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公開番号2025130950
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028362
出願日2024-02-28
発明の名称ルーフレール
出願人株式会社ファルテック
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 9/04 20060101AFI20250902BHJP(車両一般)
要約【課題】複数のパーツに分割して形成されたルーフレールにおいて、パーツ同士の位置関係が変化することを抑止する。
【解決手段】前部パーツ2は、外壁面が露出面であると共に中空に形成された第1外壁部と、第1外壁部の後部パーツ3との対向面よりも後部パーツ3側に突出して設けられると共に、前後方向から見て第1外壁部の内側に収容可能な大きさに形成される挿入部2bと、挿入部2bの先端面から突出する係止爪部2eとを有し、後部パーツ3は、外壁面が露出面であると共に中空に形成されて挿入部2bを挿入可能な第2外壁部と、挿入部2bに対してプッシュリベット4を用いて締結される締結壁3bと、係止爪部2eが係止される係止壁3cとを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に沿って延伸するように車両に設けられるルーフレールであって、
前記ルーフレールの前部及び後部のうち一方を形成する第1パーツと、
前記ルーフレールの前部及び後部のうち他方を形成する第2パーツと、
前記第1パーツと前記第2パーツとを締結する締結具と
を備え、
前記第1パーツは、
外壁面が露出面であると共に中空に形成された第1外壁部と、
前記第1外壁部の前記第2パーツとの対向面よりも前記第2パーツ側に突出して設けられると共に、前後方向から見て前記第1外壁部の内側に収容可能な大きさに形成される挿入部と、
前記挿入部の先端面から突出する係止爪部と
を有し、
前記第2パーツは、
外壁面が露出面であると共に中空に形成されて前記挿入部を挿入可能な第2外壁部と、
前記挿入部に対して前記締結具を用いて締結される締結壁と、
前記係止爪部が係止される係止壁と
を有する
ことを特徴とするルーフレール。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記係止爪部は、
上下方向に撓むように弾性変形可能な弾性片と、
前記弾性片から突出する突起部と
を有し、
前記係止壁は、
前記係止爪部が挿入される挿入口が設けられ、
前記突起部が係止される
ことを特徴とする請求項1記載のルーフレール。
【請求項3】
前記第2外壁部は、下方に向けて開口されており、
前記突起部は、前記弾性片から下方に向けて突出している
ことを特徴とする請求項2記載のルーフレール。
【請求項4】
前記挿入部は、
前記前後方向と直交する水平方向における一方側にて前記第2外壁部の内壁面と面接触すると共に前記水平方向における他方側にて前記第2外壁部の内壁面との間に隙間を有する第1水平方向移動規制部と、
前記水平方向における前記他方側にて前記第2外壁部の内壁面と面接触すると共に前記水平方向における前記一方側にて前記第2外壁部の内壁面との間に隙間を有する第2水平方向移動規制部と
を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のルーフレール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルーフレールに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示すように、車両の屋根には、荷物を積載するためのルーフレールが取り付けられる場合がある。このようなルーフレールは、一般的に車幅方向に離間して2つ設置されており、2本で一対として荷物を下方から支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-143276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、大型のルーフレールを形成する場合には、ルーフレールを複数のパーツに分割して形成し、各々のパーツを繋ぎ合わせることで一体化することが考えられる。例えば、ルーフレールを前部と後部とに分割して形成する場合には、ルーフレールの長手方向の途中部位に、前部と後部との境界部が設けられることになる。このようなルーフレールは、前部と後部とを繋ぎ合わせた後に車両に取り付けられる。しかしながら、車両取付前の搬送中に境界部に力が加わると、前部と後部との位置関係が変化する可能性がある。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、複数のパーツに分割して形成されたルーフレールにおいて、パーツ同士の位置関係が変化することを抑止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、前後方向に沿って延伸するように車両に設けられるルーフレールであって、上記ルーフレールの前部及び後部のうち一方を形成する第1パーツと、上記ルーフレールの前部及び後部のうち他方を形成する第2パーツと、上記第1パーツと上記第2パーツとを締結する締結具とを備え、上記第1パーツが、外壁面が露出面であると共に中空に形成された第1外壁部と、上記第1外壁部の上記第2パーツとの対向面よりも上記第2パーツ側に突出して設けられると共に、前後方向から見て上記第1外壁部の内側に収容可能な大きさに形成される挿入部と、上記挿入部の先端面から突出する係止爪部とを有し、上記第2パーツが、外壁面が露出面であると共に中空に形成されて上記挿入部を挿入可能な第2外壁部と、上記挿入部に対して上記締結具を用いて締結される締結壁と、
上記係止爪部が係止される係止壁とを有するという構成を採用する。
【0008】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、上記係止爪部が、上下方向に撓むように弾性変形可能な弾性片と、上記弾性片から突出する突起部とを有し、上記係止壁が、上記係止爪部が挿入される挿入口が設けられ、上記突起部が係止されるという構成を採用する。
【0009】
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、上記第2外壁部が、下方に向けて開口されており、上記突起部が、上記弾性片から下方に向けて突出しているという構成を採用する。
【0010】
本発明の第4の態様は、上記第1~第3のいずれかの態様において、上記挿入部が、上記前後方向と直交する水平方向における一方側にて上記第2外壁部の内壁面と面接触すると共に上記水平方向における他方側にて上記第2外壁部の内壁面との間に隙間を有する第1水平方向移動規制部と、上記水平方向における上記他方側にて上記第2外壁部の内壁面と面接触すると共に上記水平方向における上記一方側にて上記第2外壁部の内壁面との間に隙間を有する第2水平方向移動規制部とを有するという構成を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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