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公開番号
2025131738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025093984,2024039537
出願日
2025-06-05,2021-05-14
発明の名称
ヌル・データ・パケット・アナウンスメント・フレーム伝送方法及び関連装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
72/23 20230101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】より大きな帯域幅でのデータ伝送を実現し、伝送効率を改善するヌル・データ・パケット・アナウンスメント(NDPA)フレーム伝送方法及び通信装置を提供する。
【解決手段】アクセス・ポイント(AP)が生成して伝送するNDPAフレームは、アソシエーション識別子AIDを示すAIDサブフィールドを含むステーション情報フィールドを含み、ステーション情報フィールドは、NDPAフレームに対応する帯域幅の中にあり、ステーションがチャネル状態情報をフィードバックすることを必要とするリソース・ユニット(RU)を示し、かつ、NDPAフレームに対応する帯域幅が160MHzより大きい部分的帯域幅情報サブフィールドをさらに含み、160MHzより大きい帯域幅を有するチャネルをサウンディングするようにステーションに指示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ヌル・データ・パケット・アナウンスメント(NDPA)フレーム伝送方法であって:
NDPAフレームを生成するステップであって、前記NDPAフレームはステーション情報フィールドを含み、前記ステーション情報フィールドは、ステーションのAIDを示すアソシエーション識別子(AID)サブフィールドを含み;前記ステーション情報フィールドは部分的帯域幅情報サブフィールドを更に含み;前記部分的帯域幅情報サブフィールドは、前記NDPAフレームに対応する完全な帯域幅の中にあるRUであって前記ステーションがチャネル状態情報をフィードバックすることを必要とするRUを示し、前記完全な帯域幅は320MHzであり、前記部分的帯域幅情報サブフィールドによって示される前記320MHzの中にある前記RUは、242+484トーンRU、484+996トーンRU、2*996トーンRU、3*996トーンRU、又は4*996トーンRUである、ステップ;及び
前記NDPAフレームを伝送するステップ;
を含む方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、前記RUは484+996トーンRUであり、異なるRU指示インデックスは、160MHz帯域幅における484+996トーンRUの異なる位置を示し、前記160MHz帯域幅は320MHzのうち最も低い160MHzであるか、又は、前記160MHz帯域幅は前記320MHzのうち最も高い160MHzである、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、2*996トーンRUは160MHz帯域幅に対応し、前記RU指示インデックスは、2個の異なるRU指示インデックスのうちの1つであり、前記2個の異なるRU指示インデックスはそれぞれ前記320MHzにおける2個の160MHzセグメントを周波数の昇順に示している、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法において、前記RUは3*996トーンRUであり、前記RU指示インデックスは、4個の異なるRU指示インデックスのうちの1つであり、前記4個の異なるRU指示インデックスは、320MHzにおける3*996トーンRUの異なる位置を示している、方法。
【請求項5】
請求項1ないし4のうちの何れか一項に記載の方法において、前記部分的帯域幅情報サブフィールドは9ビットである、方法。
【請求項6】
請求項1ないし5のうちの何れか一項に記載の方法において、前記NDPAフレームは、サウンディング・ダイアログ・トークン・フィールドを含み、前記サウンディング・ダイアログ・トークン・フィールドは、前記NDPAフレームが極高スループット(EHT)NDPAフレームであることを示すフレーム・タイプ・サブフィールドを含む、方法。
【請求項7】
ヌル・データ・パケット・アナウンスメント(NDPA)フレーム伝送方法であって:
NDPAフレームを受信するステップであって、前記NDPAフレームはステーション情報フィールドを含み、前記ステーション情報フィールドは、ステーションのAIDを示すアソシエーション識別子(AID)サブフィールドを含み;前記ステーション情報フィールドは部分的帯域幅情報サブフィールドを更に含み;前記部分的帯域幅情報サブフィールドは、前記NDPAフレームに対応する完全な帯域幅の中にあるRUであって前記ステーションがチャネル状態情報をフィードバックすることを必要とするRUを示し、前記完全な帯域幅は320MHzであり、前記部分的帯域幅情報サブフィールドによって示される前記320MHzの中にある前記RUは、242+484トーンRU、484+996トーンRU、2*996トーンRU、3*996トーンRU、又は4*996トーンRUである、ステップ;及び
チャネル状態情報がフィードバックされることを必要とする前記RUを、前記NDPAフレームから取得するステップ;
を含む方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法において、前記RUは484+996トーンRUであり、異なるRU指示インデックスは、160MHz帯域幅における484+996トーンRUの異なる位置を示し、前記160MHz帯域幅は320MHzのうち最も低い160MHzであるか、又は、前記160MHz帯域幅は前記320MHzのうち最も高い160MHzである、方法。
【請求項9】
請求項7に記載の方法において、2*996トーンRUは160MHz帯域幅に対応し、前記RU指示インデックスは、2個の異なるRU指示インデックスのうちの1つであり、前記2個の異なるRU指示インデックスはそれぞれ前記320MHzにおける2個の160MHzセグメントを周波数の昇順に示している、方法。
【請求項10】
