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公開番号2025131789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025096879,2022551720
出願日2025-06-10,2020-02-29
発明の名称通信方法および装置、ならびにデバイス
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04W 24/10 20090101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約【課題】セル間移動遅延が低減され、セル間高速移動中のビーム選択を容易にする通信方法、装置及びデバイスを提供する。
【解決手段】方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから第1のメッセージを受信するステップを含む。第1のメッセージは、第1のセルの参照信号を測定し、物理レイヤ符号化フォーマットで構成測定結果を報告するように端末デバイスに示し、第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つの非サービングセルを含むかまたは第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つのサービングセルおよび少なくとも1つの非サービングセルを含む。方法はまた、端末デバイスが、セル選択、セル再選択またはセルハンドオーバを実行するため第1のメッセージに基づいて第1のセルの測定結果を取得するステップを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
通信方法であって、
ネットワークデバイスから第1のメッセージを受信するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のセルの参照信号を測定し、物理レイヤ符号化フォーマットで構成測定結果を報告するように端末デバイスに示し、前記第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つの非サービングセルを含むか、または前記第1のセルは、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービングセルおよび前記少なくとも1つの非サービングセルを含む、ステップと、
前記第1のメッセージに基づいて前記第1のセルの測定結果を取得するステップであって、前記第1のセルの前記測定結果は、セル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するために前記端末デバイスによって使用される、ステップと
を含む通信方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記方法は、
前記ネットワークデバイスから第2のメッセージを受信するステップであって、前記第2のメッセージが、前記第1のセルの前記測定結果を前記ネットワークデバイスに報告するように前記端末デバイスに示すか、または
前記第1のメッセージが、前記第1のセルの前記測定結果を前記ネットワークデバイスに報告するように前記端末デバイスに示す、ステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記物理レイヤ符号化フォーマットの前記第1のセルの測定結果を取得するために、前記第1のメッセージに基づいて前記第1のセルの前記測定結果に対して物理レイヤ符号化フォーマット処理を実行するステップと、
第3のメッセージを前記ネットワークデバイスに報告するステップであって、前記第3のメッセージは、前記物理レイヤ符号化フォーマットの前記第1のセルの前記測定結果を含む、ステップと
をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記ネットワークデバイスから第4のメッセージを受信するステップであって、前記第4のメッセージは、前記物理レイヤ符号化フォーマットの前記第1のセルの前記測定結果に基づいて取得され、前記第4のメッセージは、セル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するように前記端末デバイスに示す、ステップと、
前記第4のメッセージに基づいてセル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するステップと
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記第1のセルの前記測定結果に基づいてセル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するステップ
をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のセルの前記測定結果に基づいてセル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行する前記ステップは、
第1の閾値を取得するステップと、
前記第1のセルの前記測定結果および前記第1の閾値に基づいてセル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するステップと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記ネットワークデバイスから第5のメッセージを受信するステップであって、前記第5のメッセージは、前記第1のメッセージに基づいて前記端末デバイスによって測定される第1のセルの最大数および/または前記第1のセルのセルセットを示す、ステップ
をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
第6のメッセージを前記ネットワークデバイスに送信するステップであって、前記第6のメッセージは、前記端末デバイスが前記第1のセルを測定する能力を有するかどうかを示す、ステップ
をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のメッセージに基づいて前記第1のセルの測定結果を取得する前記ステップは、
前記第1のセルの前記測定結果を取得するために、物理レイヤ測定メトリックに基づいて前記第1のセルの前記参照信号を測定するステップ
を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
通信方法であって、
第1のメッセージを決定するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のセルの参照信号を測定し、物理レイヤ符号化フォーマットで構成測定結果を報告するように端末デバイスに示し、前記第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つの非サービングセルを含むか、または前記第1のセルは、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービングセルおよび前記少なくとも1つの非サービングセルを含む、ステップと、
前記第1のメッセージを前記端末デバイスに送信するステップと
を含む通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法および装置、ならびにデバイスに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
