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公開番号
2025130254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027298
出願日
2024-02-27
発明の名称
多相リニアモータ
出願人
株式会社タムロン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
41/03 20060101AFI20250901BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】十分な推力を確保しながら、小型化することができる多相リニアモータを提供する。
【解決手段】本発明は、所定方向の推力を発生する多相リニアモータ(1)であって、マグネット(14)及びヨーク(12)から構成され、対向する一対の空隙形成面(16a,16b)の間に磁束が透過するエアギャップ(18)を形成する磁気回(2)路と、駆動電流を流す複数の駆動用コイル(20,22,24)から構成され、磁気回路の一対の空隙形成面の間に配置されたコイルアセンブリ(4)と、エアギャップを透過する磁束を検出するための磁気センサ(6)と、を有し、磁気センサは、一対の空隙形成面と対向する、コイルアセンブリの少なくとも一方の面に取り付けられ、一対の空隙形成面の少なくとも一方には、磁気センサの少なくとも一部を受け入れる、推力発生方向に延びる凹部(28)が設けられていることを特長としている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向の推力を発生する多相リニアモータであって、
マグネット及びヨークから構成され、対向する一対の空隙形成面の間に磁束が透過するエアギャップを形成する磁気回路と、
駆動電流を流す複数の駆動用コイルから構成され、上記磁気回路の上記一対の空隙形成面の間に配置されたコイルアセンブリと、
上記エアギャップを透過する磁束を検出するための磁気センサと、
を有し、
上記磁気センサは、上記一対の空隙形成面と対向する、上記コイルアセンブリの少なくとも一方の面に取り付けられ、
上記一対の空隙形成面の少なくとも一方には、上記磁気センサの少なくとも一部を受け入れる、上記推力発生方向に延びる凹部が設けられていることを特長とする多相リニアモータ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
上記コイルアセンブリは、コイルアセンブリを構成する1つの駆動用コイルの直線部の間に、他の駆動用コイルの直線部が配置されるように構成されている請求項1記載の多相リニアモータ。
【請求項3】
上記磁気回路の上記空隙形成面の少なくとも一方が、上記推力発生方向に延びる複数のマグネットを並べて配置することにより構成され、上記凹部は、並べて配置された複数のマグネットの間の隙間により形成されている請求項1記載の多相リニアモータ。
【請求項4】
上記コイルアセンブリには複数の磁気センサが取り付けられ、上記磁気回路の上記空隙形成面には、上記複数の磁気センサを受け入れるように、上記推力発生方向に延びる複数の凹部が設けられている請求項1記載の多相リニアモータ。
【請求項5】
上記磁気センサは磁気検出部を備え、この磁気検出部は、上記磁気回路の上記空隙形成面に設けられた上記凹部の外側に位置する請求項1乃至4の何れか1項に記載の多相リニアモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多相リニアモータに関し、特に、所定方向の推力を発生する多相リニアモータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
多相リニアモータは一般に、磁気センサを備えており、この磁気センサによってコイルを透過する磁束を検出して、各コイルに流す電流を制御している。ここで、多相リニアモータにおいては、コイルの内側の空間に磁気センサを配置して磁束を検出している場合が多い。また、多相リニアモータには磁気センサを備えていないものもあるが、このようなリニアモータでは、始動時に磁極検出動作を行う必要があり、応答性の点で不利になる。
【0003】
一方、特開2009-201264号公報(特許文献1)には、三相リニアモータ用コイルユニット及び三相リニアモータが記載されている。この三相リニアモータにおいては、コイルユニットを構成する1つのコイルの直線部の間に、他の2つのコイルの直線部が配置されるように各コイルを組み合わせている。これにより、特許文献1記載の三相リニアモータでは、推力を発生するコイルの直線部を高密度で配置することができ、小型で大きな推力を発生することができるリニアモータを実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-201264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の三相リニアモータのようにコイルを配置し、コイルの実装密度を高めた場合には、コイルの内側に磁気センサを配置することができない。また、例えば、特許文献1記載の三相リニアモータにおいて、コイルの外側に磁気センサを配置したとすれば、コイルユニットが大型化してしまうという問題がある。或いは、コイルユニットの上面又は下面に磁気センサを配置したとすれば、リニアモータのマグネットやヨークと磁気センサが干渉しないように、磁束が透過するエアギャップを大きくする必要がある。しかしながら、エアギャップを大きくすると、リニアモータが発生可能な推力が低下するという問題がある。
【0006】
従って、本発明は、十分な推力を確保しながら、小型化することができる多相リニアモータを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明は、所定方向の推力を発生する多相リニアモータであって、マグネット及びヨークから構成され、対向する一対の空隙形成面の間に磁束が透過するエアギャップを形成する磁気回路と、駆動電流を流す複数の駆動用コイルから構成され、磁気回路の一対の空隙形成面の間に配置されたコイルアセンブリと、エアギャップを透過する磁束を検出するための磁気センサと、を有し、磁気センサは、一対の空隙形成面と対向する、コイルアセンブリの少なくとも一方の面に取り付けられ、一対の空隙形成面の少なくとも一方には、磁気センサの少なくとも一部を受け入れる、推力発生方向に延びる凹部が設けられていることを特長としている。
【0008】
このように構成された本発明によれば、磁気センサがコイルアセンブリの少なくとも一方の面に取り付けられ、一対の空隙形成面の少なくとも一方には、磁気センサの少なくとも一部を受け入れる、推力発生方向に延びる凹部が設けられているので、エアギャップを大きくすることなく、コイルアセンブリの面に磁気センサを配置することができる。これにより、大きな推力を得ながら、多相リニアモータを小型化することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の多相リニアモータによれば、十分な推力を確保しながら、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態による多相リニアモータを示す斜視図である。
本発明の第1実施形態による多相リニアモータの正面断面図である。
本発明の第1実施形態による多相リニアモータの側面断面図である。
本発明の第1実施形態による多相リニアモータを示す分解斜視図である。
本発明の第2実施形態による多相リニアモータの正面断面図である。
本発明の第3実施形態による多相リニアモータの正面断面図である。
本発明の第4実施形態による多相リニアモータを力覚フィードバック用モータとして使用した例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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