請求項7に記載の方法において、前記RUは3*996トーンRUであり、前記RU指示インデックスは、4個の異なるRU指示インデックスのうちの1つであり、前記4個の異なるRU指示インデックスは、320MHzにおける3*996トーンRUの異なる位置を示している、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 本願は、2020年5月22日に中国国家知識産権局に出願された「ヌル・データ・パケット・アナウンスメント・フレーム伝送方法及び関連装置」と題する中国特許出願第202010443487.6号、及び2020年9月14日に中国国家知識産権局に出願された「ヌル・データ・パケット・アナウンスメント・フレーム伝送方法及び関連装置」と題する中国特許出願第202010963022.3号に対する優先権を主張するものであり、それらは全体的に参照により本件に援用される。
続きを表示(約 2,500 文字)
【0002】
[0002] 技術分野
本願は、無線ローカル・エリア・ネットワーク技術の分野に関し、特にヌル・データ・パケット・アナウンスメント・フレーム伝送方法及び関連装置に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003] 無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area network,WLAN)のような無線システムでは、アクセス・ポイント(access point,AP)及びステーション(STA)は、ビームフォーミング(beamforming,BF)、レート制御、及びリソース割り当てのような機能を実行するために、事前にチャネル状態情報を取得することを必要とする。WLANでは、チャネル状態情報を取得するための手順は、チャネル・サウンディングと呼ばれる。関連技術では、APがチャネル・サウンディングを実行するプロセスにおいて、APは先ずヌル・データ・パケット・アナウンスメント(null data packet announcement,NDPA)フレームを伝送して、チャネル・サウンディングを実行することを必要とするSTAに通知する。次いで、ショート・インター・フレーム・スペース(short inter-frame Space,SIFS)が経過した後に、APは、データ・フィールド部分を伴わないヌル・データ・パケット(null data packet,NDP)を伝送する。STAは、NDPに基づいてチャネル推定を実行し、次いでビームフォーミング・レポート(beamforming report,BF Report)フレームを用いてチャネル状態情報(channel state information,CSI)をフィードバックする。
【0004】
[0004] 802.11axでは、NDPAフレームは高効率(high efficient,HE)NDPAフレームと呼ばれている。HE NDPAフレームは、ステーション情報フィールドを含む。ステーション情報フィールドは、ステーション・アソシエーション識別子(Association Identifier,AID)サブフィールド、部分的帯域幅情報(partial bandwidth information, Partial BW Info)サブフィールド、フィードバック・タイプ(eedback type)及びグループ数(Number of grouping)サブフィールド、及びカラム数(Number of columns,Nc)サブフィールドを含む。部分的帯域幅情報サブフィールドは、STAがチャネル状態情報をフィードバックすることを必要とする周波数ドメイン・レンジを示すために使用される。部分的帯域幅情報サブフィールドは、連続するRUのセグメントを示すために、リソース・ユニット(resource unit,RU)開始インデックス(start index)とリソース・ユニット終了インデックス(end index)とを含み、これにより、連続するRUのセグメントに対応する周波数ドメイン・レンジを示す。しかしながら、伝送に許容される最大帯域幅は160 MHzである。160 MHzの帯域幅は、最大74個の26トーン・リソース・ユニット(26-tone RU)に対応する。RU開始インデックスとRU終了インデックスは、74個の26トーンRUのうちの1つを別々に示す。
【0005】
[0005] しかしながら、WLAN技術が発展するにつれて、より大きな帯域幅での伝送、例えば160 MHzより大きな帯域での伝送が、次世代のWi-Fi規格(例えば、802.11be又はWi-Fi 7)でサポートされることを必要とする。データ伝送が実行される前に、チャネル・サウンディングが実行されることを必要とする。従って、より大きな帯域幅でのデータ伝送をサポートし、次世代Wi-Fi規格での伝送レートを改善するために、どのようにして、より大きな帯域幅(例えば160 MHzより大きな帯域幅)でチャネル・サウンディングを実行してチャネル状態情報を取得するか、ということは非常に重要である。
【発明の概要】
【0006】
[0006] 本願の実施形態は、160 MHzより大きい帯域幅の中にあるRUであってチャネル状態情報がフィードバックされることを必要とするRUを指定する要件を満たすために、NDPAフレーム伝送方法及び関連装置を提供する。
【0007】
[0007] 第1の態様によれば、本願の実装は、以下のステップを含むNDPAフレーム伝送方法を提供する。
【0008】
[0008] アクセス・ポイントはNDPAフレームを生成する。NDPAフレームはステーション情報フィールドを含む。ステーション情報フィールドは、ステーションのアソシエーション識別子AIDを示すAIDサブフィールドを含む。ステーション情報フィールドは部分的帯域幅情報サブフィールド及び/又はカラム数サブフィールドを更に含む。部分的帯域幅情報サブフィールドは、NDPAフレームに対応する帯域幅の中にあるリソース・ユニット(resource unit,RU)であってステーションがチャネル状態情報をフィードバックすることを必要とするリソース・ユニットを示す。カラム数サブフィールドは、圧縮ビームフォーミング・フィードバック行列におけるカラム数を示す。NDPAフレームに対応する帯域幅は160 MHzより大きい。カラム数サブフィールドにより示されるカラム数は、8より大きい。
【0009】
[0009] アクセス・ポイントはNDPAフレームを伝送する。
【0010】
[0010] 第2の態様によれば、本願の実装は、以下のステップを含むNDPAフレーム伝送方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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