であって、
複数の意図された受信ノードに2つ以上の情報コードブロック(CB)を送信するステップと、
1つ以上のクロスCBチェックブロックを生成するステップであって、各クロスCBチェックブロックは、クロスCBビットのセットに基づいて生成され、前記クロスCBビットのセットは、少なくとも2つの情報CBの各々から選択された少なくとも1つのビットを含む、ステップと、
前記1つ以上のクロスCBチェックブロックの少なくとも1つを、前記意図された受信ノードの少なくとも1つに送信するステップと、
を含む方法を記載する。
【0009】
方法の前述の態様において、前記2つ以上の情報CBが、前記複数の意図された受信ノードへブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャスト送信で送信されてよく、前記少なくとも1つのクロスCBチェックブロックが、2つ以上の意図された受信ノードへ、ブロードキャスト、マルチキャスト、又はグループキャスト送信で送信されてよい。
【0010】
方法の前述の態様のいずれかにおいて、意図された受信ノードからのフィードバックは、各々の意図された受信ノードが2つ以上の情報CBの復号に成功したかどうかを示してよい。方法にはさらに、受信した否定確認応答(NACK)フィードバック、又は確認応答(ACK)フィードバックの欠如から、前記意図された受信ノードの少なくとも1つが前記2つ以上の情報CBの復号に成功しなかったことを決定した後に、前記少なくとも1つのクロスCBチェックブロックを送信するステップを更に含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)
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