第5世代移動通信ネットワーク(5th generation mobile networks、5G)の新無線(new radio、NR)は、より広い帯域幅およびより高い送信速度を実現するために、高周波数帯域を導入している。周波数が高いため、空間での信号送信中に深刻なフェージングが発生する可能性がある。したがって、5G NRは、性能を改善するためにビームフォーミング(beam forming、BF)技術を使用する。
【0003】
加えて、モビリティ管理は、以前からワイヤレス移動通信の重要な部分であり、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の通信リンクが端末デバイスの移動によって遮断されないことを保証し得る。5G NRでは、モビリティ管理は主にセル間(inter-cell mobility)方式およびセル内(intra-cell mobility)方式で実行され、測定および報告がモビリティ管理の主なステップである。通常、具体的な測定および報告プロセスは、ネットワークデバイスが端末デバイスの測定構成および報告構成を実行することを含む。端末デバイスは、ネットワークデバイスの測定構成に基づいて、対応する構成リソースに対して測定を実行する。測定後、ネットワークデバイスの報告構成に基づいて測定結果がネットワークデバイスに報告され、これにより、測定結果に基づいてセル間ハンドオーバおよびセル内ハンドオーバが実行される。
【0004】
セル間およびセル内の測定および報告のステップは異なるため、プロトコルは、セル間モビリティ管理には無線リソース管理(radio resource measurement、RRM)が使用され、セル内モビリティ管理にはビーム管理(beam management、BM)が使用されることを指定する。
【0005】
ネットワークデバイスのRRMの測定構成情報と報告構成情報との両方は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)レイヤシグナリングを使用して端末デバイスに通知される。RRM測定の参照信号は、サービングセル(serving cell)の参照信号および非サービングセル(non-serving cell)の参照信号を含み得る。参照信号のタイプは、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロック(synchronization signal/physical broadcast channel block、SSB)およびチャネル状態情報参照信号(channel state information-reference signal、CSI-RS)などを含み得る。測定メトリックは、RRCレイヤ(レイヤ3、Layer 3とも呼ばれる)のセルレベル(cell level)およびビームレベル(beam level)、例えば、参照信号受信電力(reference signal Receive power、RSRP)、参照信号受信品質(reference signal receive quality、RSRQ)、および信号対干渉雑音比(signal interference noise radio、SINR)を含み得る。構成されるセルは、周波数内セル、周波数間セル、またはシステム間セルであり得る。測定結果を報告する方法は、端末デバイスが、測定結果をRRCレイヤフォーマットにカプセル化した後に、測定結果をネットワークデバイスに報告することである。
【0006】
ネットワークデバイスによるBMの測定構成情報および報告構成情報の両方は、RRCレイヤ(すなわち、Layer 3)シグナリングおよび/または物理レイヤ(レイヤ1、Layer 1とも呼ばれる)シグナリングを使用して端末デバイスに通知される。BM測定の参照信号は、サービングセルの参照信号のみを含む。測定メトリックは、物理レイヤ(すなわち、Layer 1)ビームレベル(beam level)、例えば、参照信号受信電力(reference signal receive power、RSRP)、参照信号受信品質(reference signal receive quality、RSRQ)、および信号対干渉雑音比(signal interference noise radio、SINR)などを含み得る。測定結果を報告する方法は、端末デバイスが物理レイヤフォーマットで測定結果をカプセル化し、ネットワークデバイスに報告することである。
【0007】
結論として、端末デバイスは、BMを使用してセル間モビリティ管理を実施し得ない。加えて、端末デバイスは、RRMを使用してセル間モビリティ管理を実施し得るが、RRMの測定結果を報告する遅延が長く、セル間高速移動プロセス中のビーム選択が実施され得ない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本出願は、セル間モビリティ管理を実施するために通信方法および装置、ならびにデバイスを提供する。これは、端末デバイスのセル間移動遅延をさらに低減し、セル間高速移動プロセスにおけるビーム選択を容易にする。
【0009】
第1の態様によれば、本出願は、通信方法であって、ネットワークデバイスから第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージは、第1のセルの参照信号を測定し、物理レイヤ符号化フォーマットで構成測定結果を報告するように端末デバイスに示し、第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つの非サービングセルを含むか、または第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つのサービングセルおよび少なくとも1つの非サービングセルを含む、ステップと、第1のメッセージに基づいて第1のセルの測定結果を取得するステップであって、第1のセルの測定結果は、セル選択、セル再選択、またはセルハンドオーバを実行するために端末デバイスによって使用される、ステップとを含む通信方法を提供する。
【0010】
第1の態様で提供される通信方法によれば、端末デバイスは、ネットワークデバイスから第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、第1のセルの参照信号を測定するように端末デバイスに示すだけでなく、物理レイヤ(Layer 1)符号化フォーマットで構成測定結果を報告し得る第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つの非サービングセルを含むか、または第1のセルは、端末デバイスの少なくとも1つのサービングセルおよび少なくとも1つの非サービングセルを含む。このようにして、第1のセルの参照信号を測定するために端末デバイスが作動され得るだけでなく、物理レイヤ(Layer 1)符号化フォーマットで報告されるように測定結果が構成され得る。これは、端末デバイスが測定結果をネットワークデバイスに報告するための基礎を提供し、これにより、端末デバイスは、物理レイヤ(Layer 1)符号化フォーマットの第1のセルの測定結果をネットワークデバイスに適時かつ高速に報告し得る。したがって、セル間モビリティ管理が実施されるだけでなく、端末デバイスのセル間移動遅延が低減され、セル間高速移動中のビーム選択が容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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